緑井幼稚園では例年、４歳児、５歳児がそれぞれに協同作品を作り、地域のギャラリーに展示させてもらっています（今年は８月４日（金）から、８月17日（木）の13時まで）。
　場所は、緑井ギャラリー「passage」（フジグラン緑井５階、駐車場から入ってすぐのエスカレーター横）です。
　６月中旬頃から、それぞれの学年で創りたい作品について話し合い、イメージを広げていきました。
　４歳児は、大好きな水遊びや魚釣り遊びからヒントを得て、広い海の世界を想像しました。「大きくて青い海にもぐって、友達と泳ぎたいな！」「かわいいカニやヤドカリに会って一緒に遊びたいな！」など、水遊びやプール遊びの始まりの頃と重なり、遊びながら、思いっきり楽しみながらの作品作りとなりました。
　５歳児は、プラネタリウムを見学したことから、星や宇宙に関心を広げ、友達同士で知っていることを伝え合い、想像し合って作品作りに取り組みました。もし宇宙に行くとしたら…「宇宙服がいるよね！」「宇宙は身体が浮かぶんだって！酸素ももっていかないと！」「乗り物を作って宇宙のヒーローになりたい！」等々…、自分のイメージと友達のイメージを合わせて不思議な“宇宙”を想像し、思い思いの工夫をしながら、友達と力を合わせて一生懸命作品を仕上げました。
　一人一人が時間をかけて自分の作品に取り組む中で、愛着が沸き、一層大切なものになりました。できあがった作品は、先生達がギャラリーで組み立て完成しました。家族の方と見に行って、「これが僕のだよ！」「◯◯ちゃんのもあるよ！」と嬉しそうに、誇らしそうに説明しているそうです。
　展示の機会を与えてくださった関係者の皆様や保護者の皆様に感謝し、これからも、一人一人の子供の思いを大事にした活動を積み重ね、みんなの力を合わせて取り組む体験を大切にしていきたいと思います。

写真　上　　「宇宙って、ず〜っと夜みたいなんよね。」
　　　　　　５歳児は、数えきれないほど星を描き、友達と一緒に
　　　　　色塗りをしました。

写真　中　　４歳児は、先生と一緒に大きな紙を海に見立て、手形で
　　　　　海の水を表現しました。

写真　下　　それぞれの物語を秘めた広い海と宇宙の協同作品ができ
　　　　　あがりました。