最新更新日:2024/07/01 | |
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平和について考える会
今日は,広島にとって,平和について考える1日となっています。だから,こうしてみなさんは登校して来て,体育館で平和記念式典を見ました。
今,5・6年生が歌った歌は「ひろしま平和の歌」です。 この歌ができたころの広島とは,どんな様子だったのでしょうか。そのことを考えていきたいと思います。 「ひろしま平和の歌」の歌詞カードを配ります。この歌の,この言葉がすてきだな,いいなと思うところを見つけてみましょう。 「『鐘は鳴る 平和の鐘に』という歌詞が3番ともあるから,大切な言葉だと思う。」 「『試練をこえて』は,辛いことを乗り越えたこと。」 「『空のはて 海のはて 国のはて』というのがいいと思う。」 「『おお遠く 祈りとどけと』というのがいい。」 この歌ができたころの広島は,まだ焼け野原が広がっています。 そのような,71年前に,作られた歌です。多くの人から歌詞を募集し,その中から選ばれて決められた歌です。 苦しい,辛い,悲しい,憎い,という言葉は入っていますか? 当時の人々は,そのような言葉を使わずに,何年も先を見て,きっと平和が続く,世界中の人と仲良くなれるという力強いメッセージを込めたのだと思います。 当時の広島の人々の思いをうけて,大切に歌い続けたいと思いました。 最後に,全員で「ひろしま平和の歌」を歌って,会を終わりました。 夏休み前集会 「今できること」「自分が」「だれかのために」
4月から7月まで,新しい学年になって4ヶ月経ちました。
「これができるようになった」 「こういう考え方ができるようになった」 「こういうことができるようになった」ということはありませんか。 「文章を読んで,わかるようになった。」 「勉強をしているときに,『なぜか』がわかるようになった。」 「災害などが起こらないように折り鶴を折ってお願いすることができるようになった。」 「学級で,全員発表ができるようになった。」 「誰かのために,自分で考えて行動することができるようになった。」 「無言清掃がよくできるようになった。」 「今できること」 今できること,自分が今できることはずっとやり続けて行きましょう。加えて,この夏にやってほしいことがあります。 「誰かのために」 「今できることは」自分自身のことが主です。しかし,もう1つの見方もできます。「今できること」を考えることです。「誰かのために」できることは,家の中でできること,例えば,家族のお手伝いをする,でもいいです。地域の中でできることもいいです。「誰かのために」できることをしていくといいと思います。 古田台小学校のみなさんは,すばらしい考えをもっているということがよく分かりました。大きな災害があったけれども,家でも,地域でも,学校でも「誰かのためにできる」人になってほしいと思います。 学校朝会 7月 「本気の姿」さて,6月の朝会で校長先生はどんな話をしたでしょうか?みなさんの言葉で教えてください。 「とがった言葉とまるい言葉」(5年) 「とげとげしい言葉を使わないようにしよう」(4年) 「傷つけない言葉とあったかい言葉の話」(3年) なるほど,そうですね。それでみなさんは,変わりましたか? 校長先生は,朝会で,こうだったらいいな,こうなったらいいな,ということを話しています。みなさんは,あの朝会から,いい言葉を使っていますか? なぜ,校長先生が言葉の話をしているかというと,私たちは言葉の中で生活しているからです。 西門での朝の挨拶,朝休憩後の挨拶,そして教室を見て回っています。何のために見て回るかというと,「本気の姿」をみつけるためです。 「本気の姿」 本気で言葉を使って学習している,いいところはどこかな,音楽室で本気で歌っているかな,国語科で一生懸命やっているな,など,本気の姿を見ようと回っています。 今日の「本気」と明日の「本気」はちがいます。それはなぜかというと成長しているからです。今週の「本気」と来週の「本気」もちがいます。それも,成長しているからです。 いろいろなところで「本気の姿」を見つけていこうと思います。 学校朝会 6月 「言葉」 「姿」
6月になりました。5月の運動会では,全ての学年が,すばらしい演技,すばらしい整列,すばらしい姿を見せてくれました。最も感心したのは行進の美しさです。低学年が一斉に行進する姿もすばらしかったです。
