広島市立山本小学校

学区の概要

本校の学区は、広島市中心部である中区紙屋町の北北西約5キロメートル、安佐南区南端に位置している。背後には400メートル級の火山、武田山があり、そこを源流とする東山本川、西山本川が流れており、自然に恵まれた地域である。学区内には、上組古墳、部屋谷古墳、三王原古墳、浄円寺古墳、空長古墳群、寺山遺跡等が数多くある。1800年前の弥生時代後期ごろから居住していることが分かっている。また、武田山には安芸武田氏の居城であった金山城(銀山城)がある。山頂からは、太田川が左から右へと流れ、広島湾に注いでいる様子が遠望できる。安芸武田氏が繁栄した時代に本校が現在建っているあたりが海岸であり、安芸武田氏の治世上、金山城は絶好の場所に築かれたことが想像できる。
 大正15年(1926年)9月10日には、後に、山本水害と称することになる洪水が発生するなど、幾度も洪水、山崩れの災害を受けるという悲しい歴史もある。しかし、地域の人々の献身的な力により復旧、復興し、現在の発展した姿がある。
 近年は広島市のベッドタウンとして田畑が宅地化され、人口が急増している。さらには、火山、武田山の山麓が開発され、大規模な団地が完成した。それにともなって、平成22年4月には団地内に本校から分離した春日野小学校が開校した。


【学校紹介】 2024-04-10 17:56 up!

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