最新更新日:2024/06/10 | |
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3月10日 今日の給食親子丼 レバーのから揚げ 温野菜 牛乳 親子丼の起源は諸説ありますが、東京では、軍鶏料理専門店で鶏すきの締めに、残った肉と割り下を卵でとじた料理を親子煮と呼んでいました。のちにこの親子煮をご飯の上にのせて一品料理としたのが親子丼の始まりで、それが全国に広がっていったそうです。今では、卵のかたさや上にのせる青みなどもそれぞれの好みで調理するまでに家庭料理の定番となって親しまれていますね。給食では卵にしっかり火を通し、青みにねぎを使っています。 3月9日 今日の給食パン 大豆シチュー フレンチサラダ 牛乳 授業の時に、子どもたちに「毎日給食にでるものはなんでしょうか?」と問いかけをすると、牛乳と答えてほしいところですが、必ず「にんじんです。」と答えてくれるほどほぼ毎日出ています。にんじんは一年中お店などで見かけますが、旬は秋の終わりから冬にかけてです。にんじんに多く含まれているカロテンは体の中でビタミンAに変わり、病気から体を守ったり、目やのど、皮膚を丈夫にしたりする働きがあります。栄養もありますが、色がきれいなので、今日のような白いシチューに赤がとても綺麗でおいしそうに見えます。今日もよく食べていました。 3月8日 今日の給食減量ごはん かやくうどん ひじきの炒め煮 チーズ 牛乳 給食のうどんは、長いうどんが納品されるので、配食しやすいように短く切ってから調理を行います。家や店で食べるようにずるずるとはすすれないのが、給食ならではですね。 今日のかやくうどんの「かやく」の意味ですが、漢字では「加薬」と書きます。由来は漢方薬の効果を高めるために加えた補助的な薬のことで、そこから料理に加える薬味的な役割をするものも「かやく」とよばれるようになったそうです。今では、うどんや炊き込みご飯などに入れる具で、主に関西で使われています。最近初めてこのことを知ったとき、インスタント麺に入っている「かやく」に納得しました。まだまだ知らないことがたくさんあります。 3月7日 今日の給食ごはん 麻婆豆腐 春雨と野菜のオイスターソース炒め 牛乳 今日の春雨と野菜のオイスターソース炒めに入っているきくらげですが、しいたけやしめじと同じきのこの仲間で秋に桑などの木にはえます。きくらげには複数の種類があり、日本で栽培・流通しているほとんどは「あらげきくらげ(荒毛きくらげ)」と呼ばれるものです。前は中国から乾燥したものを輸入して使うことが多かったですが、最近は国内の生産量が徐々に増えており、生の物も流通するようになってきました。食物繊維やビタミンDが豊富で、生はプリプリ、乾燥はコリコリとした食感が特徴です。給食では乾燥をもどし、細いせん切りにして入れました。 3月6日 今日の給食ごはん うま煮 甘酢あえ 牛乳 うま煮という名前の由来は「旨味」からきている説や、「甘煮」からきている説があり、やや甘く濃いめに味付けされた煮物のことをいいます。今日のうま煮には、鶏肉・さつま揚げ・うずら卵・生揚げ・じゃがいも・こんにゃく・大根・にんじんが入っており、たくさんの旨味が煮込むことで合わさり、絶妙な味の「うま煮」ができあがりました。 昨日テレビで、全国各地の給食のことをやっていました。いろいろな給食があるなと見ていたのですが、もし広島市が出たなら・・・と考えました。たくさんの子どもたちが郷土料理と間違えているひろしまっこ汁?広島ゆかりの調味料がたくさん入った広島カレー?どんな給食があるかな?6年生が食べられる給食はあと9回。思い出の給食がひとつでも増えたらいいなと思います。 3月3日 今日の給食もぶりごはん 豚汁 大福 牛乳 今日は広島県に伝わる郷土料理として「もぶりごはん」を取り入れています。もぶりごはんは、瀬戸内海沿岸で昔から食べられていて、瀬戸内海でとれる魚介類と季節の野菜などを甘辛く煮て、具と煮汁をご飯に混ぜた料理です。もぶるとは広島弁で「まぜる」という意味です。今日のもぶりごはんは、ちりめんいりこ・ちくわ・凍り豆腐・こんにゃく・にんじん・ごぼう・しいたけが入っています。写真は一人分の量なのですが、とても具だくさんです。煮汁を混ぜるといっても汁だくの具ではなく、具材に味をしっかりつけるために、汁気をとばしながら作りました。ごはんにぴったりでとてもおいしかったです。 3月2日 今日の給食パン 赤魚のレモン揚げ 粉ふきいも クリームスープ 牛乳 広島県はレモンの生産量が日本一で有名です。瀬戸内の暖かい気候はレモンの栽培に適しており、広島県では呉市・尾道市・大崎上島町などの島を中心に栽培されています。広島県のレモン栽培は明治31年に和歌山県からネーブルの苗木を購入したとき、たまたま混ざっていたレモンの苗木を植えたのが始まりと言われています。今日は、しょうゆ・砂糖・みりんで作ったタレの中に、いちょう切りにしたレモンとレモン果汁を混ぜ、揚げた赤魚にからめました。レモン果汁は火を通すと風味がとんでしまうのですが、温度も上げなければいけないので、火加減に気をつけながら作っていきます。レモンの風味でさっぱりして、とてもおいしかったです。 3月1日 今日の給食ごはん さわらの天ぷら わけぎのぬた 豆腐汁 ひなあられ 牛乳 今日の給食は、3月3日のひなまつりに合わせ、ひなまつり献立になっています。ひなまつりには、ひな人形を飾り、桃の花や菱餅を供え、子どもの健やかな成長をお祝いします。わけぎのぬたは1年通して食べることができますが、わけぎの旬は2月末〜3月上旬で、子孫繁栄の縁起物として関西ではひなまつりに食べられることが多いです。ひしもちは女の子の健やかな成長や厄除け、子孫繁栄、長寿を願って飾られています。給食では、ひしもちと同じ桃・白・緑のひなあられを取り入れています。 今日の給食委員の子どもたちは3色のひなあられより一緒に入っていた茶色のしょうゆ味のあられがよかったようで、「しょうゆがいい!」と言っていました。(笑) |
広島市立江波小学校
住所:広島県広島市中区江波南二丁目2-53 TEL:082-232-6349 |