9月6日（火）、平和記念公園へ行きました。平和記念資料館の見学では、人の影の残ったコンクリートや焼けこげた弁当箱などをみたり、熱戦で溶けた瓦を触ったりと児童は，意欲的に学習していました。この経験を生かして，原子爆弾の威力や悲惨さを知り、原子爆弾が非人道的兵器であることを学び取り、核兵器のない平和な世界を実現しようとする心を育てていきたいと思います。　
　また，図画工作科の学習として、原爆ドームのスケッチをしました。自分の書きたい場所を選び、それぞれが上手に形をとって描くことができていました。

国語科の学習で，書評合戦「ビブリオバトル」に挑戦しました。「ビブリオバトル」は，誰でもできる本の紹介コミュニケーションゲームです．制限時間内に自分の本を紹介していき，最後に，読みたくなった人が多かった本「チャンプ本」を決めます。児童は互いに持ってきた本に興味を持ち，積極的に話をしていました。「今度は，いつするの。」と次を心待ちにする児童もいました。「人を通して本を知る．本を通して人を知る」ことができたらよいと考えています。

理科の学習でヘチマとカボチャを育てています。春の頃と比べて，くきを伸ばし，葉の数を増やしていることに気付き観察することができました。また，ヘチマとカボチャの花の特徴を知り，実のなる雌花が少ないことに気付きました。雌花が増えて，実ができることを楽しみにしているようでした。季節の変化によって，生き物も変化していくことを実感することができました。

　２年生は、８月３１日（水）２・３時間目に、「草や木のいのちを感じて、原子爆弾に耐え、強く生きぬいた、大銀杏の思いを考えよう」というねらいで、縮景園の被爆樹木「大銀杏」を見に行きました。
　縮景園には行くことがあっても、被爆樹木まで見たことがなかったとつぶやく子どもたちもいました。
　樹齢２００年以上で原爆投下の爆風に耐え、大きく傾いている大銀杏やその幹に刻まれた傷跡をじっくりと見ました。
　被爆樹木を見ることで、平和の尊さを感じ、今自分たちにできることは、友達を大切にし、仲良くすることだと考える児童も多くいました。