最新更新日:2025/06/16
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校長室の窓 かんにし No.11

               か ん に し   NO 11
                          広島市立五日市観音西小学校
                             校長 西口治男

                祝!卒業

 明日は,いよいよ卒業式です。1年生の入学式の日から,数えて1200日あまり。それこそ,雨の日も風の日も,雪の日も,頑張って頑張って頑張った6年間でした。
 卒業する6年生に大きな拍手を送りたいと思います。
 昨日卒業式のリハーサルを体育館で行いました。スペースの関係で,明日の卒業式への参加は,4年生以上です。そのため,昨日のリハーサルには,全校児童が参加(見学)して卒業式の雰囲気を学びながら,出席できない1〜3年生も卒業をお祝いする最後の全校児童の集う場となりました。その場で相田みつをさんの詩を紹介しました。

『いのち』
「あのね 自分にとって一番大切なものは 自分のいのちなんだよ」 
「だから すべての他人のいのちが みんな大切なんだよ」
の詩です。卒業生も在校生もずっと命を大切にしていかなければなりません。

※ さて,明日の卒業をお祝いして,校長室の本棚から,1つのメッセージを届けます。
「負けるな 弱いものをいじめるな 嘘をつくな」という薩摩藩の御中教育の教えからきている話を,卒業をお祝いするメッセージに託していたので転記します。

 『負けるな』では,苦しいことや辛いことに負けるな!です。例えば,これから成績が思うように伸びないとか,友だちと上手くいかないとか,苦しいことや辛いことがどんどん押し寄せてきます。そんな時,負けて投げ出さないことです。人間は我慢し堪えることでスイッチがプラスに変わります。必ず長いトンネルの向こうに一点の灯りが見えてくるはずです。苦しいこと辛いことは,強くなるためのお知らせ,それを乗り越えると一回りも二回りも成長するはずです。信じて頑張っていきたいものです。  次に人の誘いに負けるな!ということもあります。思春期は,どうしても友だちが気になり,自分がどう見られているか気になってしまいます。そんな不安が接着剤になって,友だちと同じようにしなければ金縛りにあい,自分らしく自由に考え,行動することができない状態が生まれます。それでは,自分づくりはできません。思い切ってその壁を破り,人の誘いや意見に左右されないで自分の考え,判断,行動力を伸ばしてほしいものです。  

 『弱いものをいじめるな!』では,特に,何人かで寄ってたかって,ふざけたりからかったりしていじめるな!ということを強く言いたいのです。人は,群れてくると冷静な判断ができなくなり,違う方向にエスカレートしてしまいます。ブレーキが効かなくなるのです。これも心に刻み込んでほしいものです。

 『嘘をつくな。』では,したことをしていないと嘘をつくな。できないことをできると嘘をつくな。人を喜ばせようと嘘をつくな。人のせいにする嘘をつくな。人間は,嘘をつけばつくほど「人の道」から大きく外れます。昨今のさまざまな事件がそのことを物語っています。人間の根本は,正直で誠実であることです。みんなの清らかな心で,そのことを広げて欲しいものです。

      ・・・明日は,素晴らしい卒業式を創ります。・・・

校長室の窓 かんにし No.10

              か ん に し  NO 10
                           広島市立五日市観音西小学校
                               校長 西口治男

            春光おだやかな季節となりました。

 さて,過日,学校評価アンケートにご協力,誠にありがとうございました。その中の文章記述をいただいたものは,基本的に個別に対応等させていただいています。その他,全校にかかわるものの中から課題や方向をピックアップさせていただき報告とさせていただきます。

● 教科の指導にばらつきがある。教科によっては,保護者も専門家の場合もある。授業は,よい準備をして,指導の充実を図って欲しい。
○ 指導法研修等を重ね,指導の見直しを図りながら,よりよい授業を行います。

● 子どものノートを見ると,不安になる。内容も充実させて欲しい。キャラクター鉛筆使用などの学習用具に関しても統一した指導をしてもらいたい。
○ 年度も変わります。統一した指導をしていきます。まず家庭で,削った鉛筆を5本用意するなどの準備をきちんとし,学校での学習では,教員が必ず下敷きを使うことやノートの使い方、評価等を含め、今まで以上にきめ細かく指導して行きます。

● 乱暴な言葉遣いや呼び捨てが気になります。
○ 言葉の使い分け(場に応じて)は,学力と相関関係にあり,比例する!とも言われます。学校でも憂慮しています。学校は,もちろん地域でも,スポーツ教室や遊びの場でも呼び捨てなどは,みんなで止めなければなりません。タメ口や呼び捨ては,親しさの表現でもないし,よりよい指導ができる糸口でもありません。同時に,教師と子どもたち間も,友だち言葉や馴れ合い言葉はしないよう指導していきます。教わる相手に対して尊敬の気持ちが失われたら教育は成立しません。学校も全職員で気をつけ,また,指導して参ります。ご家庭におかれましても同一歩調をとっていただけますよう宜しくお願いいたします。

