「すなおに たくましく」活動する子ども達の様子や「仲間と共に」主体的に学ぶ 心豊かな子どもの育成を目指した様々な取組をご覧ください。

「家訓」はありますか?

 先日,勉強会に参加しました。
 土曜日や日曜日は学校はお休みですが,私たち教師は,勉強会に参加して他の学校の先生方と実践を交流しあったり,書籍を執筆し実践を発信されておられる先生の話を聞いたりして,研修をしています。
 勉強会にて,講師の先生が言われました。

 「家訓はありますか。」

 講師の先生は次のように言われました。

 昔はどの家庭にも家訓がありました。
 ・嘘をついてはいけません。
 ・正直に生きなさい。
 ・素直に人の話を聞きなさい。
 ・人にはやさしくしなさい。
 ・人の役に立つことをしなさい。
 ・あいさつをしっかりとしなさい。
 ・勉強は一生懸命やりなさい。
 ・きまりやルールは守りなさい。
 ・情けは人の為ならず。
 ・継続は力なり。
 などでしょうか。丁寧な字で書いて家族が集まる部屋に貼っておく家もありました。しかし最近,家庭に家訓がなくなってしまったと言われました。
 家訓がある事でどんな良さがあるのか。その先生はさらに言われました。
 家訓があることで,原理に基づいて親は子どもを叱ったりほめたりするようになる。
 つまり,大人のその場の感情や都合で子どもを叱ったりほめたりしないということなのです。
 学校生活で子ども達を見ていますと行動の判断基準が,
 ・先生に叱られるから
 ・先生が見ているから
行う(または,行わない)という場面が見られます。もっと具体的に言いますと「先生に叱られるから掃除をする。」「先生が見ていないから掃除をしない。」ということになります。そうなってきますと,厳しく注意する先生の前では掃除をするけれど,その他の先生やお客さんの前では掃除をしないということになってくるのです。
 本当にそれでよいのかと最近強く感じるのです。
 掃除は,自分たちが清潔な環境で快適に過ごすために行うものです。また,与えられた仕事を最後までやりきる力を養う場でもあります。そのような事を理解し,実践できる人間になってほしいと思っています。

 原理に基づいて叱ったりほめられたりすることで,子どもの判断基準は親や教師の顔色ではなくて,物事の正しさになります。
 法を遵守し,目標をもって生活することが社会で生きる基本ですから,子どものうちから原理に基づいて指導し自分で判断できる子どもに育てていくことは理にかなっていると思います。

 家訓について,是非ご家庭で話題にあげていただけたらうれしいです。

全校朝会の取り組み

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5月8日(月)には,今年度初めての全校朝会が行われました。
教頭先生は,「思いやり」をテーマにお話しされました。
教頭先生は,まず思いやりは一人では出来ないということを言われました。相手がいないと思いやり自体が成り立たない。自分が思いやりを人に伝え,その人がまた他の人に思いやりを伝える。そのつながりの連続だと言われました。
また,思いやりの気持ちをもって友達に行動を起こしても伝わらないことがあることを言われました。けんかをしていたり,怒られたりしたとき,思いやりを受けても素直に受け取れないこともあります。そういったときは,少し待って相手の様子をみて行動するといいですよと言われました。
さらに,伝わらなかったときは,よく覚えておいて,なぜ伝わらなかったのか考え,次はどうしたらよいか行動をしてみたらよいですねと確認されました。
思いやりの行動ですぐにできることは「あいさつ」です。朝から気持ちのよいあいさつをすると,心がおだやかになり優しい気持ちになります。「あいさつ」からがんばってみましょうと言われました。
教頭先生の方をしっかり見て,聞いている児童がたくさんいたのがよかったです。

その後,全校朝会の取り組みについて話しました。
今回と取り組みは,レベル1「体育館に入ったら整列して座り,黙って待とう。」でした。
レベル1はまだクリアできませんでしたが,ずいぶんがんばっている様子は伝わってきました。相手の話をしっかり聞いて学び,思いやりのある優しい子になってほしいと願っています。

道徳通信「よりよく生きる」第2号

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 今年度初めての道徳授業
 今年度初めての道徳は,夢について考えました。
 概略のみ簡単に説明しますと,

