最新更新日:2024/09/26 | |
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1年道徳校内研究授業 「学校のかえりみち」
7月12日(木)に,1年3組で,道徳の校内研究授業が行われました。「学校のかえりみち」という教材を基に,「善悪の判断」について考えました。教材の概要は以下の通りです。
ぼくとこうた君はいつも一緒に遊ぶ大切な友達。そんな二人に嬉しいニュース。それは,近くの公園がリニューアルする,ということ。長い滑り台やターザンロープもあってとても楽しそう。すると,こうた君がぼくに,「学校の帰りにそのまま公園に行こう。」と話をもちかける。ぼくは迷いながらも説得されて学校帰りに公園へ。 公園に着くと,まだ誰もおらず,遊び放題。遊び疲れて帰る頃,こうた君は「また明日もね。」と提案。家に帰ると,お母さんはぼくをじっと見つめて「おかえり。」と言う。る。そんなお母さんを,ぼくは真っ直ぐに見ることができない。 翌日,お母さんの顔を思い出しながら,「一度家に帰ってから行こう。」とこうた君に提案。最初はむっとしたこうた君だったが,最後には納得してくれ,その日は,一度家に帰ってから公園へ。すると,昨日よりずっと楽しく遊ぶことができた。 授業では,最初に,「やってはいけないことと分かっていながらついついやってしまうこと」について自分自身のことを考え,その後,物語に入っていきました。仲のいい友達に誘われたらついつい流されてしまうことに十分寄り添いながらも,「なぜ二日目にはきっぱりと断ったのか」その理由について,ペア学習も取り入れながら,多面的に考えました。 考えた後は,「ぼく」に成り切り,役割演技をして価値を深めていきました。子どもたちからは,「お母さんにしかられるから」,「お母さんが心配するから」,「学校のきまりだから」など,たくさんの意見が出ました。また,「きまりをやぶって遊んでも楽しくない」などの,気持ちに関する意見も出ました。 授業の最後には,最初に聞いた,「やってはいけないことと分かっていながらついついやってしまうこと」について,再度考えました。この授業が,少しでも「善悪の判断」をすることにつながっていったらいいと思います。 |
広島市立楽々園小学校
住所:広島県広島市佐伯区楽々園六丁目8-1 TEL:082-924-5221 |