最新更新日:2024/07/01
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7月18日(金) 今日の給食

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本日の給食は,ごはん,小いわしのからあげ,五目豆,ひろしまっ子汁でした。今日は小いわしと「豆の豆知識」のお話をします。小いわしとは,カタクチイワシのことです。小いわしは「七度洗うと鯛の味」と言われ,水で洗うとおいしくなり,新鮮なものをさしみにして食べられます。給食では骨も食べられるようにから揚げにしていました。また,今日は食育の日でした。ごはんを主食にした一汁ニ菜の献立で,魚料理とひろしまっこ汁を組み合わせていました。次に,「豆の豆知識」についてです。今日の五目豆に,大豆が入っていました。大豆は日本の食卓に一番なじみのある豆ですが,その消費量の内訳は,国産が約6%で,残り約94%を輸入に頼っています。その7割以上がアメリカから運ばれ,主に食用油の原料などになっているそうです。国産の大豆は,豆腐や納豆などに加工されています。ところで,世界中で昔から豆が栽培されてきたのは,もちろん豆の栄養価が高いことが大きな理由ですが,実は別の理由もあります。それは,豆を栽培した畑では,そのあと植える作物が良く育つからなのです。豆の根には,空気中の窒素を吸い込んで,作物が肥料として利用できるようにする「根粒菌(こんりゅうきん)」という小さな生物がくっついていて,豆や土に栄養を与えてくれるのだそうです。豆の根っこは,地上の豆に栄養を与えるとともに,他の作物を作るお手伝いもしているのですね!
「食べる」ことは「生きる」こと。作ってくださるすべての方々と,大切な食材に感謝の気持ちを込めて,ごちそうさまでした。
 
さて,観音小学校はいよいよ来週から夏休みに入ります。当分給食はありませんので,このページの更新は,夏休み明けの給食開始日(9月1日)に行う予定です。再開までのこの約1ヶ月間,私ももっと「食」について勉強して,食卓の話題にしていただけるような情報を,9月以降もお届けできるようしっかり「充電」したいと思っています。今日までご覧いただき,誠にありがとうございました。

7月17日(木) 今日の給食

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本日の給食は,セルフコロッケバーガー,コーンスープでした。今日はコロッケとコーン(スイートコーン)についてお話しします。コロッケは,フランス料理で,「クロケット」と呼ばれていました。「クロケット」というのは,フランス語で「カリカリしたもの」ということです。それがいつの間にか,日本に来てコロッケと呼ばれるようになりました。今日は,セルフコロッケバーガーでした。パンの間にビーフコロッケとキャベツを自分ではさみ,ソースをかけて食べました。次に,スイートコーンについてです。今日のスープとして出ていたコーン(スイートコーン)は,糖質が主成分で,穀物的な性格を持っており,エネルギーの補給源となります。胚芽の部分には,糖質代謝を円滑にして疲労回復に役立つビタミンB郡や,生活習慣病の予防が期待できるビタミンEのほか,むくみの解消や高血圧予防に効果があるカリウム,骨や歯を丈夫にするカルシウム,たんぱく質の合成に必要なマグネシウム等をバランスよく含む,栄養価の高い野菜です。また,一粒一粒の皮は,セルロースという不溶性の食物繊維でできているため,便秘の予防や大腸がんの予防効果も期待できるそうです。すばらしいですね!ただ,鮮度の低下が激しく,時間とともに風味や甘みが減少するので,買ったらその日のうちに食べるのがおいしくいただく条件です。そこで,あまり時間がないときにも手軽においしく食べられる調理方法をおすすめします。電子レンジによる加熱です。(1)皮をむき,ひげをきれいにとったら,(2)さっと水洗いして塩を振り,(3)ラップを巻いて6分程度加熱すると,(4)蒸した場合と同じようにうま味が凝縮されます。もし時間があれば,(5)その後はけで醤油を塗って,(6)網で軽く焼けば,こんがり香ばしい焼きとうもろこしになりますよ!ぜひお試しを・・。
「食べる」ことは「生きる」こと。作ってくださるすべての方々と,大切な食材に感謝の気持ちを込めて,ごちそうさまでした。