1 地雷の写真を見て考える中で,世界には地雷が埋まっている地域があり,日々危険と隣あわせの子どもがいることを知る。
2 少年兵の写真を見て考える中で,世界には勉強することも出来ず,兵士としてかり出されている子どもがいることを知る。
3 難民の写真を見て考える中で,世界には健康に生きることさえも難しい子どもがいることを知る。
4 様々な国や地域に子どもがいるが,どの国の子どもも夢をもって生きている。「自分の夢は何か。」を考え,自分の夢を発表し,世界の子どもたちの夢と比較して考える。
5 「未来のために何ができるか。」自分の考えと,世界の子どもの考えを比較して考える。
6 「あなたの国(日本)を(世界の子どもたちに)紹介してください。」という質問に対し,自分の考えと,世界の子どもの考えを比較して考える。
7 授業で学んだことについてまとめる。
 という内容でした。7でまとめた児童の意見を紹介します。

・ぼくの夢は,自分のことだけしか考えていませんでした。明日から,いや今から周りの人のことも考えた夢を持ち,自分だけでなく周りの人の役に立つような大きな夢を持ちたいです。他の国の人と仲良くしたいです。(4年男子)
・世界には,私たちのように食べてくらし,安心・安全にくらせる国ばかりではないと知りびっくりしました。世の中で誰かのためにがんばりたい,守りたいという気持ちはすてきだと思いました。(4年女子)
・世界の子どもたちは,自分の事じゃなく世界のために働きたい,平和にしたい,自分の国を守りたいという気持ちでいっぱいだということが分かりました。(5年 女子)
・僕たちの夢は個人個人の夢だけど,世界の子どもたちは,自分の故郷や自分の国が平和になりますようにとか愛がいっぱいの国がいいと言っていたからびっくりしました。(5年男子)
・それぞれの国が平和になることを願っています。世界の子どもたちの意見を参考にして,もっと役に立つことをしたいです。(5年女子)
・世界の子どもたちは,みんなのことを考えて自分たちの国に誇りを持って生きていたので感心しました。自分もそういうふうになりたいと思いました。日本のことをもっと知って,良いところをたくさん言えるようになりたいです。(6年女子)
・私はいろんな国の人の夢などを聞いて,他の国の人は戦争などして大変でも,家族や国に誇れる人や,人のためになるようなことを言っていて,すごくえらいと思いました。私も,人のためになるような事ができるようになりたいです。(6年女子)
・他の国の人の夢は「国が平和であってほしい」とか「誇りに思えるように」など,自分のことよりも自分の国の事を考えているけれど,僕は自分のことしか考えていなかったので,その考えを変えていきたいです。(6年男子)

 道徳の時間では,読み物を読んだり,先生の話を聞いたりして得た知識を基に自分で考え,交流し,さらに自分の生き方に生かし,実践していくことが大切です。しかしながら,全てが全て即実践できる訳ではありません。今は出来なくても,将来出来るときが来るでしょう。そのための準備をしておく時間だと考えたらよいと思っています。
一年間での児童の成長が楽しみです。

追伸
 子どもたちに,「道徳の授業どうだった?」とか「何を学んだ?」とか聞いてみてください。学んだことがすぐに言えるようになってくれたらと思っています。
子どもたちが書いたワークシートには,出来るだけ大切なことを書いている記述にアンダーラインを入れたり,コメントを入れたりしようと思います。しかしながら,250人分ありますので難しいこともあるかと思います。その際はご了承下さい。

児童が聞く力をつける取り組みを始めました。

 児童の聞く力が落ちているように感じます。学習において聞くという活動が多くを占め,上手に聞くことが出来ることが学力の向上につながると考えます。
 さらに,調べてみると,ある書籍に次のような事が書いてありました。
 相手の話を丁寧に聴くことは、相手に注目し、大切にしているということを示すことになるのです。それは、「私はあなたを認めます。そしてあなたの話に集中していますよ」と相手に伝えていることを意味するのです。聞く人が相手に集中してじっくりと話を聴く姿勢を示すと、相手は安心して話をすることが出来ます。逆に、話を聴いてくれていない態度が相手に伝わると、相手の人はとてもいやな気持ちになります。
 相手を思いやるという点で考えても,上手に聞くことが出来る児童になってほしいという願いがあります。
 そこで,全校朝会等において,「聞く力をつける取り組み」を始めることにしました。
 目標は,
 ・一生懸命人の話を聞き賢い子になろう。
 ・思いやりのある優しい子になろう。
 の二つを掲げました。しかし,すぐに出来るようにはなりません。そこで,8つのステップを示して取り組むことにしました。(下の画像)
 一つ一つみんなで協力して達成してほしいと思います。
 ステップ8をクリアしたときには,子どもたちが校長先生のお話を聞いても,地域の方のお話を聞いても上手に聞けるようになっていることと思っています。
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第1学年,第6学年での遠足のひとこま

