１１月２１日(木)、全校児童で「ひろしま美術館」に行き美術鑑賞学習をしました。オランダハーグ派展の最中で、たくさんのすばらしい作品に出会うことができました。自分の好きな作品を見つけながら静かに鑑賞し、他のお客さんにもほめられて、得意顔の子どもたちでした。

　１１月７日(木)、全校児童で、江波山気象館と広島市環境局中工場を見学しました。江波山気象館では、粉塵爆発などの実験や台風体験など興味深いものがたくさんあり、楽しみながら、自然環境保全の大切さを学習しました。中工場では、大きな施設に圧倒されながらも、ゴミ処理についての知識を深めることができました。

　１１月２日(土)に学習発表会を行いました。１・２年生は劇「したきりすずめ」、３・４年生は「なんでも研究所」、５・６年生は「笑点 〜修学旅行編〜」を発表しました。　子どもたちは、大勢の人を前に緊張しながらも、みんなで心を合わせてがんばり、ひとまわり成長することができました。

　３〜６年生が久地保育園に行き、サックスの演奏を聴いたり、一緒にリズム遊びをしたりして、楽しく過ごしました。最後に、小学生が「音楽のおくりもの」の合唱を披露し、たくさんの拍手をもらいました。

　９月１９日（木）に太田川河川事務所の方々の指導を受けて、壬辰橋付近で水生生物を採取し、水質調査を行いました。川は滑りやすいので、転ばないように気を付けて歩きながら、石の裏についている虫を見つけました。
　ヒラタカワゲラ、ナガレトビケラ、ヒラタドロムシなど、普段は気づかない虫をたくさん見つけました。水のきれいなところにすむ虫が多いことをみんなで確認し、パックテストも行いました。その結果、太田川は、比較的きれいな川であることが分かりました。

　９月１５日(日)に久地連合自治会と久地小学校の共催で、「久地学区ふれあい大運動会」を行いました。当日の降水確率は８０％でしたが、久地小学校の子どもたちと久地学区のみなさんのやる気で雨もふきとび、最後までやりきることができました。
　短い練習期間でしたが、一生懸命練習した一輪車の演技を、地域のみなさんに披露し、たくさんの拍手をいただき、子どもたちは満面の笑顔でした。

　今年度も、久地地域活性化グループのみなさんにご指導いただき、３回目の稲刈りを体験しました。今年は、先日の大雨で少し倒れ気味の稲でしたが、餅つきを楽しみにしている子どもたちは、あっという間に刈り取りました。

　はじめに、平成２０年度に当時の５・６年生が制作した「黒い川」という絵本の読み聞かせを聞きました。そして、その絵本のもととなる体験談をお話してくださった久地在住の水本幹人さんを講師としてお招きして、当時の様子を教えてもらいました。
　子どもたちは、６８年前の８月６日、広島に原爆が落ちたとき、自分たちが住む久地まで、紙くずや薄い鉄板が飛んできたり、学校のすぐそばを流れる吉山川が真っ黒になってたくさんの魚が死んだりしたという話を聞いて、原爆の恐ろしさや悲惨さを改めて感じていました。

　昨年度末に児童全員で合唱したＮコン「ふるさと」の動画が、ＮＨＫ「いっしょに歌おうＮコン８０」のホームペ―ジhttps://www.nhk.or.jp/ncon/80th/index.htmlに掲載されました。投稿一覧のページからご覧になってください。

　７月２２日（月）の水泳の時間に、久地保育園の年長児１３名がやってきました。
　一緒に準備体操をしたり、遊んだりしました。小学生は「だいじょうぶ？」「こわくない？」と、お兄さんお姉さんらしく、年長さんを水の中に誘っていました。浮き輪をつなげて、「電車みたいだよ。」と、遊びの中にもアイデアが飛び出していました。

　７月１０日（水）に、３・４年生が「特別養護老人ホームみくに」に訪問しました。
　自己紹介、歌・リコーダーの発表、ゲーム、肩たたきなど、施設の方に喜んでもらえるよう、プログラムを考えました。当日は、たくさんの拍手をいただき、子どもたちもいい経験ができました。

　１・２年生が、七夕飾りをつくりました。
　７月２日(火)には、七夕飾りをつけた笹に、全校児童と教職員みんなで、願い事を書いた短冊を結びつけました。みんなの願い事、かないますように…。