7月16日(水) 今日の給食

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本日の給食は,あなごめし,すまし汁,すいかでした。今日は郷土食「広島県」のご紹介と,すいかについてのお話をします。あなごは,廿日市市大野町を中心に広島市や尾道市の瀬戸内海沿岸でとれます。体長は約30センチメートルくらいで身がやわらかくおいしい魚です。明治34年に宮島口で駅弁として売り出された「あなごめし」は今では広島県の名産品になっています。今日は,しょうゆごはんにあなごめしの具をかけていただきました。次に,今日の給食のデザートとして出たすいかについてです。すいかの原産地は,アフリカ中部の砂漠地帯や南部のカラハリ砂漠と考えられています。栽培の歴史は古く,約4000年前に栽培が行われていたと推定される壁画がエジプトに残されています。その後,インドからシルクロードを経て中国へと広がったすいかには,「西域から伝わった瓜」という意味から「西瓜」という字が当てられました。日本へは17世紀に中国から渡来したといわれています。すいかの約9割が水分であるため,体を冷やす作用があり,夏場の熱中症予防や解熱に効果があります。緑色が鮮やかで,へたと反対側のお尻(花落ち)の部分が小さいすいかは,太陽の光をいっぱい浴びて育った良品なのだそうです。その中でも,丸く形が整い,皮の縞模様が鮮やかで,持ったときにずっしりと重量感のあるものを選びましょう。また,保温に適した温度は8〜10度とのこと。冷やしすぎにもご注意を・・。暑くなりそうな今年の夏,おいしいすいかをいっぱい食べられたら幸せですね。
「食べる」ことは「生きる」こと。作ってくださるすべての方々と,大切な食材に感謝の気持ちを込めて,ごちそうさまでした。

7月15日(火) 今日の給食

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本日の給食は麦ご飯,麻婆豆腐,小松菜の中華サラダでした。今日はきゅうりについて(2回目)のお話です。きゅうりは,インドのヒマラヤ山ろくが原産地で,3千年前から作られていました。平安時代に日本へ入ってきました。江戸時代までは実を完熟させてから食べていましたが,甘みがうすく苦みが強くなることからあまり好まれていませんでした。しかし,今では未熟な実を食べています。サラダ・酢の物・漬け物などいろいろな料理に使われ,人気野菜の一つですね。ただし,調理の前には,きゅうりに塩を振り,まな板の上でゴロゴロと転がす「板ずり」をするのがお勧めです。転がした後は水で洗い流し,水気を切ります。このひと手間で表面のいぼが取れ,おいしさが増すのです。しかも,殺菌効果があるうえ,味がしみ込みやすくなります。私事ですが,我が家ではこの作業を「ゴリゴリきゅうり」と呼んでいて,もう一品出したくて急いでいるときでも,必ずこの処理をしています。そのあとは,甘酸醤油タレに漬け込んでもよし,フレンチドレッシングをかけてもよし,もちろんなにもかけずにポリポリかじるのもよし。夏の新鮮きゅうりは,みずみずしくて本当においしいので,いくらでも食べられます。
「食べる」ことは「生きる」こと。作ってくださるすべての方々と,大切な食材に感謝の気持ちを込めて,ごちそうさまでした。

7月14日(月) 今日の給食

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本日の給食は麦ご飯,うま煮,酢の物でした。今日はさつま揚げとわかめについてお話します。さつま揚げは,魚のすり身を油で揚げたもので,かまぼこやちくわと同じ仲間です。関東では「さつま揚げ」,関西では「天ぷら」,鹿児島では「つけあげ」,広島では「あげはん」と呼んでいます。たんぱく質をたくさん含んでいて,血や筋肉を作る働きをします。今日はうま煮に入っていました。次に,本日の酢の物に入っていたわかめについてです。わかめは食物繊維が多い低カロリーの食材として有名ですが,体内へのナトリウム吸収を抑えたり,血中コレステロール値を下げたりする栄養素も多く含んでいます。また,海中のわかめには,リンや窒素を取り込みながら成長し,海水をきれいにする機能があるそうです。身体にも環境にも優しいんですね。しかし意外なことに,わかめを食べる習慣は,近年まで日本と朝鮮半島にしかなかったのだそうです。こんなにすばらしい自然の恵みをいただくことができる幸せは,世界的に見ると「当たり前」ではなかったのですね。「食べる」ことは「生きる」こと。作ってくださるすべての方々と,大切な食材に感謝の気持ちを込めて,ごちそうさまでした。