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 写真をごらんになってどのように思われましたでしょうか。
 第1学年と第6学年は,一緒に石井城公園へ行きました。公園には様々な植物がありました。カラスノエンドウもありました。校長先生は理科の先生なので,カラスノエンドウを使ってピーピー豆を作られました。校長先生から発せられるピーピー音に第6学年の児童が反応しました。初めて聞く音に驚いている様子でした。私たちが子どもの頃は,誰かに教えられるともなくこのような事をして遊んでいましたが,今の子どもは意外に体験していないのだと感じました。校長先生は優しく笛を作ったり,笛の作り方を教えたりされていました。そんな様子をみて,第1学年の児童も集まってきて,写真のような状態になったのです。
 先ほど発信させていただいた,「入学おめでとう集会・遠足」で,遠足の目的を書きましたが,まさに「自然にしたしませる」という目的そのものだと感じました。
 おうちでも,公園などに出かけられることもあると思います。是非,このような身近な物をつかって工夫して遊ぶことを教えてあげてください。

入学おめでとう集会・遠足

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 5月1日(水)は,入学おめでとう集会と遠足を行いました。写真は,入学おめでとう集会の様子です。
 これらの学校行事も,教育活動の一環として行われますので,もちろん目的があります。学校に来る目的は,「勉強すること」と「仲良くすること」ですが,例えば遠足にこのことを当てはめるとどのように考えられるのでしょうか。
 目的は4つあります。
 ・学校生活の楽しさを味わわせお互いの和をはかる。
 ・心身の鍛練と健康増進をはかる。
 ・自然に親しませるとともに,郷土社会の地理的理解を深める。
 ・集団における規律を守り,交通及び公衆道徳などのよい習慣や態度を養う。
 この遠足を通して,学級の児童がより仲良くなればよいと思っています。
 各学年から,遠足の様子が学校ホームページにアップロードされますが,おうちでもただ楽しかったかどうか聞くのではなく,遠足で何を学んだか聞いてみてください。

道徳通信「よりよく生きる」第1号

 今年度,第4学年から第6学年の道徳の時間を担当しています。週1時間道徳の学習をしていきます。
 初めての道徳の授業は,簡単に私の自己紹介をした後,次の質問をしました。
 学校は何をするところですか。
 このことについては,校長先生が始業式で話され,各学級担任の先生も児童に伝えられました。
・勉強するところ。
・仲良くするところ
この2つです。学校でのすべての活動はこの2つの目的に集約されます。この2つを覚えて学校生活を送るのは当然のこととして,「賢くなるためにどんな勉強を頑張るのか。」「仲良くするために自分は何をがんばるのか。」ということを自分で決めて意識して学習に取り組むことでより成長することができると思います。
具体的には,勉強では「家に帰って1時間は勉強する。」「先生の話は集中して聞くようにする。」「字を丁寧に書く。」「1時間に1回は発表する」などあります。仲良くするために,「あいさつをする。」「普段話をしない友達にも声をかける。」「人の気持ちを考えて行動する。」「困っている人がいれば,声をかける。」などあると考えられます。自分でそれぞれ一つずつ目標を決めて取り組んで見て欲しいと思います。第6学年の児童でさらに力のある児童であれば,「この勉強で自分は何を学ぶのか。」「何のためにこの活動があるのか。」「この活動が終わったあとに自分や自分たちはどのような状態になっていたらよいのか。」このような事を自分で考え自分なりの答えを出すことで,目的をもって物事にあたっていけると良いと思っています。
校長先生は,おそらく夏休み前に児童に聞かれるでしょう。「始業式の時に,校長先生が言ったことを覚えていますか?どんな勉強を頑張りましたか?仲良くするために何をしましたか?」と。自分のなかですっと答えられれば,そのことは成長の証となると思います。
では,道徳の時間は何を勉強するのか。学習指導要領には,第4学年には18の内容が,第5・6学年には22の内容が書かれていますが,それをそのまま児童に伝えても分かりませんので,5つにまとめて児童に伝えました。
1 自分に出来ることをしよう。
2 相手のことを心から考えよう。
3 弱いものをかばおう。
4 世のため人のためになることをしよう。
5 先人に学ぼう。
 道徳の時間に,よりよく生きるためのヒントが見つけられたらいいなと思っています。