　６月１７日に、地域の方たちや保護者の方にもお手伝いいただき、プール掃除をしました。暑いなか、みんなで頑張って掃除をして、１年間のプールの汚れをすっかり落としました。
　そして、６月２７日、いよいよ、みんなが楽しみにしていたプール開きです。始めに各学年の代表児童が、この夏の「水泳のめあて」を発表しました。そして、プールに入り、縦割り班で「浮島リレー」をして水慣れです。浮島に乗せてもらった低学年児童は大喜びでした。

　６月９日（日）に、地域安全マップを作りました。広島県環境県民局県民活動課地域安全グループの方や、警察の方、比治山大学の学生さんたちに教えてもらいながら、フィールドワーク、マップ作成、発表をおこないました。危険な場所は「入りやすい」「見えにくい」というキーワードをしっかり覚えました。

　６月７日(金)、１・２年生が、久地保育園の園児２２名と一緒に、１１名の地域の方々に、さつまいもの苗の植え方を教えていただきました。「土をしっかり掘って」「苗は寝かせて植えるんだよ。」　１００本の苗をあっという間に植え終えました。
　その後、地域の方たちが、久地っ子農園の上に防鳥ネットをかけてくださいました。これで、トマトや落花生の栽培も安心です。

　5月21日(火)に「交通安全教室」がありました。１・２年生は「歩行教室」、３・４年生は「自転車教室」です。１・２年生は、「止まる。右見て、左見て、もう１度右を見る。」と声を出しながら、歩きました。３・４年生の自転車走行も、ヘルメットをかぶって緊張の面もち。「上手にできたね。」と、ほめてもらって、みんな嬉しそうでした。

　5月30日(木)に、「ふれあい給食」をしました。保護者や地域の方たちと一緒に給食をいただきました。この日のメニューは、「やきそば、パインパン、シュウマイ、ミニトマト、牛乳」でした。みんなでお話をしながらおいしく給食をいただいた後の「食育タイム」では、我が家のとっておきメニューの紹介や、久地南小学校の栄養士さんのお話を聞いて、楽しい時間を過ごしました。

　6月4日(火)に，児童集会で「ウォークラリー」をしました。縦割り班で、隠されているクイズの封筒を探して答えたり，歌を歌ったり，人文字を作ったりして点数を競います。追加問題の「前屈」では，点数に直接結びつくため，普段は体が硬い子も，このときばかりは「えいっ！」と気合いで，床下まで手先が伸びていました。

　6月4日(火)に，インターネットで配信された「第７０回全国学童歯みがき大会」に全校児童で参加しました。「つまようじの先についた歯垢の中に，細菌が２億個もいるなんて，初めて知ったよ。」「１個の歯を，２０回も磨くことがわかったよ。」「鏡を見て，きちんと磨くことをがんばります。」など，たくさんの感想を持ちました。

ごあいさつ

　本校は，明治７年７月に啓蒙社として創立し，時代の移り変わりとともに，久地尋常小学校，久地尋常高等小学校，久地国民学校，久地村立久地小学校，安佐町立久地小学校と名称を変え，昭和４６年５月に広島市との合併により，「広島市立久地小学校」になりました。この間，昭和４５年には宇賀小学校と統合，昭和５６年には久地南小学校と分離し，現在に至ります。

　緑が多く，豊かな自然に恵まれた久地小学校は，今年度，複式学級３，児童２０名，教職員９名でスタートしました。家族的な雰囲気の中で日々の学校生活が営まれ，子どもたちはそれぞれに役割を担い，生き生きと穏やかに学校生活を楽しんでいます。また，いつも温かいまなざしで見守ってくださる地域・保護者の皆様のご支援を受け，本校は，地域に根ざした学校として，小規模校のよさを生かした教育活動を展開しています。

　学校教育目標として，「人間性豊かで，知・徳・体の調和の取れた子どもを育成する」ことを掲げ，今年度は特に「基礎学力の定着と学習意欲の向上」，「コミュニケーション能力の向上」，「運動の習慣化と向上」に取り組んでいます。

　今年度も，地域・保護者の皆様をはじめ，多くの皆様のお力添えをいただきながら，子どもたちが楽しく学び，力をつけることができるよう，教職員皆で心をあわせて，日々の教育活動を進めております。どうぞよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿広島市立久地小学校長　平田　美紀