最新更新日:2024/07/05
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校長室の窓 かんにしNo19

か ん に し  NO19                   H.26.10.14
                  広島市立五日市観音西小学校長 西口治男

 後期です。夜ごとの虫の音に,深まりゆく秋を感じるころとなりました。
先週は,個人懇談会での御来校ありがとうございました。終業式の場で,子どもたちに (1)「あゆみ」について家の人としっかり話をすること (2)「やる気いっぱいで,しっかり勉強や生活をしながら,みんなで仲よく安全に元気で育って欲しい」という先生方のあゆみに込められた願いや思いを素直に受け止めてほしいこと。(3)次への自分の成長の一歩にして欲しいこと。(4)そんなことを考えながらあゆみときちんと向き合って欲しいこと。そして,(5)「自分として自信を持つところ,頑張らなければいけないところを自分ではっきりさせて後期を迎えて欲しい」と話しました。それぞれのご家庭でそれぞれのお話をされたことと思います。新学年になったとき,子どもたちは,気持ちを新たにし,やる気いっぱいの気持ちで登校を始め,半年間を過ごしたはずです。ただ,そうは言っても,気持ちが持続しなかったり,外的内的な要因があったりして気持ちが萎えたこともあったと思います。しかし,やる気を持たずに登校する子どもは,一人だっているはずがありません。後期が始まりました。子どもたちは,このタイミングで,また気持ちを新たにやる気を持ってスタートしています。学校はもちろん関わる人すべてで,全力で指導し,リードし,支え,子どもたちと充実した時間にしていきたいと思います。引き続き御支援御理解を宜しくお願いいたします。
 先ずは,絶対に毎日筆箱に5〜6本の削った鉛筆を準備し,生活ノートで忘れ物を毎日確認したいものです。(子ども任せでは無理な場合は,たとえ高学年だとしても家の方での点検や励ましにご協力ください。)

             「かんにし土曜塾・10月」

 ねらいは,「一人で勉強する力を身に付け,家庭学習につなげる!」です。子どもたちが,基本は一人で悩み,考えながら学校の宿題をしたり,持参した課題をやったりします。難しいところを地域の有志の方々にサポートしていただきます。会場は学校ですが,サポート支援者は,学校の先生方ではなく,地域の有志,青少年指導員さんや大学生ボランテイアや元教員の皆様です。

※ただ,学校休業日ですから,学校の行き帰りの事故について一切の保険が適用になりません。それを承知の上で,各家庭の責任の下に参加させてください。徒歩なら一人ではなく複数で。または車を含めた送迎が安全面でも望ましいと思います。
日時・・・10月 19日(土)9:00〜11:00
会場・・・五日市観音西小学校 図書室or?(参加人数によって前日に決定)
参加・・・下記の申込み票を前日までに
          校長室前の「かんにし土曜塾」参加申込み箱に自分で投函

校長室の窓 かんにしNo18

か ん に し  NO18                      H.26.10.7
                  広島市立五日市観音西小学校長 西口治男
    
           校門の桜も日一日と黄色い葉を増やしています。

 あっという間に10月,夕方もつるべ落とし 足早に日暮れる季節になりました。
4月「あいさつと人の話をしっかり聞くことができれば大体のことは大丈夫!」と話し,先生の話をしっかり聞ける児童は,その段階で学習の半分は成立していると伝え,人の話をしっかり聞く習慣をあらゆる場で育てる大切さを教室でも保護者の方にも話し,取り組みをすすめています。
 さて,先日,隣県や他の市町の中学校の先生と話す機会がありました。そのとき,基礎基本の学力テストや全国学力テストの話の中で,「家庭で学習する習慣がない子どもたちは,本当に厳しくなる!」と,多くの先生方が言われていました。「まあいいか!」「今は仕方ない!学校に楽しく行ってくれればいい!」「今はスポーツで?!」「そのうちやるようになるだろう」で,小学生時代を過ごしてしまい,その延長で,多くの場合,中学生時代になっても結局は変わらず・・・中学3年生になったとき進路の選択肢が圧倒的に狭く少なくなってしまっている!と,話されていました。だからこそ,今の,この小学生の大切な時期に学習習慣(もちろん言うまでもなく,学校できちんと勉強するのは当然のことですが)家庭での定着のため,人生経験の豊富な周囲の大人たちが環境を整え,励まし,学習に厳しく対峙することを要求し,評価し,粘り強く取り組んでいく必要があると話しました。自分で学ぶ力を付けることのみが「将来に繫がる生きた学力」になり「生きる力」になると思います。(「かんにし土曜塾」の本来の思いもそこにあります。)
 保護者,地域,学校は,子育ての大切なパートナーです。学習に向かう姿勢・絶対に毎日家庭学習に取り組む強い気持ちを育むようしっかりと意識付けていきたいものです。
 引き続き御支援・御理解を宜しくお願いいたします。