歯科検診を行いました

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あ4月26日(金)に,歯科検診を行いました。
お忙しい中,5名の校医の先生に来ていただいて行いました。
「よろしくお願いします。」
「ありがとうございました。」
と先生にきちんと挨拶をし感謝の言葉を言う児童がいて大変うれしく思いました。
健康管理に留意して生活してほしいと思っています。
検診結果を持ち帰ると思います。
虫歯等あれば早めに治療をさせてください。
健康が第一ですので,よろしくお願いいたします。

全国学力・学習定着調査が行われました。

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 本日,午前中に第6学年対象に全国学力・学習定着調査が行われました。
 調査の目的は,以下の3点です。
•義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。
•そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。
•学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。
(文部科学省WEBページより)
 児童の多くは,初めての本格的なテストに若干とまどいながらもがんばりました。
 テストを取り組む姿勢についていくつか指導がありました。
 1 関係ない物を机の上に出さない。
 2しゃべらない。
 3 分からない問題でも何か答えるようにする。
 1,2については試験においては失格になるということ。3は,最後まであきらめないことが大切なのだと伝えました。
 お子さんに,どうだったか聞いてみてください。

今年度初めての参観日

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 4月11日(木)12日(金)に,今年度初めての参観懇談会が行われました。
 新しい教室,新しい学級,新しい担任の先生。
 それぞれどうでしたでしょうか。
 各学級担任の先生は,学年で授業展開について話し合ったり,教材を作成されたりして,前日遅くまで準備をされていました。
 ひまわり学級では,じゃがいもを植える活動をされました。導入では,ヒマワリやアサガオは種から育てること,ヒヤシンスは球根から育てることを確認された後,ジャガイモは何から育てるのか児童に問われました。先生がじゃがいもは,じゃがいもを植えて育てることを話されたとき,児童は驚きの表情を浮かべました。その後,花壇に行ってじゃがいもを植えましたが,これから本当にじゃがいもができるのか楽しみです。夏にはおいしいカレーが食べられるといいですね。
 第1学年は,ひらがなの学習をしました。国語の学習ですので,読む,書く学習活動を入れて児童の集中力がとぎれないように工夫されていました。かたつむりが動くようにゆっくりと運筆することにより,形を整えて書く,はらいに注意する事などを指導をされました。
 第2学年は,かくれんぼという国語科の物語教材を使っての授業でした。お話の中で,聞いたこと,見えたことなどを確認し,表現豊かに読む工夫を考えていく授業でした。手描きのイラストなどを用いて児童の想像を支援する先生の工夫が見られました。
 第3学年は,2けた×1けたのかけ算の導入でした。12×4をどのように計算するのか。これまで学習した知識・技能をもとに考える学習でした。かけられる数の12をどのように分けて考えるか児童から様々な考えが出されました。
 第4学年は,言葉の学習をしました。校長先生が始業式にて,友達と仲良くなるために,言葉の使い方に気をつけることの大切だと言われました。どのような言葉を使うのがよいのか,一つ一つ確認しながら学習をしていました。
 第5学年は,5円玉を使って第5学年で学習する産業単元の導入をされました。5円玉には,稲の絵,海の絵,歯車の絵があり,それぞれ農業,水産業,工業を表しています。第5学年における産業の学習は,5円玉のデザインに集約されていることを知ったようでした。
 第6学年は,縄文人が出したゴミから縄文時代を生きた人々の生活にせまるというものでした。第6学年で初めて歴史の学習をしますが,これからの学習が楽しみになる内容でした。

