今年、安西幼稚園のひまわりは、暑さにも負けずとても大きく育ちました。花壇の下から見上げながら、「真ん中が黒っぽくなってきたね。そろそろ、種とりをしてみようか」とひまわりを切りました。切ったひまわりを持ってみると、一人では支えられない程の高さと重さがありました。残った根っこを一生懸命に掘ってくれた子供たちもいました。大きなひまわりを支えていた根っこはびっしりと広がり、掘り出した子供たちは満足そうでした。
　ひまわりを園庭のシートの上に置いて種取りが始まりました。４歳児は、集めることが楽しくて、袋の中の種が増えるとご機嫌です。５歳児は、「この種を植えたらひまわりができる？」「家は植える所がないなあ」「おばあちゃんちはどう？」と、取った後のことを考えながら集めていました。「何個ついてるかね」「百個はあるよ」「千個じゃない？」「一万個！すっごい多いってことだよ。お姉ちゃんが言ってたから知ってるよ！」
　そして、集めた種を大事に持ち帰りました。持ち帰る５歳児に、「春になったら植えてね」と声をかけると「一年生になってからだね」とにっこり。種を植える来年の春の子供たちの姿が楽しみになりました。
　
写真　上　　大きなひまわり、持ってみたよ。

写真　中　　根っこも凄いでしょ！

写真　下　　種がたくさんあったね。