 先日のPTAのつどいでの,サンフレッチェの山出部長の講演は,多くの方々の御努力で素晴らしいものになりました。講演後も何人もの方が,講師の先生に質問に行かれるなどして,たいへん熱心な雰囲気が伝わり,先生も驚かれていました。講演では,いくつかのキーワードがあったように思いますが,その一つが「ほめる!」で,もう一つが「RESPECTリスペクト」でした。リスペクトとは,「大切におもうこと」との話でした。尊重する!尊敬する!敬意を表す!などの意味もあります。たとえば,サッカーで敵はいない。対戦相手は敵じゃない。自分たちの力を試し,サッカーを楽しむための大切な仲間。 そのために,仲間を大切にすることはもちろん,買ってもらった道具にも買ってくださった人にも感謝する,グランドや学校も大切にする,勉強や学級の当番の仕事も大切にする,もちろん審判の人や先生や家族も大切にする。そうすることで好きなサッカーをさせてもらえる!という精神から由来しています。ですから,Jリーグ公式審判員などもリスペクトワッペンをいつも左腕につけています。と話されていました。
 これは,サッカーなどのスポーツに限らず,あらゆるスポーツにも,いろいろな生活場面にも共通にいえることですね!と,講演後に講師の山出部長と話しました。
みんなが「リスペクトし合える学校」にしていきたいと日々思っています。

校長室の窓 かんにしNo17

か ん に し  NO17                   H.26.9.10
                  広島市立五日市観音西小学校長 西口治男

                 秋になりました

 厳しい夏でした。いつもの広島湾は,青く輝く光るような海なのに,8月20日の海は,薄茶色した重い海だったことを思い出します。観音西小学校やこの地域は,かつてとても厳しい経験をされたがゆえに,当時のことを思い出され,心を痛められた方も多くいらっしゃったことと思います。また,お知り合いの方やご親戚の方が今回の未曾有の大災害に関係された方もいらっしゃるのではないかと存じます。行方不明になられている方の一日でも早い発見をお祈りし,同時に小学生を含め多くの亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げたいと思います。

 観音西小学校は,今一度,緊急時の対応や防災の大切さ,命を守る大切さを再認識し,今まで以上にしっかりと学習していきます。そのために登校指導やおはようステーションや下校指導などの素晴らしい取り組みを全児童・全家庭・全教職員で充実進化させていかなければなりません。
 引き続き御支援御理解を宜しくお願いいたします。

 明日11日の木曜日の午後7時から8時半の予定で観音西小学校の図書室において,「PTAの集い」が開催され,サンフレッチェの普及部長である山出氏の講演があります。元教員で諸外国で研修を積まれたり,多くのJリーグの選手の育成に関われたりしていて講演経験も豊富です。現段階で参加者もかなり少ないようです。明日,直接の参加もOKですので図書室にご参集ください。お子さん連れやお父さん方の参加ももちろん大歓迎です。

             「かんにし土曜塾・9月」

 ねらいは,「一人で勉強する力を身に付け,家庭学習につなげる!」です。子どもたちが,基本は一人で悩み,考えながら学校の宿題をしたり,持参した課題をやったりします。難しいところを地域の有志の方々にサポートしていただきます。会場は学校ですが,サポート支援者は,学校の先生方ではなく,地域の有志,青少年指導員さんや大学生ボランテイアや元教員の皆様です。

※ ただ,学校休業日ですから,学校の行き帰りの事故について一切の保険が適用になりません。それを承知の上で,各家庭の責任の下に参加させてください。徒歩なら一人ではなく複数で。または車を含めた送迎が安全面でも望ましいと思います。
日時・・・9月 13日(土)9:00〜11:00
会場・・・五日市観音西小学校 図書室or?(参加人数によって前日に決定)

校長室の窓 かんにしNo16

か ん に し  NO16                 H.26.7.23
              広島市立五日市観音西小学校長 西口治男

        夏の瀬戸の海がまぶしくキラキラと光っています!

