最新更新日:2024/06/10 | |
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1月31日 今日の給食ごはん すきやき はりはり漬 ぽんかん 牛乳 すきやきは、明治時代に、農家で田んぼを耕すときに使っていた「すき」という道具を火にかけて、そのうえで肉を焼いたことが始まりとされています。今のすきやきは、関東風と関西風があり、関東では割り下と呼ばれるだし汁としょうゆ・みりんを合わせた調味料で煮て作ります。一方関西では、焼いた肉にしょうゆと砂糖で味をつけ、野菜から出る水分で煮て作ります。給食のすきやきは関西風の作り方で、炒めた肉に味をつけ、野菜を入れて煮ていきます。水を全く入れていないのですが、真ん中の写真を見ていただくとわかるとおり、野菜などのおいしい水分がたくさん出ています。すきやきのイメージと少し違うかもしれませんが、とってもおいしいすきやきができました。今日はよく食べていました。 1月30日 今日の給食おさつカレー ごぼうからあげのり入り 牛乳 今日は、江波小学校独自献立最終日の3日目でした。今日は6年1組のみなさんが考えてくれた献立です。おさつカレーは、給食で大人気のカレーに、じゃがいもの代わりにさつまいもを使いました。ごぼうはからあげにして何にでもあう海苔を入れて香ばしく揚げました。私が家でごぼうのから揚げを試作したときは、海苔がじょうずにごぼうに付かないし、薄く切りすぎたのかすぐに焦げてしまい、とーっても苦いから揚げができました。このことを給食室の先生に報告し、給食では慎重に、上手に揚げてくれました。 3日間という短い期間でしたが、試行錯誤しながら子どもたちのイメージになるべく添うように作りました。6年生の子どもたちが気に入ってくれるような献立になったか不安ですが、6年生の皆さんと一緒に授業ができ、一緒に献立を考え本当に楽しかったです。6年生のみなさん、ありがとうございました。 1月27日 今日の給食ふわふわ丼 がじつあえ 牛乳 がじつあえは、賀節(がせつ)とも呼ばれます。がじつは「元旦」という意味がある尾道市でお正月に食べられている郷土料理です。瀬戸内海に面し、山も海もある尾道市ではお正月に「海のものと山のものを合わせていただく」という風習があります。尾道でとれるあなごとほうれん草を使い、ごま・酢・砂糖で和える和え物です。給食では、味のついたあなごが納品されるので、ゆがいたほうれん草と、味のついたあなご、酢・しょうゆ・砂糖で和えます。たくさんのほうれん草を使うのですが、あなごのおかげでとても食べやすい和え物になりました。 1月26日 今日の給食バターパン チキンビーンズ 野菜ソテー 牛乳 給食で週に1回のパンは子どもたちに人気があり、毎回残りがとても少ないです。パンは、いまから6千年くらいまえにエジプトで作られたのが最初と言われています。そのころのパンは、うすいせんべいのようなものだったそうです。日本には、今から400年くらい前の戦国時代にポルトガル人によって伝えられたそうです。新しいものが好きだった織田信長は、パンを好んで食べたといわれています。私が見た映画の特典映像で、昔のことをやった映画だったのですが、「パンを焼いてほしい」と言い、持ってこられたパンが本当にせんべいのようなパンでした。その映画は面白い映画だったので「こんな硬いのは嫌だ」と言っていたのですが・・・。織田信長はどんなパンを食べていたのか気になります。 1月25日 今日の給食ごはん 高野豆腐の五目煮 おひたし 牛乳 給食で週に4回でてくる米ですが、米という漢字をよく見ると、「八」「十」「八」という漢字が組み合わさったように見えます。これは、米が実るまでに88回もの手間がかかるという意味でこの字になったといわれています。今は便利な機械もあるので、昔と比べると米作りも楽になったと言われてはいますが、それでも田んぼの準備から始まり、稲を育てて米を収穫するまではたくさんの手間がかかります。私の親戚の家でも後継者がいない家もあり大変だと言っていました。農家さんが大切に手をかけて育てられた米を大事に食べたいですね。 