校長あいさつ

桜の季節を迎え、本校創立７４周年目の令和２年度がスタートしました。
しかし、今年は例年と違う春を迎えています。
３月初旬より全国の学校が臨時休校となり、国内外における感染症拡大防止に向けた取組を行っている状況の中、４月の始業式と入学式を迎え学校が再開しました。

今後も、予定や計画していた行事や取組等が延期、変更、または、中止となる場合もあり、大変なご心配とご迷惑をおかけしますが、生徒の健康安全面についてできる限りの配慮を行ってまいります。
なかなか見通しが立ちにくい情勢ですが、広島市教育委員会との連携を図り本校教育の推進にあたります。
何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願いします。

本校の生徒たちは明るく素直で、日々の授業はもちろんのこと、特別活動や部活動、さらには地域でのボランティア活動などに積極的に取り組んでいます。これからも生徒の皆さんには、たくさんの経験と学びを通して大きく成長してほしいと思います。
本年度、特にみんなで頑張りたいことは「自分から笑顔であいさつ」と「支えられていることに感謝して、支えることができる人に成長しよう」です。人と人とのつながりを大切にするための気持ちのよい自分からの「笑顔であいさつ」と、自分は陰ひなたに多くの人に支えられている、そのことに気が付き、心から感謝するとともに今度は誰かを支えることができるような人に成長してほしいということです。

生徒たちにとって安全で楽しく、充実した学校生活となるよう、全教職員が一丸となって取り組んでいきますので、今後とも保護者や地域の皆さまのご理解とご協力、そして温かいご支援をよろしくお願いします。

令和２年４月１日
広島市立江波中学校長　木下　健一