7月10日(木) 今日の給食

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本日の給食はパン,マーマレード,カレー豆腐,ミネラルサラダでした。今日はミネラルサラダと小松菜についてお話しします。「ミネラル」というのは「無機質」のことです。カルシウムや鉄,亜鉛,マグネシウムなどで,量はたくさんではないですが毎日少しずつとってほしい栄養素です。今日は,カルシウムや鉄が多く含まれる「小松菜」と「ひじき」,ヨウ素が多く含まれる「昆布」を使ったミネラルたっぷりの「ミネラルサラダ」でした。給食に初めて登場しました。次に,その中に入っていた小松菜についてです。5月20日にも一度ご紹介しましたが,今回は名前の由来をお話しします。小松菜の原産地は日本ですが,中国から渡来してきたかぶが祖先といわれています。江戸時代初期,現在の東京都江戸川区葛西付近に葛西菜という全国的に知られていた「漬け菜」がありました。その後,江戸川区小松川で改良され,関東を中心に普及していきました。時の八代将軍徳川吉宗が鷹狩りの際に食べた雑煮の中に,香りの良い青菜が入っており,そこの地名を取って「こまつな」と命名されたという言い伝えが代表的です。当時から江戸庶民に親しまれた,大切な野菜だったんですね。現代の私たちも同じように,ありがたく,おいしくいただいています!
「食べる」ことは「生きる」こと。作ってくださるすべての方々と,大切な食材に感謝の気持ちを込めて,ごちそうさまでした。

7月9日(水) 今日の給食

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本日の給食の献立は,麦ごはん,八宝菜,大豆の甘辛煮でした。今日はきくらげについてお話します。八宝菜に入っていた黒茶色のものは,きくらげでした。きくらげは,くらげという名がついていても海でとれるのではなく,松茸やしいたけなどと同じきのこの仲間で,秋に桑などの枯れた木に生えます。形が人の耳ににているので,漢字で「木」の「耳」と書いて,きくらげと読みます。生の状態では脆く破れやすいのですが,火を通す(茹でる)とその名の通りクラゲを思わせる,コリコリした歯ごたえが楽しめます。ほぼ無味無臭ですが,何と!実はビタミンDの宝庫だそうです。ビタミンDは骨の形成を促し,骨粗しょう症予防に作用します。また,食物繊維も豊富です。食物繊維には,便秘予防・改善の効果だけでなく,身体に有害な物質を吸着し,体外に排出するのを助ける働きもあります。いいことずくめですね。ゆでたもやしと一緒にお酢・醤油・ごま油のたれに浸して冷ませば,酸っぱさがくせになる和え物になり,お箸が止まりません。湯むきしたトマトと溶き卵と一緒に炒め,酒・鶏がらスープの素・オイスターソース・塩コショウで味付けすれば絶品中華料理になり,お皿はあっという間に空っぽです。簡単ですので,ぜひお試しください!
「食べる」ことは「生きる」こと。作ってくださるすべての方々と,大切な食材に感謝の気持ちを込めて,ごちそうさまでした。

7月8日(火) 今日の給食

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本日の給食の献立は,ビビンバ,わかめスープでした。今日はビビンバと白菜についてお話します。ビビンバは朝鮮半島の代表的な料理で,「ビビムパプ」ともいいます。「ビビム」は混ぜる,「パプ」はごはんという意味で,混ぜごはんのことです。牛肉や炒り卵,ぜんまいの水煮,にんじん,キムチ,太もやし,ほうれんそうなどの色とりどりの具をごはんと混ぜて食べました。味付けには,「コチュジャン」という甘辛い「唐辛子みそ」を使っていました。とてもおいしかったです。次に白菜についてです。キムチの材料として欠かせない白菜は,英語名で「チャイニーズ・キャベッジ」といわれるように,原産地は中国北部で,現在のような形になったのは11世紀頃といわれています。中国,朝鮮半島,日本等の東アジアを中心に広がり,西洋のキャベツに匹敵する東洋の代表的な野菜です。白菜は,大部分が水分ですが栄養バランスに優れています。特にカリウムが多く含まれ,塩分を体外に排出する効果があります。塩分の摂りすぎが気になるときは,スープ料理の食材に白菜を加えると効果的です。また,ビタミンCはみかんと同程度の量を含んでいるし,食物繊維も豊富です。淡白な味で低カロリーの食材なので,どんな味付けにもあい,毎日の食生活に心強い野菜といえるでしょう。加熱調理で柔らかくすると消化が良くなるので,胃腸が弱ったり体調を崩したりしたときにも使えます。本当に重宝する野菜ですね。
「食べる」ことは「生きる」こと。作ってくださるすべての方々と,大切な食材に感謝の気持ちを込めて,ごちそうさまでした。

