これまで6年生は,八木さんから被爆体験を聞き,平和の碑めぐりを行ったことを基に,一人一人が学習問題を設定し,1945年8月6日の悲惨な現実と,広島市民の願いなどについて学習を深めてきました。そのまとめとして,7月最後の総合的な学習の時間では,各学級で「6年生ピースサミット」を開き,平和な社会を築くために,今の自分にできることを学級で語り合いました。自分の言葉や素直な気持ちを精一杯言葉にし,特に「伝承の大切さ」については,多くの児童が考えを述べていました。ピースサミットの中では,「なぜ,核兵器は無くならないのかもっと考えたい。」「広島の人は復興に向けてどのような努力をしたのか知りたい」などの,新たな学習問題も子どもたちから出てきました。8月6日は,今回の学習で高めた平和を願う気持ちをもって,平和に思いを寄せる1日を過ごしてほしいと願っています。