 いよいよ夏休みです。始業式から今日まで,登校する日は,1年生は81日,2年生以上は82日ありました。その間,1人1人は,ずいぶん逞しくなり,確実な成長の日々でした。運動会,ハイキング,たてわり集会,PTCなどたくさんの行事を経験しながら確かな歩みができました。しかし,前にも書きましたが,行事をするから子どもたちが伸びるのではありません。本当に大切なのは,その行事に向けて努力を積み重ねる平凡な日々なのです。日々,当たり前を積み重ねながら,確かな力をつけるのです。
 ですから,日々の授業態度が今一歩だったり,学習用具を整えていなかったり,ましてや提出物や宿題を忘れることなどがありながら,着実な成長などあるわけがありません。
 子どもは,本来,未完成なものです。だからこそ周囲のみんなでサポートします。
 おはようステーションも同様です。異学年の子どもたちが,月に3回活動するグループです。お互いが思いやりの気持ちや我慢する気持ちや,優しい話し方で接する気持ちがなければ,もめるのは必然かもしれません。 でも,美しく並んで白線の内側を歩く姿や,登校中の優しい声かけを何度も見ました。がんばってみんなでちゃんと歩くたくさんのグループの姿に学校の成長も感じます。
 学校では,全校集会をしたりする別のたてわりグループもあります。どちらも,素晴らしい場面をたくさん見かけることができます。先日の全校おりづる集会で,1年生が6年生に折り方を優しく温かく教わっている姿を,あちらこちらで普通に見かけ,あらためて感動しました。
 大げさな話でなく,子どもたちは,この先の人生において,自分の思い通りにいかない場面にも限りなく遭遇します。おはようステーションなどの活動経験を通して,人間は助けたり助けられたりしながら,人と人の間で生きていくこと,成長していくこと,人と人は仲良くできること,仲良くしなければならないことを学んで欲しいのです。
 今日から土曜日までは,5年生は,島根県江津市の島根県立少年自然の家で三泊四日の野外活動です。元気に行ってきます。その他の学年のみんなもどんな夏休みを過ごすのでしょうか?
 学校だよりにも書きましたが,私の願いは,たった一つ!もちろん命を守る!です。自分の命を何が何でも守り,8月6日,8月29日には,全員元気に登校しましょう。もちろん同時に周りの人の命も大切にするのも当然です。安全は,全てに優先します。自転車などの交通安全に気をつけること,子どもだけの川遊びをしないこと,夕方も早目に帰宅することなどしっかり守りたいものです。
子どもたちは,夏休みでもお家の人は夏休みではありません。ここで試されるのが,自分で学習する力です。宿題は,どんなことがあってもやりきらなければなりません。絶対にやりきりましょう。 
 そして,やはり,夏休みは,もちろん長期の休日だからこそできることにしっかり取り組んで欲しいですね。どこか遠くに出かけるのも,それはそれでいいのだけれど,出かけない夏休みも大丈夫。ずっと家にいても,いくらでも輝く夏休みを過ごすことができます。勉強をしっかりやるのもよし,漢字を全部覚えることに挑戦するのもよし,スポーツもよし,ピアノなどの習い事の実力アップを図るもよし,体力づくりで,なわとびをするのもよし,工作を作るもよし,たくさんの読書もよし,科学研究もよし,楽しみでたまりませんね。
 夏休みが,終わったらたくさんの,お話を聞かせてもらえるかと思うと,今からとても楽しみです。
           
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校長室の詩

広島市立五日市観音西小学校
住所:広島県広島市佐伯区坪井三丁目877
TEL:082-921-1171