※その他,アンケートの中には,各種行事や活動への要望や御意見もありました。その多くは,ボランティアの方々への感謝の気持ちを届けてくださいました。
 学校と地域と保護者は,三輪車の三つの輪です。ばらばらな思いや行動が起こってしまうと,前に進むどころか,三輪車は,分解するのが目に見えています。そのとき,一番戸惑い,迷い苦しむのは,三輪車の上に乗っている子どもたちです。同じスタンス・気持ちで子どもたちを育てていかなければなりません。
 また,学級経営等への温かい評価の声もたくさんいただきました。同時に,個別にお話をさせていただく機会を与えていただいたケースもあり,学校の前進に有益なものとなりました。アンケートの中で数値に表せるものは,学校のホームページに載せます。ご覧ください。
 お届けいただいた評価を心に留め,全教職員が新たな年度を迎えます。一年間,御理解御支援ありがとうございました。来年度も引き続き宜しくお願いいたします。

校長室の窓 かんにし No.9

             か ん に し  NO 9
                       広島市立五日市観音西小学校
                          校長 西口治男

             「かんにし土曜塾」について

 学校から見える広島湾の美しい景色は,冬から春へ確実にその色を変え始めました。
 この一年間の朝の出勤時,駐車場から玄関までの間で,その陽の昇る美しさに感動し,何度シャッターを切ったことでしょう。学校は,海抜110mです。
 いよいよ,学校は,まとめの3月になりました。昨年4月の人事異動で,本校に着任以来,早いもので,1年が過ぎようとしています。私自身,今年度ほど,学校と地域の結びつきの強さ,学校が地域に支えられている!と感じたことは,ありませんでした。本当にありがとうございます。NO7でも書きましたが,保護者の皆様,地域,学校は,地域の宝である子どもたちを健やかに育てるパートナーです。引き続き宜しくお願いいたします。
 さて,このたび,土曜日に子どもたちが,学校で学習する機会「かんにし土曜塾」を開くことにしました。目安は,1か月に1回です。ねらいは,「一人で勉強する力を身に付け,家庭学習につなげる!」です。(4月以降の来年度の実施予定日は,後日決定します)
 子どもたちが,土曜日の午前中,学校に来て,一人で学校の宿題をしたり,その部屋に用意してあるプリントをやったりします。基本は,一人で悩み,考えながら学習します。その中で,難しいところを地域の有志の方々にサポートしていただきます。
 会場は学校ですが,支援者サポートは,学校の先生方ではなくて,地域の有志の方々です。青少年指導員さんや大学生ボランテイアや元教員等,有志の方々の予定です。
ただ,学校休業日ですから,学校の行き帰りの事故について一切の保険が適用になりません。それを承知の上で,各家庭の責任の下に参加させてください。徒歩なら一人ではなく,複数で。または,車を含めた送迎が,安全面でも望ましいと思います。

プレ・「かんにし土曜塾」
  日時・・・3月15日(土)9:00〜11:30
  会場・・・五日市観音西小学校 図書室or?(参加人数によって前日に決定)
  参加・・・下記の申込み票を前日までに
       校長室前の「かんにし土曜塾」参加申込み箱に自分で投函

    −−−−−−−−−− キ リ ト リ セ ン −−−−−−−−−−           
3月15日の「かんにし土曜塾」に保護者責任のもと,参加します。

( )年( )組  参加児童名(          )

          保護者名 (         印)

校長室の窓 かんにし No.8

             か ん に し  NO 8
                        広島市立五日市観音西小学校
                          校長 西口治男

             スマートフォン等について

 春寒の候,保護者の皆様には,ますます御健勝のこととお喜び申しあげます。
さて,数年来,スマートフォン等の急速な普及により,これらを利用した少年の非行や被害が全国的に増加しており,佐伯区内の小・中学校においても犯罪に至ってしまうケースも報告されています。小学生の時期において,スマートフォン,携帯電話,携帯音楽プレーヤー,携帯ゲーム機等は,多くの場合基本的には必要ないものです。これらを安易に買い与えない保護者の共通認識が必要であると言われています。
 児童生徒が,スマートフォン,携帯電話,携帯音楽プレーヤー,携帯ゲーム機等を持つことが問題視されているのは,これらの機器がインターネットに接続できるからです。子どもたちは,親が知らないうちに有害サイトに入ったり,ラインで繋がったりして,気が付いたら「いじめ」「非行」「犯罪」に巻き込まれているのです。最近では,通常のフィルタリングは,Wi-Fiのある施設では効果がなく自由にインターネットを利用しているというのが現状もあるようです。
 保護者として,子どもたちを守るために必要な対策を講じることが重要です。判断力,自制心,責任力が十分に備わっていない子どもたちを我々おとなが見守り,導いていきましょう。事情によりスマートフォン等を持たせる場合や今後持たせる予定がある場合は,御家庭で使い方について十分に話し合い,子どもが被害に遭ったり安易な使用をすることがないよう,必要な対策をお願いいたします。