今,立っている姿勢もすばらしい。これが皆さんのできていることです。朝,西門で挨拶をするときに立ち止まって挨拶をする人も増えています。美しい姿が当たり前になってきました。これも今の皆さんの力です。 「言葉」 皆さんはどんなときに言葉を使いますか。 「何かを伝えたいとき」 「自分の意見を伝えるとき」 「歌を歌うとき」 「相手の意見を聞きたいとき」 これはどんな言葉ですか。(とがった形を指し示して) 「きつい言葉」 「人の心を傷つける言葉」「はっきり言いたい言葉」 君たちも,先生も,古田台小でこんな言葉は使いたくないと思います。でも,耳にするときがあります。残念だなと思います。 どんな言葉を使いたいと思いますか。角がなくて,相手が気持ちよくなる言葉,あぁよかったと思う言葉,うれしくなる言葉。 すっきり言いたい,はっきり言いたい時には,角のない言葉。角がないから傷つかない。 世の中には,いろいろな言葉があります。角のある言葉で生活していく人と,角のない言葉で生活していく人とでは心が全然違ってきます。 今度は,すばらしい,温かい,優しい,勇気が出る,元気が出る,うれしくなる,そういう言葉を使って取組む6月にしたら,もっとこの学校の皆さんが本当の意味ですばらしい人になると思います。 学校朝会 5月 「静と動」「集と散」
1年生にとっては初めての体育館での朝会になりますね。1年生の皆さんは,体育館の雰囲気がよく分かり,良い姿勢,すばらしい顔で立っていますね。
新しい学年になり,1ヶ月と少し経ちました。それぞれの学年でよい取組をしていると思います。ところで今,5月の半ばまで来ました。皆さん,今,頑張っていることは何ですか? 「しっかり話を聴くこと」(2年生) 「先にあいさつをすること」(5年生) 「運動会のソーランの練習」(3年生) 「リレーの練習」(3年生) 「組体操で力を合わせて頑張ること」(6年生) 「運動会の練習で『静と動』」(5年生) 「静と動」 今の朝会の雰囲気は「静」,ところが,ソーランなどは「動」,リレー種目で並んだ ときは,「静」,走り出すと「動」。 「集と散」 「集まると散る」。説明を聴いたり,チームで相談したりするときは「集」。さあ,やろう!思いっきり広がり,思いっきり動く。このときは「散」。 運動会は「静と動」「集と散」の繰り返しです。どちらも美しい。165人全員が 動かない,全員が動く,全員が集まる,全員が散らばる…これを繰り返し,その美しさを見せるのが運動会です。 君たちの運動会の練習の様子を見ていたら,きっとすばらしい運動会になるはずです。 気持ちはあると思います。その気持ちを練習から態度に表せたら,すばらしい運動会になると思います。時々練習を見に行って応援します。 始業式 「決める人に」「優しい人に」皆さん,どんな1年間にしたいですか? 先月の卒業式の姿や修了式の表情ですばらしい1年だったと思いました。修了式の最後に校歌と「大切なふるさと」を歌いました。その姿と歌声に感動して,何人かの先生が涙を流されました。それは,うれしい涙だったそうです。皆さんが,1年間,精一杯活動して成長した姿を修了式で示すことができたから感動してうれしい涙になったのだと思います。 今日から新しい学年が始まります。さて今年は,どのような1年間にしますか? 昨年度できたことは,当然,これからもできます。絶対にできます。さらに上をめざしてください。 1つ目は「決める人に」 生活する上で「決めること」はたくさんあります。学校で遊ぶ,勉強する,清掃する。その中で,「すぐ決めること」「悩んで決めること」「話し合って決めること」があります。正しいのはどれなのか,ふさわしいのはどれなのか,決める人になって欲しいのです。そうすると,自分に自信がもてるようになります。先生たちは,決める人になる,自信がもてるようになる,そんな皆さんを応援します。 2つ目は「優しい人に」 人と優しく話をする,どんなときにも優しい言葉を使う,どんなときも誰に対してもです。それがずっと言い続けている「美しい言葉と姿」につながります。そのことは人として大切なことだと思います。優しい言葉が決めるときに出るといい学校になるなあと思います。 この2つのことを始業式の言葉にします。 |
広島市立古田台小学校
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