5月29日の午後、車椅子バスケットボール元日本代表で、パラリンピックに4度出場された神保康広さんを講師にお招きし、心の参観日を実施しました。男女の代表それぞれ10名が、車椅子バスケットボールをゲーム形式で体験させていただき、観戦・応援していた生徒たちまで、その難しさと楽しさに大きな刺激を受け、大いに盛り上がりましたました。ちなみに、先生チームが一番へた(シュートが決まらない)でしたね。体験の後には、神保さんが脊髄損傷で失意と絶望の中、2年近くも家に引きこもっていたこと、そんな彼をずっと励まし車椅子バスケットボールに出会わせてくれた友人のことなどをお話ししてくださいました。そして、車椅子バスケットボールに取り組み始めてから、自分のため、人のために頑張られ続けたことを紹介され、スポーツで世界を一つにしたいというのが自分の夢「あすチャレ!」ですが、みなさんの「あすチャレ!」は?と締めくくられました。とても、貴重な体験とお話でした。神保さんは、日本財団パラリンピックサポートセンターのスタッフの方と日本全国を回り、この活動をしておられるそうです。今回の授業で、生徒たちが感じたことや学んだことを、しっかり交流させてみたいと思っています。本当に、素晴らしい学習の機会であったと感じています。ありがとうございました。