最新更新日:2024/06/12 | |
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自分が『先生』 〜おおぞら学級 算数の時間〜
おおぞら学級の子どもたちが静かに算数の学習をしています。
それぞれ学習内容は違いますが、みんな集中して学習に向かっています。 ある子どもが、100玉そろばんの珠を上手に操作しながら、先生と一緒にたし算の問題を一生懸命解いています。 その隣には、ノートに青色のボールペンで問題を書いている子どもがいます。 どうして青色のボールペンで?と思い、尋ねてみると、いつも先生にボールペンで問題を書いてもらってそれを解いており、今日は自分が先生の代わりにボールペンで問題を書いて、それを解いているのだとか! もちろん、先生から言われて仕方なくやっているのではありません。 おそらく先生が他の子の支援で手が離せないことを理解し、さらにどんどん問題を解いていきたいという意欲で、自分から進んでやっているのでしょう。 教師の仕事は子どもの学びを支えることですが、時には自分が『先生』になり、自分の学びを自分で支えられる子どもを育てていくことも大切だなと気付かされた瞬間でした。 |
広島市立古田小学校
住所:広島県広島市西区古江西町18-43 TEL:082-271-5204 |