7月7日(金) 今日の給食

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本日の給食の献立は,ご飯,さわらの照り焼き,きゅうりの塩もみ,冷やしそうめん汁でした。今日は行事食「七夕」と,ねぎについてお話しします。今日は,7月7日の七夕にちなんで,そうめん汁を取り入れていました。細いそうめんを夏の夜空にきらめく天の川に見立ててありました。そうめんのほかにちくわ・たまねぎ・にんじん・干ししいたけ・ねぎなどの材料が入っていて,色とりどりに輝く星のようでした。冷たくしてあるので,とても食べやすかったです。次に,ねぎについてです。ねぎは,たまねぎと同様に独特のにおいの元である硫化アリルを含んでいます。包丁等でねぎの細胞が傷つけられることにより,におい成分が発生します。このにおいが,交感神経を刺激して体温を上昇させるので,風邪を予防したり,脂肪の燃焼を促進したりするのだそうです。他にも,殺菌作用があるのでのどの痛みやせきを鎮める効用もあります。選ぶときは,重さがあって表面が乾燥せずハリがあり,触ったときにフカフカしないものを選ぶと良いそうです。ぜひご参考になさってください。ねぎの豆知識も,またの機会に・・・。「食べる」ことは「生きる」こと。作ってくださるすべての方々と,大切な食材に感謝の気持ちを込めて,ごちそうさまでした。

7月4日(金) 今日の給食

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本日の給食の献立は,麦ご飯,夏野菜カレーライス,フルーツポンチでした。今2年生では,生活科「ぐんぐんのびろ」でミニトマトやピーマンを育てています。その学習に関連付けた「教科関連献立」の日として,今日はかぼちゃ・なす・オクラなどの夏野菜が入っていました。大事に育てた野菜はとてもおいしいですね。給食の野菜も,農家の人たちに大事に育てられたものです。特に今日の「オクラ」は広島市でとれたものです。近くででとれる食べ物は,移動距離が短く新鮮で,産地がわかるので安心して食べられますね。とてもありがたいことだと思います。「食べる」ことは「生きる」こと。作ってくださるすべての方々と,大切な食材に感謝の気持ちを込めて,ごちそうさまでした。


7月3日(木) 今日の給食

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本日の給食の献立は,小型パインパン,沖縄そば,ゴーヤチャンプルー,冷凍みかんでした。今日はゴーヤチャンプルーについてお話しします。ゴーヤチャンプルーといえば,沖縄県の代表的な料理です。「ゴーヤ」とは「にがうり」のことで,その名前のとおり,独特の苦味があります。また「チャンプルー」とは,沖縄の方言で「まぜこぜにする」という意味で,いろいろな野菜などを炒めあわせた料理のことです。今日は,ゴーヤと豚肉や卵,キャベツ,にんじん,豆腐を炒めていました。ゴーヤだけだと,その苦味だけが口に残ってしまいますが,肉や卵などと一緒に食べると,最高の味のハーモニーを奏でます。例えば,少し材料を変えて,ゴーヤ・卵・ウインナーだけで作ってもおいしいですよ!(1)まず,種をとって薄く切ったゴーヤと,同じく薄切りにしたウインナーを,油少々を熱したフライパンで炒め,(2)それを端に寄せ,(3)溶き卵を流しいれてかき混ぜてスクランブルエッグ状にし,(4)寄せていた(2)の具とざっくり混ぜ合わせ,(5)塩コショウで味を整え,(6)深めの皿においしそうに盛り付ける。以上です!簡単でしょう?ゴーヤとウインナーをセットで口に入れて噛みしめた瞬間,2つの味が最強のコンビとなって食欲を刺激し,お箸が止まらなくなります。ゴーヤの苦味が,逆に良いアクセントになるのです。はじめはウインナーばかり選んで食べていた子どもたちも,いつしかゴーヤまでパクパク食べるようになります。皆様,ぜひお試しください!
「食べる」ことは「生きる」こと。作ってくださるすべての方々と,大切な食材に感謝の気持ちを込めて,ごちそうさまでした。

