最新更新日:2024/09/20 | |
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大切なことに気づく芽(目)「きのう、あいさつ名人を見つけました。ぼくが学校に行く時に見つけました。女学院に通っている人でした。信号で止まった時にあいさつされました。あいさつされた時に返すことができなくて、今ではくやしいです。ぼくだけでなくいろんな人にあいさつをしているのを見て、とてもすがすがしくなりました。あいさつは大事だと思いました。」 女学院のお姉さんの、誰にでもあいさつをする姿をすがすがしいと感じ、また、そのときあいさつを返すことができなかった自分を悔しいと思ったA君。大切なことに気づく芽が育っています。A君のような子を増やしていくことが私たちの仕事です。 (ちなみに今回の写真と文は関係がありません。さわやかな話なので、さわやかなザクロの写真を使いました。) 主幹先生の心遣い耐震工事に負けない授業学習環境は少し悪くなりましたが、その分先生たちは、それに負けない工夫をして授業を行っています。先日ある学級に行くと国語の授業を行っていました。動物園の年老いたライオンと男の子の心の交流を描いた作品を学習していました。先生は、分かりやすい板書を工夫していました。視覚的にもきれいだし、学習した内容もわかりやすくまとめられていました。当然子どもたちの発表意欲も旺盛でした。教室は暗くても活発な授業が展開され、私の心は明るくなりました。 「幟クイズラリー」表彰式残食ゼロへの児童の取組そこで考えたのが、子どもたち自身で残食をゼロにしようという取組をすることでした。今行っていることは2つあります。一つは、毎日残った量を献立ごとに量って、それが何人分に当たるか計算して、次の日の給食時間に発表することです。たとえば、「昨日の給食の残りを発表します。麦ご飯12人分、さわらのいそべあげ9人分、きりぼし大根のいため煮10人分、ひろしまっこ汁8人分でした。給食の残りがゼロになるようにしっかりいただきましょう。」というような放送をします。もう一つの取組は、一ヶ月ごとに残食の少なかった学級を表彰することです。3位まで表彰しています。写真はその表彰式の様子です。 後期学級代表の決意自分の学級のことをよく考えているなと、頼もしく思いました。学級代表の意欲をみんなで支える学級になってくれることを願っています。後期の成長が楽しみです。 学校朝会幟町小学校では、ずっと「歌声日本一」「あいさつ日本一」を目指してがんばってきました。「歌声日本一」の方は、日本一とまでは行かないかもしれませんが、それに近いレベルまで到達していると思います。しかし、「あいさつ日本一」の方は残念ながら校長先生が考えているところまでは達していません。この写真に写っている人は誰ですか?(子どもたちから○○先生と答えが返ってきます。)そうです、毎朝みんなのためにきれいな学校にしてくださっている○○先生です。皆さんは、正門で校長先生とあいさつとともにハイタッチを元気よくしています。しかし、そのあと学校をきれいにしてくださっている○○先生の横を黙って通り過ぎる人がいるのです。しかもかなり多くの人があいさつをしていないのです。とても残念です。校長先生は、知っている人や学校に来られたお客様には、元気よくあいさつができる子どもになってほしいと思っています。 というような内容の話をしました。この後は各担任の仕事です。私の話を受けて、きっと各学級で学年に応じた話をしてくれているはずです。 私の望むあいさつの姿子どもたちは正門のところで待っている私と、「おはようございます」というあいさつとともにハイタッチをします。その後、靴箱に向かって歩いて行くと落ち葉を掃いておられる業務の先生と出会います。残念なことに、業務の先生にあいさつをしない児童が結構いるのです。私はとても残念です。私とのあいさつとハイタッチで「朝のあいさつは終了」と思っているのかもしれません。 これではいけないと思い、この日の写真を使って二日後の全体朝会で話をすることにしました。 秋晴れの連合運動会10月12日(土)に特別支援学級連合運動会が本校の運動場で行われました。本校は2会場で行われるうちの1会場なので、早めに学校に行きました。私が着いたときにはすでに多くの先生方が準備をしておられました。当日は、10月中旬とは思えないぐらい暑かったです。本校からは11名の児童が参加しました。ご家族や先生たちを加えると幟町小学校は総勢30名を超えました。午前中の競技が終わると、みんなでお弁当です。各家庭から持ってきたシートをつないで大きな座敷を作り、そこにみんな座っておいしいお弁当をいただきました。友達と一緒、家族と一緒、先生たちと一緒でみんなとてもいい笑顔でお昼を食べました。午後の競技が終わると、一人一人お土産をもらいました。最後に全員で記念写真を撮って帰りました。皆さんお疲れ様でした。 日豪草の根交流今回、本校にお越しのアレクサンダー・ホワイトさんは、現在92歳というご高齢です。少し足が弱ってはおられますが、声は若々しく、耳も遠くありません。今でもIT機器を使いこなしておられます。本校には娘さんが同行してこられました。 ホワイトさんは1942年〜1945年の間、シンガポールとタイで日本軍の捕虜となりました。