最新更新日:2024/06/29 | |
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「奈良の大仏」の学習を通して
6年生が社会科で「奈良の大仏」を題材に学習をしていました。
聖武天皇の詔により、その大仏が建立されたという史実は有名ですが、大仏建立に携わった人物として「行基」という僧の名が教科書に取り上げられています。 「行基」という僧がどんな人物なのか、どうしてこの僧が多くの民を動かし大仏建立に貢献することができたのかを学んでいきます。 この45分間、子どもたちは教科書や資料集をむさぼるようにめくり、調べたいことが分かる資料を探し、線を引きながら読んでいます。どこからか、 「○ページにも資料があるよ!」 「えっ?どこ?・・・あ、本当!」 という声も聞こえてきます。また、調べる中ででてきた『なぜ』を、班の友達と活発に意見を交換し合う場面もありました。 自発的に資料を探したり、教え合ったり、意見交換したりする子どもたちの姿を目の当たりにし、「私たちが受けてきた教育とずいぶん様変わりしたなあ。」と感じずにいられませんでした。 「奈良の大仏について学ばせる」のではなく、「奈良の大仏の学習を通して学び方を身に付けさせる」という発想で、授業づくりもシフトチェンジされています。 このように学校では、「主体的で対話的で深い学び」を通して、将来を担う子どもたちに必要な資質・能力を身に付けさせることを目指し、日々授業改善に取り組んでいるところです。 |
広島市立古田小学校
住所:広島県広島市西区古江西町18-43 TEL:082-271-5204 |