広島市立幟町中学校

皐月の窓

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 5月21日(水) 第32回ノボリンピック(体育祭)を開催しました。

 『百戦練磨』のスローガンのもと、学級・学年練習で鍛えた横のつながりと、1年・2年・3年の縦割交流で結んだ縦のつながりで、本校の名前のとおり、美しい絆の幟旗が織り上がったのではないでしょうか。 
 今年度は、熱中症予防の対策として開催期日を一か月早め、体調管理に努めながら限られた時間で練習や準備を進めてまいりました。
 当日は、ご来賓をはじめ、多くの保護者の皆様がご観覧くださり、一人一人の一生懸命な姿に、多くの拍手と温かい声援をいただきました。
 本当にありがとうございました。

 生徒たちは、「NPは何のためにするのか」を考えてこの行事に取り組むようにしています。
 NPで何を感じ、何を学んだか、3年生の振り返りのアンケートから、生徒の声を紹介します。


【NPは何のためにするのか】(3年生のアンケートより)
★ 一人一人を理解するため。種目の練習を通して、その人の良さや苦手なことをわかり合える特別なもの。周りの人を理解して認め合えるから助け合えると思う。
★ みんなで向き合って、一つの物事に一生懸命に取り組むから協力の仕方が学べる行事だと思う。
★ 一人一人が、「クラスの一員」「学校の一員」であることを強く意識できるのがNP。競技で競い合いながら、練習や準備を通して、クラスや学年をこえて一つになれるのがすごい!
★ 目標をもって頑張れば報われることを実感するためだと思う。ダンスの練習がうまくいかないこともあったし、本番に間に合うか不安もあったけれど、NPを目指してみんなで励まし合って取り組んだので、絶対に「ダンスを成功させたい!」という思いがかなったと思う。
★ 勝ち負けも大事だけど、NPまでの過程がすごく大切。大人になったらこんな素敵なことできないんだから。
★ 私は運動が苦手でみんなに迷惑をかけるのでは、と心配していたけど、運動が好き、嫌い、声が大きい、小さい、人それぞれで、それが組み合わさったら、最高にすてきな仲間になれる!と思った。
★ 本気で練習して、全力で発揮する。すべてを出し切って最後はお互いたたえあう。だから、お互いの仲が良くなる。NPは絆を深めるためになくてはならない行事だ。今は、達成感しかない!
★ 1、2年生と仲良くなれるし、どの学年でも、組が違っても応援し合うし、みんながつながるために、NPは必要だと思う。NPでいろいろな人から応援されて嬉しかったし、私もたくさん応援ができて良かった。
★ NPは、ただ楽しむのではなく、仲間と創り上げていく大切さを学ぶためにすると思った。そして、NPで得た経験や感じたことを、これからの学校生活に活かして、NPがない日にも学校全体が協力していきたい。
★ ダンスは3年間の集大成であり、一番練習してきたから、本番は本当に楽しかった。練習が進まないこともあったけれど、みんながNPに向けて一つになっていくのは今までにない感覚だった。先生を泣かせることはできなかったけど、練習の成果が発揮できた、3年間最後の体育祭。本当に楽しかったです!!
★ 最後のNPだったけれど、今までの中でナンバー1でした。いつも授業中うるさくて注意ばかりされているクラスが、団結してリレーやダンスを全力でやっているのを見て「いつも、こうだったらいいのになぁ〜」と思ってしまいました(笑)。「台風の目」で途中トラブルがあったけど、3年生が下級生に「がんばってー」「列をつめて!!」という声が出てきて、あぁ、やっぱり私たちは3年生なんだな、と改めて感じて、とても心に残りました。
★ 中学校生活最後のNP。一緒に過ごしてきた仲間とNPを成功させるため作戦を立てたり練習をしたり、これが今回で最後だと思うと少し寂しかったです。ダンスリーダーとしてどうしたらみんなが綺麗に踊れるか、1,2年生に思いが伝わるか、悩んだこともたくさんあったけど、全員があきらめずに頑張ったことで最高のパフォーマンスになったと思います。このNPの感動を、学校生活や、文化祭の合唱につないでいきます。


次回は、水無月の窓を開きます。



                  令和7年5月  学校長より



【学校長より】 2025-06-06 12:49 up!

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