7月2日(水) 今日の給食

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本日の給食の献立は,ごはん,さけの唐揚げ,レモン和え,じゃがいものそぼろ煮でした。今日はさけとさやいんげんについてお話しします。さけは川で生まれて,海で育つ魚です。そして3年から4年たつと,地球を半周するくらいの旅をして,卵を産むために,再び生まれた川にもどってきます。このとき,地引き網や落とし網などでさけをとります。「サーモンピンク」という言葉があるように,身はうすい紅色をしています。今日は,さけにでんぷんをつけて,油で揚げていました。次に,さやいんげんについてです。さやいんげんは,野菜・豆類双方の栄養的な要素を兼ね備えていて,ビタミンK,βカロテン,ビタミンB郡を豊富に含み,食物繊維に富んでいます。アスパラガスに多く含まれているアスパラギンを含むので,疲労回復効果や,体の組織の修復を促し,肌や皮膚をととのえる働きもあります。このように,とても体に良い野菜ですが,生食には向かないので,必ずゆでたものを食べます。まず,スジのあるものはスジを取り除いて塩茹でしますが,きゅうりと同様に塩で板ずりをして熱湯で茹でると,より緑が濃くなるうえ,細かいうぶ毛がとれ,食感が良くなります。さらに,さやいんげん本来のポリポリした歯ごたえを楽しむためには,短時間で茹で上げて氷水で一気に冷やし,粗熱をとってすぐざる等に上げて,水っぽくなるのを防ぐとよいそうです。ぜひお試しください!ちなみに,豆の形が出すぎていないもの・凹凸の少ないものが良品で,さやの先端がピンとしているのが新鮮さの証。先っぽをよく見比べて,お選びくださいね。「食べる」ことは「生きる」こと。作ってくださるすべての方々と,大切な食材に感謝の気持ちを込めて,ごちそうさまでした。

7月1日(火) 今日の給食

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いよいよ今日から7月に入りました!本日の給食の献立は,五穀ご飯,焼肉,赤だし(味噌汁)でした。そして今日は地場産物の日でした。広島県でとれたピーマンを使っていました。ピーマンは,とうがらしのなかまです。フランス語でとうがらしのことを「ピマン」といい,ピーマンといわれるようになりました。ピーマンは夏の太陽の光をあびて,濃い緑色になりおいしくなる野菜です。カロテンやビタミンCを多く含んでいます。特にビタミンCは,実にレモンの2倍!トマトの5倍!!もあります。中くらいの大きさのピーマン4個で,1日の摂取量を摂ることができるそうです。そのほか,ビタミンA等のビタミン類や食物繊維を豊富に含んでおり,加熱調理しても栄養価が損なわれることが少ないので,どんな料理でも栄養バランスよく食べられる野菜といえます。ちなみに,普段私たちがよく目にしている緑ピーマンは,実が完全に熟する前に収穫しているもので,完熟すると赤色になります。そして!なんと赤ピーマンの方が,緑ピーマンより栄養があるのだそうです。甘みも強くなり,独特の香りも少なくなるとのこと。食べ比べてみるのも面白そうですね。多少曲がっていても,へこんでいても味には問題ありません。色が濃くてツヤのあるもの,ハリがあって肉厚なものを選んでくださいね。苦手な野菜に名を挙げられることが多いピーマンですが,調理方法を工夫すれば,子どもたちにもそのおいしさは十分に分かってもらえると思います。今度ピーマンについてお話しするときは,調理方法豆知識についてもご紹介したいと思います。お楽しみに・・・。「食べる」ことは「生きる」こと。作ってくださるすべての方々と,大切な食材に感謝の気持ちを込めて,ごちそうさまでした。


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広島市立観音小学校
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