1月24日 今日の給食ごはん さけの塩焼き 広島菜漬 みそすいとん 牛乳 1月24日から30日は、全国学校給食週間で「毎日、おいしく給食が食べられることに感謝し、給食や食べ物の大切さについて考えてみよう。」という週間です。今日は、日本で給食が始まった明治22年に出されていた、さけの塩焼きと漬物のメニュを取り入れています。また、みそすいとんは昭和30年ごろによく食べられていた料理です。食べ物が少なかった時代、ご飯がなくてもおなかがいっぱいになるよう、小麦粉で作った団子を汁物に入れて食べていたそうです。給食では食べやすいよう小麦粉に米粉を混ぜて団子を手作りしています。もちもちしていておいしい団子など、食べられることに感謝し、しっかり食べてほしいです。 1月23日 今日の給食ごはん あつあつあげあげはじけっこたこフライ どんどんせめるけぇ!ドラゴンきんぴら 豆乳のさつまいもスープ 牛乳 今日は、江波小学校独自献立2日目です。今日の献立は6年3組のみなさんが考えてくれました。 たこフライは、寒いときに食べると温まる揚げ物で、自分の心もあげあげになるようにということでたこをフライにしました。きんぴらは、広島のバスケットボールチーム「ドラゴンフライズ」のイメージカラーであるオレンジにするために、ごぼうのきんぴらにかぼちゃを入れました。さつまいものスープはシチューのようにするために豆乳を使いました。どれも心温まる献立で、私には思いつかないような発想の献立ばかりでした。 1月20日 今日の給食ごはん ホクホクさつまいもコロッケ レモドレサラダ 桃太郎だんご汁 牛乳 プリントなどでもお知らせしましたが、今日は江波小学校独自献立の日でした。 6年生は総合的な学習の授業で広島県の地場産物や郷土料理について勉強し、給食の献立を考えます。考えるだけではもったいないと思い、広島市統一献立を中止し、江波小学校独自の献立にします。 今日はその1日目で、6年2組の子どもたちが考えた献立を取り入れました。みんな一生懸命考えてくれ、どれもよくて選ぶのに本当に困るくらいいい献立がたくさんありましたが、厳選に厳選をかさね、この3つの献立に決めました。上の写真は子どもが書いた絵を切って貼ったもの、下の写真は今日の給食です。イメージ通りだったかな。 コロッケは給食室で初めて手作りして作ったのでドキドキしたのですが、子どもたちも喜んで食べてくれて本当にうれしかったです。 23日は3組、30日は1組の献立です。みんな、楽しみにしてくれるといいなと思います。 1月19日 今日の給食パン 豚肉と野菜のスープ煮 豆腐サラダ 牛乳 今日の豆腐サラダは、たくさんの材料が入っています。給食室で作った炒り卵、マグロのスープ漬け、小さく角切りにしてボイルして冷ました豆腐、輪切りにしたきゅうり、千切りにしたにんじんです。これらの材料をマヨネーズ風調味料・食酢・さとう・塩・こしょうで味付けし、最後に半すり白いりごまを入れて完成です。今日は寒く水が冷たいので、サラダがよく冷えていましたが、味がしっかりついていてとてもおいしかったです。たいくさんの材料で少し手間がかかりますが、ぜひご家庭でもお試しください。ごまがたくさん入ったほうがおいしいですよ。 1月18日 今日の給食ごはん 小いわしのから揚げ 煮ごめ ひろしまっこ汁 牛乳 毎月19日は食育の日です。今月は19日が木曜日でパンの日なので、18日が食育の日の献立になっています。今月は広島県に伝わる郷土料理「小いわしのから揚げ」と「煮ごめ」を取り入れています。煮ごめは、広島湾沿岸から芸北にかけて食べられている料理です。「にこみ」がなまって「にごめ」と呼ばれるようになりました。小豆が苦手な子どもが多いです。煮物に入るともっと珍しく、あまり食べてくれません。給食でも何回も何回も試行錯誤をくりかえしながら、毎年出しています。以前と比べとても食べやすくなりました。もっと食べてほしいなと思います。 1月17日 今日の給食広島カレー 三色ソテー 牛乳 広島カレーには、隠し味に牡蠣で作られるオイスターソースが使われています。オイスターソースは、牡蠣を塩漬けにしたものを発酵させて作る中国でうまれた調味料です。かきは、広島の特産品でもあり、広島カレーには、オイスターソースのほかに、お好みソースも入っていて、広島カレーという名前が付いた由来にもなっています。