安西幼稚園で、先日、参加参観日を実施しました。参加参観日は、保護者の方に一緒に遊んでもらいながら、子供たちが幼稚園でどのような遊びをしているのか、どんな事を楽しいと感じているのか、友達とどんな会話をしているのか等を感じていただきたいと思い行っています。遊びの楽しさを感じることで、子供たちが幼稚園のことをお家の方に話した時、子供たちの気持ちに共感することができると考えます。
　さて、当日は、運動会から継続している「チャレンジ・ダンス」、ルールのある遊びを経験させたいと始めた「ころがしドッジボール」、秋の自然物が届き、作りたい！と始まった「リース作り」を親子で相談しながら始めました。
　だんだん、お家の方の方が集中して遊びを楽しまれていました。運動会で踊った動きがどんどん速くなる昆虫太極拳のダンスを、子供たちが先生役となって一緒に踊ると、お家の方からは歓声があがり、みんなで一緒に踊る楽しさを味わうことができました。また、リース作りでは、どこにまつぼっくりをつけるか相談したり、親子で役割を分けて取り組んだりと、少しずつ作り上げていく満足感を味わうこともできました。
　きっと、この日の体験が、子供たちの刺激となって遊びが発展していくと思います。
　後半は、幼児教育アドバイザーの中山　千恵先生より、「幼児期に大切なこと−遊び・大人の役割−」の演題で講演を行っていただきました。
　遊びの中で子供たちが多くのことを学んでいること、それを支える教師や親であってほしいとのお話に、幼稚園と家庭がより協力して子供たちを育てていきたいと強く感じる時間となりました。

写真　　上　　親子でリース作り「どれ、つけようか？」

写真　　中　　昆虫太極拳　踊ってみたら、楽しいですね！

写真　　下　　登り棒にチャレンジ！まだまだ、負けないよ！