最新更新日:2024/03/25
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令和4年度三入中の願い(前期始業式挨拶より)

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三入中学校 令和4年度 前期始業式 挨拶

新三年生、新二年生の皆さん、進級おめでとうございます。
三年生 118名、二年生 108名の皆さんの進級を承認します。
明日、入学する一年生を含め 332名の生徒全員が安心して学び、成長する学校を、先生たちと一緒に創り、三入中学校の新たな歴史を刻んでいきましょう。 
さて、三入中学校の校訓は「自主・自律」です。
「自主」とは、やるべきことを理解している状態で、周りからの指示を受ける前に自ら動けるという意味があります。
「自律」とは、自ら立てた規範(ルール)をもとに行動するという意味があります。その規範をつくるためには、ブレない判断・行動につながる自らの価値観・信念を育まなければなりません。
先生たちは、みなさんが、心身ともに健康で、自主自律の精神を身に付け、社会の役に立つ人間に育ってくれることを期待しています。
そのために、今年一年、みなさんに約束してほしいことを三つ伝えます。
後から三つが何だったかを聞きますので、よく聞いておいてください。
一つ目は、命を大切にすることです。自分の命も相手の命も大切にしてください。心も体も傷つけることのないよう安心安全に過ごしてください。
「自分にしてほしくないことは人にしない」と約束してください。
二つ目は、確かな学力をつけることです。人と比較する必要はありません。自分の学力を少しでも伸ばすよう努力や工夫をしてください。先生たちは、みなさん一人一人をサポートします。そのために先生たちも互いに切磋琢磨しながら授業づくりを勉強していきます。
「授業を大切にする」と約束してください。
三つ目は、多様性を受け入れるということです。
人間は、いろんな人がいて、いろんな考え方をもっています。しかし、自分の中にある考えや感じ方もいろいろなはずです。実は、一人の人の中に相反する考えが同時に存在します。とても不思議ですが、どちらの考えも自分です。そのどちらかを選択するのも自分なのです。その時、ブレない判断をし、適切な行動につなげるためには、自らの価値観・信念を身につけた「自律」している状態である必要があります。
だから、人と係わることが大切なのです。人とかかわり多様な価値観に触れることで「自分」というものが見えてくるものです。自分の考えと違う人と話をすることで新たな発見や自分自身の変容に気づくことができます。また、自分の考えを伝えるためには、自分自身を知らなくてはいけません。そのためにも「いろんな人のいいとこみつけをするなかで、生き方を学ぶ」と約束してください。
「吐く」という漢字からマイナスを除くと「叶う」になるように、マイナス発言をするのではなくプラス発言をするよう心掛け、自分の夢や希望を叶えられる人に成長してください。
人間は成長する生き物です。時には失敗することもあるでしょう。失敗をそのままにしていると成長しませんが、他人も自分もごまかさず、失敗を認め改めることで人間は成長します。人間は、失敗しながら成長していくものです。失敗を恐れず挑戦してください。
みなさんは、一人ではありません。 あなたのことを気にかけてくれる仲間や先生がいます。保護者や地域の人もいます。困っている時は、いつでもどこでも誰にでも構いません。相談してください。
今はコロナ禍のため、活動が制限されたままですが、歴史上人間は三年で様々なウイルス等との共生に成功してきたと言われています。人間の英知に期待して、私たちはやるべきことを積み重ねておきましょう。
本校においては、四月の授業参観を中止し、部活動は再び平日のみになります。1年生の宿泊研修や2年生の修学旅行、体育祭も延期せざるを得ない状況です。ようやく活動できるようになった矢先のことなので残念な気持ちは同じです。しかし、命を守る判断行動が一番大事です。こういう時こそ、ブレない判断をし、適切な行動がとれるかどうかが試されます。誹謗中傷することなく、「自分にしてほしくないことは人にしない」を実践してください。
みなさんは、人類が誰も経験したことのない先行き不透明な時代を生きていくことになります。今ある職業も、業種によっては将来的になくなることもあるといわれています。新たな職業も生まれてくることでしょう。だからこそ、今、学校で身につけておくべきことは、確かな学力と、多様性を受け入れ他者とともにブレない判断・行動ができる価値観や信念を育むことです。それを学べるのが学校です。

令和4年度が始まります。ともに成長してきましょう。

令和4年度三入中の願い(入学式式辞より)

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入学式・始業式から約一ヶ月が経ちます。
生徒たちは、毎朝、感じのよいあいさつとともに登校してくれています。
子どもたちが、学校を核とした地域コミュニティーの中で安心安全に生活し成長してくれることを願っています。その願いは、入学式式辞にも込めています。

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広島市立三入中学校 
令和四年度 第四十回 入学式 式辞

新緑の春  うららかで暖かく、新しい生命の息吹きを感じる今日の良き日に、広島市立三入中学校 第四十回 入学式が挙行できますこと職員一同心よりお礼申し上げます。
さて、入学式を迎えた106名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんの入学を心より歓迎いたします。
いよいよ今日から中学生です。全校生徒332名全員が安心して学び、成長する学校を、先生たちと一緒に創り、三入中学校の新たな歴史を刻んでいきましょう。
そこで、みなさん一人一人にお願いしたいことが三つあります。
一つ目は、命を大切にすることです。あなたがこの世に生を受け、今日までご家族の方々が慈しみ手塩にかけて育ててくださってきたおかげで存在している命です。それは、あなたの隣の席の人も前の席の人もどの人も同じ、たった一つしかない命です。自分や相手の命を大切にすることを約束してください。心も体も傷つけることなく安心安全に過ごしましょう。
二つ目は、心と体を鍛えることです。義務教育後期のこの三年間は、心も体も成長します。思春期と言われる多感な時期です。
その思春期という世界での体験は心を成長させます。いろいろな経験を通して、いろいろな感情を味わってください。しっかり心を揺さぶって、迷って、さみしい思いや悲しい思い 楽しい思いや感動を味わってください。いろいろな感情は、あなたを深い人にしてくれます。人の心の痛みのわかる人になれます。
さらに、授業で仲間と考え、「わからない」「教えて」と安心して伝え合い「わかった」「できた」という気持ちも味わってほしいです。粘り強く取り組むには体力も必要です。学びの場で、だれもが優しく、しなやかで 折れない心を持った人に成長していくことを期待しています。
三つ目は、自分の可能性を信じることです。人と比べる必要はありません。人間は成長する生き物です。自分自身の成長を信じ、努力や工夫をしてください。本校の校訓である「自主自律」は、自分で決める、選択することができる力を身につけることを目指したものです。みなさんが社会の担い手として心身ともに健康で自主自律の精神に富む生徒に育つよう、先生たちは一人一人の成長をサポートします。「我が子であれば」という気持ちで、一人一人の成長を信じて、温かく、熱く、そして時には厳しく、全力で支援します。無限の可能性を秘めた「あなた」に期待しています。
保護者の皆様、お子様のご入学、心からお祝い申し上げます。
子どもたちは、学校と家庭、そして地域の「信頼ある連携」のもとで育つものと信じています。どうぞ、本校教育にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
新入生のみなさんの大いなる成長を願い、式辞といたします。

令和四年四月八日  
        広島市立三入中学校長  宮奥 紀恵

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広島市立三入中学校
住所:広島県広島市安佐北区三入東一丁目7-1
TEL:082-818-0301