そして、「死の鉄道」と呼ばれた泰緬(タイメン)鉄道の敷設に従事されたそうです。ぬかるんだ足下での作業、粗末な収容所での生活、途中マラリアにかかったこと等をお話しくださいました。お話し中の表情に怒りの感情はなく、一生懸命に聞いている子どもたちに語りかけておられました。 その後、本校の平和学習の取組発表を聞いていただき、次に全校児童の合唱「折り鶴のとぶ日」を聞いていただきました。そして、6年生児童代表が英語と日本語であいさつを行い、最後に1年生児童代表がお二人に折り鶴のレイをプレゼントしました。 退場の時は、通路側に座っている児童一人一人と握手をされました。校長室に戻られてからも話が弾み、予定をかなりオーバーして昼食場所に行かれました。ワゴンタクシーに乗り込まれた後、お別れの握手をしましたが、その握力の強さに驚きました。 本校での交流が、ホワイトさんのつらい過去の記憶を少しでも和らげ、広島の子どもたちは真剣に平和を望み、そのために自分は何ができるかを一生懸命考えているということを感じていただけたら幸いです。またこのような機会があったらいいなと思います。 読書の秋「朝読書」このようにして、学校全体が静かで穏やかな時間を過ごし、落ち着いて1日のスタートを迎えることができます。 スポーツの秋「かけ足タイム」運動場を大きく3つの円に分け、内側を低学年、中を中学年、外側を高学年が走ります。先生たちも全員走ります。ゼッケンをつけた人は、運動委員会の人でペースメーカーです。自分のペースで走りますが、走り終わった後は肩で息をするくらい一生懸命走ろうというのが合言葉です。少ない人でも3周、多い人は5周ぐらい走っています。 夏休み終了から今日まで、ほとんどまとまった雨が降っていません。運動場はからからで砂埃が舞う中ですが、みんなで元気よく走っています。 もくもくそうじ月間先生たちは掃除指導のために手が離せないので、校長、教頭、主幹教諭が場所を分担して見て回り、写真にとって掲示したり、直接言葉かけをしたりして評価しました。 おおむねよく頑張っていましたが、もくもく掃除を意識してがんばっているところと、そうでないところの差が大きかったというのが私の感想です。 10月の生活目標が、「もくもくと掃除をする」と「掃除用具をきれいに片づける」です。9月の成果を10月に続けたいと思います。 丁寧に書く丁寧に書いている子に共通していることは、姿勢がいいこと、鉛筆を持たない方の手をきちんと添えていること、必要なもの以外は机に出ていないため机を広く使っていることです。低学年の内にしっかりと身に付けておきたい大切な学習習慣です。 2年生、二分の一の学習折り紙の角を揃えてきちんと折ること、折り目に沿って丁寧にはさみで切ることがとても重要です。子どもたちは、角と折り目に意識を集中して作業をしていました。その作業が終わると、ノートに丁寧に貼っていました。 作業をするときに大事なことは、机の上が整理されていることです。ノート、折り紙2枚、はさみ、のり、(鉛筆と消しゴム)以外は出ていません。とても大切なことです。緊張感がある授業でした。 耐震工事の様子北校舎に続いて、南校舎は校舎を囲むように足場が設置されているところです。足場がすべて設置されたら、防音シートで覆われます。南校舎の足場が設置されたら、子どもたちは防球ネットの外側を通るようになります。工事の進捗状況に合わせて、より安全な方策をとりたいと思います。 保護者の皆様には、ふれあいの準備や本番でご迷惑をおかけすると思いますが、ご理解をいただきたいと思います。 緊急時下校訓練保護者の方には、年休を取って頂いたり、勤務を交代して頂いたり等のお手数をおかけするのですが、いつ何が起こるか分かりません。無事の時にこそ有事を想定して行うのが訓練の大事なところです。 訓練を生かすことがない方がいいのですが、いざというときのために真剣に行っています。 エリザベト音大生によるミニコンサート最後の日に、6名の学生さんが、「お世話になったお礼です。」と言って、ミニコンサートを開いてくれました。声楽、ピアノ、ホルン、クラリネット、チューバと自分の得意な分野で、すばらしい演奏を聴かせてくれました。忙しい中多くの先生たちが集まり、一服のお茶をいただいたような幸福な時を過ごすことができました。 ザ・幟クイズラリー理科出前授業内容は「超低温では物質はどのように変化したり、どのような性質を持ったりするか」ということについて、様々な実験を準備していただいて不思議を楽しむというものでした。興味深い実験が続き、子どもたちは驚きの連続です。「えーっ!」「どうして?」「おもしろい」「不思議」等々の連続でした。 身の回りで起きる様々な現象や事象に興味関心を持つことが、「科学の芽」が出たことなんだと中村先生はおっしゃいました。この出前授業で、たくさんの科学の芽が出ました。 児童が下校した後、私たち教職員も同じ授業を受けました。普段教える側の先生たちが、目を輝かせて話を聞いたり実験をしたりしていたのが印象的でした。子どもたちを引きつけるおもしろい授業をするには、準備が大切だということがよく分かりました。 |
広島市立幟町小学校
住所:広島県広島市中区幟町3-10 TEL:082-221-3013 |