◎スマートフォン等を利用した児童生徒の問題行動(佐伯警察署からの情報)
  ・無料通信アプリ「ライン」等を使って,他校の児童生徒たちと交友関係を
   もち,グループ化し,犯罪行為を行ったり,公園,コンビニ等に集まり,
   深夜徘徊,喫煙,飲酒といった不良行為を繰り返したりしている。
  ・知り合った児童生徒の間で,上下関係ができ,窃盗行為を強要する。 特定
   の相手の悪口や誹謗中傷を書き込む等の陰湿な「いじめ」に発展する
   ケースも増えている。
 3月になり,進級したり進学したりするこの時期のタイミングで,携帯等の購入を考えられているご家庭もあるかと思います。そこで,昨年秋にもPTA主催で携帯講座を開催されましたが,今回は,学校主催で「子どもたちを守るための携帯講座」を下記の要領で実施します。是非,ご参加ください。

日時・・・3月15日(土)18:30〜20:00
会場・・・五日市観音西小学校 図書室or体育館(参加人数によって決定)
参加・・・下記の申し込み票を前日までに担任に提出(当日参加もOK)

   −−−−−−−−−− キ リ ト リ セ ン −−−−−−−−−

3月15日の携帯講座に参加します。
 ( )年( )組 参加保護者氏名(          )

校長室の窓 かんにし No.7

             か ん に し  NO 7 
                         広島市立五日市観音西小学校
                            校長 西口治男

              ワンランクアップ

 立春を過ぎ,ときどき微かに春も感じますが,まだまだ厳しい寒さの日々です。今年度もあと一月になってきました。もう一度,子どもたちと教職員とともに手綱を引き締め直し,学習に向かう態度や姿勢,そして生活態度も見つめ直し,さらにランクアップさせて次の学年につなげたいものです。
 そのために,例えば,まず,毎日,筆箱には削った鉛筆が5本入っていますか,「ものさし」や「赤い筆記用具」が必要です。ノートを見ると下敷きを敷いて書いてるか,上手か下手かではなくて,丁寧に書いているかどうかなどは,一目瞭然です。それだけで,学習へ向かう姿勢が見えるようです。もしも,ハンカチを持っていなかったら,一日何度か手を洗った後どうしているのでしょう。学校が安全で楽しく,そしてしっかり学べる場であるために,よい準備はどうしても必要です。 さて,最近,本来は室内では着ない厚手のジャンバーやベンチコートなどの防寒着を着たまま授業を受ける子が目に付きます。教室では自分から防寒着を脱ぎ,トレーナーやセーターなどで(寒ければ下着の重ね着やセーターなどを着て)授業を受けるよう指導しています。  理由は,まず1番に安全面です。家庭科の調理実習では,火を使ったり刃物を使ったりします。理科の実験でもガスやアルコールランプや熱湯や塩酸なども使います。図画工作科でも彫刻等や版画インキやカッターナイフなどを使います。このような学習でジャンバーを着たままで進めることはあり得ません。2番目は,衛生面です。調理実習や給食なども衛生的に進めたいものです。3番目に,動きにくく厚手の服は、習字など細かい学習に支障となることもあります。このような理由で,子どもたちにジャンバーなどの防寒着は脱いで,ハンガーポールなどに架けて授業を受けるよう指導していますが,防寒着の下は,Tシャツだけの子どもたちもいて指導が難しくなっています。そこで,ご家庭への御協力のお願いです。教室は,必ずエアコンやストーブなどの暖房が効いています。学習への準備の1つとして室内では,自分から防寒着を脱ぎ,もちろんネックウォーマーなども外し,トレーナーやセーターなどで(寒ければ下着の重ね着などしてでも)きちんと授業をうけるよう服装も整えていきたいものです。

※ 学校は,地域の財産です。基本的には,地域の皆様や保護者の皆様に,学校は,いつも開かれています。いつでも御来校ください。
そこで,3月より毎月第3火曜日(昼間は、ふれあい相談日)の夕方5時から8時までを校長室開放日とします。地域の方,保護者の方など,どなたでもご来室ください。世間話やよろず相談や情報提供や単なるお茶でも大丈夫です。保護者の皆様と学校は,子どもたちを健やかに育てるパートナーです。地域の皆様のお支えもいただきながら,子どもたちの幸せのために語り合い,共に歩んで行かせていただきたいと思っています。

力作ぞろい!陶芸教室

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 毎年、本校がご指導頂いている、岡先生に今年度も4年生が陶芸制作でお世話になりました。陶芸が初めての子どもたちがほとんどで、目をキラキラさせながら先生の話を聞いていました。
 粘土をろくろの上に乗せ、お椀やお皿の形を作っていきます。何人かのボランティアの先生にも手伝ってもらいながら、「世界に一つしかない自分だけの作品」を作り上げていきました。デザインも、子ども一人一人個性があり、力作ぞろいでした。
 楽しそうに粘土をこねている子どもたちを見て、貴重な体験ができたとても素晴らしい時間になったと思います。焼き上がりが楽しみです。


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広島市立五日市観音西小学校
住所:広島県広島市佐伯区坪井三丁目877
TEL:082-921-1171