6月から7月にかけて，第6学年では，外部人材を招いて授業を実施しました。外部人材を招いての授業の良さは，なんと言っても，子ども達が本物に触れることができることです。本物に触れることにより，子ども達は実体験を伴って理解を深めることができます。今回は，二つの行事について紹介します。

(1)　総合的な学習の時間「室町文化を体験しよう」
　6月24日（火），三つのグループに分かれ，「茶の湯」「生け花」「水墨画」の体験をしました。「茶の湯」のグループは，地域の方の自宅に伺い，茶の湯の作法をはじめ，茶の湯を入れるときの心構えなどについて教えていただきました。「生け花」「水墨画」のグループは，学校に地域の方を招き，それぞれ「花の生け方」「濃淡を生かして墨を使っての絵の描き方」を教えていただきました。
　「ただ，お茶を入れるだけではなく，飲む人の気持ちを考える」「不等辺（ふとうへん）三角形に植えると，見る人を飽きさせない」「余白を生かし，見る人に強調して伝えたいことを描く」など，相手を意識した文化であったというｋんそうが子ども達から出ました。貴重な体験をすることができました。

(2)　7月8日（火）公益財団法人広島西法人会の方を招き，税について学びました。小学生一人あたり，年間に83万円の税金が使われていることに驚き，税金がない世の中に住むと非常に不便なことになることを知りました。消費税が8％に上がったことを，あまりよくないことのように捉えていた子ども達が，「税金があることで，安心して私たちは生活できていることを知った」とコメントしていました。後期，社会科で，税について学びます。今回のことを思い出させ，学習に生かしていきます。

第6学年では，JTサンダースの方を招いて，バレーボールのおもしろさについて教えていただく予定です。今後も，子ども達には本物にふれることができる機会を設けていきたいと思います。

７月号その１
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