今は牡蠣のおいしい時期でよくテレビでも見ます。カキフライ、焼き牡蠣、蒸し牡蠣、牡蠣の土手鍋、いろいろな料理がありますね。 1月16日 今日の給食ごはん さわらの天ぷら ひじきの炒め煮 かきたま汁 牛乳 今日は給食に地場産物を使った献立です。かきたま汁に使われている卵とねぎ、えのきたけは広島県でも多くつくられています。広島県の卵は、全国の中でも生産量が多く、広島市では、安佐北区小河原町が主な産地です。いろいろな料理に使われる卵は、古くから食べられていました。日本では、安土桃山時代にカステラが伝わったとき、その材料として使うようになりました。家庭で多く食べられるようになったのは明治時代だそうです。給食室で卵を割り、白身と黄身をよく混ぜてかきたま汁の中に入れるのですが、きちんと混ざってないと黄身の固まりができてしまうので、卵を汁の中に入れるとき、きちんと混ざっているかそーっと入れます。今日もきれいに混ざっていました。 1月13日 今日の給食ごはん 雑煮 かえりいりこと黒豆の甘辛煮 栗きんとん 牛乳 1月の給食のテーマは「食文化について知ろう」です。日本の食文化は、季節ごとの行事やお祝いなど、自然と深く結びついて育まれてきました。特に一年の始まりを祝う正月料理を「おせち料理」と呼び、その地方や家庭に伝わる、雑煮や料理を食べる習慣があります。今日はおせち料理でよく使われる食材を取り入れています。黒豆の「まめ」とは「いつまでもまめに暮らせますように」という願いが、黄金色の栗きんとんは「豊かに一年を過ごせますように」という願いが込められています。あまりおせち料理を食べなれないせいか、いつも栗きんとんが残ってしまいます。しっかり食べてほしいです。 1月12日 今日の給食パン カリフラワーのクリーム煮 フレンチサラダ カリフラワーは別名「花キャベツ」ともいわれるように、キャベツの仲間です。食べているところは花のつぼみの部分で、日光に当てずに育てるので白くなります。クリーム煮に入れるときにはゆでたものを入れるのですが、ゆでるときには湯に塩と酢を加えます。そうすることにより、やわらかく白くゆであがります。牛乳・白しめじ・カリフラワーの白の中に、パセリとにんじんの色が生えとてもきれいで、食欲をそそるクリーム煮ができあがりました。今日は寒いので、クリーム煮がぴったりの日になりました。 1月11日 今日の給食ごはん さばの竜田揚げ 紅白なます すまし汁 牛乳 いつも給食委員の子どもたちが給食の残食を量ってくれます。「残っているこの献立名はなんですか?」と聞かれたので、「紅白なますよ。」と教えたときに、「えっ?なまず?」と言っていました。その前にすまし汁のことも「すまし味噌汁」や「すます汁」などとも言っていたので、最後には「紅白すまし」と言って笑わせてくれました。あまりなじみのない言葉ですが、「なます」というのは酢の物のことです。今日の給食のなますは、赤い色をした金時にんじんと、白い色をした大根を使っているので「紅白なます」と言います。金時にんじんを食べる機会が少ないと思うので、残るかなと思っていたのですが、今日はどの献立もよく食べていました。 1月10日 今日の給食ごはん おでん おかかあえ 牛乳 おでんや、煮物にかかせない大根は一年のうちで今が一番おいしい季節です。白い根の部分には、病気から体を守ってくれるビタミンCが多く含まれ、葉の部分には、体の中でビタミンAにかわるカロテンが多く含まれています。葉をつけたままにしておくと鮮度が落ちるため、お店で売られている大根は葉が切り取られています。葉も細かく切ってごま油で炒めて食べると、ちょっと苦いですがとてもおいしいです。ぜひ葉つきの大根を食べる機会があるときは、葉も食べてもらいたいです。 今日は2023年初めての給食でした。とてもおいしい献立で、やっぱり給食っていいなと思いました。食器を取りに来た子どもも「給食、楽しみです!」と元気に声をかけてくれました。初日早々、元気をもらいました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 |
広島市立江波小学校
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