４月２２日、今年も幼稚園の近くにある幼稚園の畑にミニトマトの苗を植えました。昨年の経験がある５歳児は園児だけで、初めて経験する４歳児は親子で、一人一苗植えました。
　「美味しいトマトがたくさん出来ますように！」という願いを込めて、添え木と自分の名札を立てました。途中、脇芽を取ったり、草を抜いたりしながら、毎日のように多くの園児がトマトの生長を楽しみに畑に通いました。
　「黄色の花が咲いたよ。」「○○ちゃんの緑のトマトが出来ていたよ。」それから、さらに生長して園児より高くなった時に、２メートルの添え木と交換、名前を上に付け直しました。６月下旬頃から「トマトが赤くなったよ。」「お弁当に入れるんだ。」「今日は、５個取ったよ。家族みんなで食べるよ。」と毎日のように収穫を楽しんでいます。そして、収穫したトマトを入れて持ち帰るために、それぞれの家庭で工夫して牛乳パックなどで作った入れ物を持って来るのが日課となっています。
　保護者の方からは、「嫌いだったトマト、採りたてトマトを思わずその場で口にして、美味しいと言ってにっこりしていました。」「畑のトマトは買ったものとは違って格別の味ですね。」などと言う声が聞かれています。
　畑では、現在ＪＡ広島市矢野支店と協力して作っている矢野の特産七福芋をはじめ、里芋、落花生、白ゴマ、さつま芋の栽培をしています。夏休みに入りましたが、まだまだたくさんの実を付けているトマトの収穫に、野菜の生長を楽しむことができることでしょう。

写真　上　　大きくなってね！の願いを込めて丁寧に植えました。

写真　中　　こんなに大きくなり、たくさんの実が付きました。

写真　下　　毎日トマトを収穫するのが楽しみです。