１０月１９日（土）
私たちの三入中学校の開校３０周年記念式典を多くのご来賓、地域、保護者の皆様をお迎えして挙行しました。
式典に引き続いて、ビオラ奏者の沖田孝司様の記念演奏を聴き、参加者全員で３０歳の三入中学校をお祝いしました。

〔式典の式辞〕

常に新たに　一歩前へ　Next step from now
白木の峯が赤く色づき始め、根の谷川を越えて吹いてくる風に季節の移ろいを感じる頃となりました。
　本日ここに、広島市立三入中学校開校三十周年記念式典を開催できますことは、この上ない誉れと感謝いたしております。また、ご多用の中、広島市教育委員会学校教育部長　隅田一成様、広島市議会議員　今田良治様、広島市議会議員　若林新三様　元広島東洋カープ　山本一義様をはじめ、多くのご来賓の皆様のご臨席を賜り、保護者の皆様のご列席を得て、盛大に式典が開催できますことは、たいへん喜ばしく、心から厚くお礼申しあげます。私たちの三入中学校は、昭和五十八年四月一日、広島市立可部中学校より分離し、地域の方々の大きな期待を担って、この地に広島市立可部東中学校として開校されました。（中略）
私たちの三入中学校は、その時代、その時代の様々な課題に向かって、いつの時代も生徒、保護者、教職員が地域の方々と力を合わせ、「知・徳・体」の調和のとれた教育活動を進め、かけがえのない命の襷をつないできました。その三十年の道のりは決して平坦なものではありませんでしたが、その中から培われた一つ一つの教育活動が伝統の礎となり、現在の三入中学校をつくっているのです。開校三十周年を迎えた今、私たちは三入中学校の誇りある歴史を確かに受け継ぎ、新たな一歩を歩み始めます。この第一歩が、生徒ひとり一人の志を高め、卒業生の皆様や地域・保護者の皆様の信頼と期待に応える学校となる第一歩となることをお誓いいたします。 　（開校30周年記念式　式辞より）