委員会活動が始まりました

 4月10日(水)には,今年度初めての委員会活動が行われました。
 委員会活動には,第5学年,第6学年の児童が全員所属します。
 学校という社会に児童は所属し,高学年としてよりよい学校になるように参画してほしいという思いで委員会活動を行っています。
 温品小学校には,運営委員会,給食委員会,保健委員会,体育委員会,図書委員会,放送委員会,栽培委員会,飼育委員会の8つの委員会があります。
 運営委員会は,児童会活動全般に関わり縦割り活動などを通して,全校児童が交流し合いより仲良くなるように働きかける委員会です。
 給食委員会は,給食に関する取り組みを行う中で,食の大切さを訴え全校児童が健康に生活できるように働きかける委員会です。
 保健委員会は,保健・衛生に関わる委員会です。健康診断や衛生に関わる活動を行う中で,全校児童が健康に生活できるように働きかける委員会です。
 体育委員会は,運動や遊びを通して全校児童が健康な体づくりができるように促していく委員会です。
 図書委員会は,図書室運営を通して全校児童がより本に親しみ,多くの知識を獲得して賢くなっていくことを促していく委員会です。
 放送委員会は,校内放送を行う中で全校児童が時間を守り規律ある生活を促していく委員会です。
 栽培委員会は,栽培活動を通して校内緑化に努め,全校児童の情操を培うことを目的にしている委員会です。
 飼育委員会は,飼育活動を通して動物愛護に努め,全校児童の情操を培うことを目的にしている委員会です。
 どの委員会も大切な委員会です。
 お子さんに是非どの委員会に入ったのか聞いてみてあげてください。
 
 ところで,家族という社会は児童にとってもっとも身近で大切な社会ですが,家族の一員としてよりよい家族になるようにお手伝いなどやっていますでしょうか?

児童に教科書を配布しました

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 全校児童に新しい教科書が配布されました。お子さんは持って帰りましたでしょうか。
 教科書は児童に無償で配布されますが,もちろん制作するのにお金がかかっています。教科書はかなり品質が高いと思います。表紙の紙質は立派なものですし,中のページもすべてカラーです。教科書と同じような品質の本をお店でを売るとしたらどれぐらいお金がかかっているのか教科書会社の方に聞いてみました。教科書の種類にもよるのですが,ざっくり言って1冊1000円ぐらいとのことでした。本を作るお金は,700円程度なのですが,例えば,社会の教科書は写真が多く使ってあるため著作権料が発生してきますので,2000円程度になるそうです。中間をとると1000円ぐらいでしょうとのことでした。
 4月に配布した教科書は,学年によって違いますが,だいたい7冊程度。児童一人に7000円程度のお金がかかっています。前期・後期で14000円程度。6年間で84000円程度かかっていることになるのです。
 これらのお金は,すべて税金でまかなわれています。
 税金は,お仕事をされている人のお給料から,国をよくしていくために,国に支払うものです。大人の人が一所懸命働いたお給料の中から,お金を出し合っています。教科書の代金はその中から支払われているのです。
 教科書や授業料がすべて有償の国もあります。子どもたちが受け取った教科書には,頑張って勉強してほしい,立派な大人になってほしい,未来の日本を支えていける人になってほしいという,国民の願いが込められていると思うのです。
 教科書を大切に扱うとともに,国民の皆様の願いを受け止めてしっかりと勉強してほしいというのが先生たちの願いです。

就任式,始業式,入学式

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 4月8日は,就任式,始業式,入学式が行われました。
 就任式と始業式は,第1グラウンドで,入学式は体育館で行われました。
 校長先生は,始業式と入学式で温品小学校の子どもたちに向けて大切なお話をされました。
 それは,学校は何をするところかということです。
 一つ目は,「勉強するところ」です。
 勉強をして賢くなる。そのためには,先生の話や友達の話をきっかり聞いて考えることが大切ですと言われました。みんなの体や頭の中で眠っている,すごい力,すばらしい才能を伸ばすのが先生の仕事です。その才能を見つけるために,先生たちは皆さんの目を見ます。じっと見て,キラッと光った瞬間に見つけるのです。だから,先生がお話をしている時は,先生の目をしっかりと見て聴くようにしてください。
 二つ目は,「仲良くするところ」です。
 仲良くなるためには,言葉の使い方に気をつけることが大切だと言われました。言葉の使い方で人の気持ちは大きく変わります。みんなが仲良く楽しくなるような言葉の使い方が出来るようになってください。
ということを言われました。

ぬくしなまちマップ

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温品小学校北校舎中央階段2階に,巨大な地図が出来ました。
ぬくしなまちマップです。
これは,平成24年度の第3学年の児童が社会科の学習で学んだことを地図にまとめました。2階の天井までとどきそうな迫力です。
第3学年の児童は,
・自分たちが学習したことを残したい。
・地域の歴史について興味をもってほしい。
・1・2年生が3年生になって学習するときに活用してほしい。
という思いをもって作りました。
温品小学校にまた一つ名物が増えました。
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