最新更新日:2024/04/26
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「明 浄 直」 明朗で、きれいな心を持ち、素直で実行力のある人になろう

高陽中学校 生徒総会 校長「あいさつ」

 こんにちは。今年度の皆さんの生徒総会の前に、少しお話をいたします。
皆さん一人一人は、高陽中学校の生徒で、生徒会の一員です。
皆さんの持っている力で、学校生活を充実させ、より良くするために、生徒会としての今年一年間をどのようにしたらよいかを考え、皆で協力して行動に移なければなりません。このことを少しでもスムーズにできるようにするための会です。
将来においても、このような会はたくさんあります。自治会、町内会、サークルなど、そして、市、県、国のレベルでもあります。いろいろな場面で、みんなが少しでもより良く、気持ちよく過ごすことができるようにと行っていることです。ですから、学校においても、会の仕組みなどを勉強するために、生徒会の代表を決め、今日の総会をも開いています。
 さて、今日のこの総会を良い会にして、意味のあるものにするには、どうしたらよいでしょうか。?
 このような生徒会やクラスといった組織や、部活などのチームに所属していると、すべてが思い通りにいくことはありませんし、違う考え方を持つ人も集まっています。当然意見の食い違いはあります。「みんなが分かってくれない」とか、「うまくいかない」などと、出来ない理由や、反対のことを言い始めたらいくらでも出てきます。しかし、「出来ないことを探す」ことより、「どうやったら出来るのか」を考えるために、時間を使う方が大切なのではないかと思います。
特に、今、現在、このような苦しいコロナ対策の中では、なおさらなのではないでしょうか。
「どうやったら出来るのか」、「何ができるか」と考えることだと思います。
苦しい、難しいと思える状況を乗り越えたときの達成感とか、成就感は、かけがえのない、すばらしいものとなります。皆さんを成長させてくれると信じています。
 そんな生徒会活動にしていってほしいと期待しています。
終わります。

令和三年度 入学式式辞

式辞を述べさせていただく前に、一言申し上げます。

新型コロナウィルスの感染予防対策として、このような制限された形での入学式となりましたが、皆様のご協力、感謝申し上げます。感染せず、健全に歩んでいくことへの動きと信じています。慌ただしさすら感じる式ですが、心穏やかに、今日の新入生の門出である、この瞬間を心に刻み、かけがいのない時となることを祈って、入学式を行います。

「 式 辞 」 

 野山が柔らかな緑に包まれ、春爛漫の今日のこの佳き日にPTA会長 竜門忠敬 様のご臨席を賜り、第七三回入学式が開催できること、教職員を代表して厚くお礼申し上げます。 
さて、一二六名の新入生のみなさん、入学おめでとうございます。
みなさんの高陽中学校への入学を、心より歓迎し、お祝い致します。
私は、入学式で、いつも同じことを話しています。それは、入学式のこの日は「特別な日」であり、今日は、皆さんにとって「生まれ変わることができる日」だということです。
人は人生のなかで、多くの出会いや体験、変化・節目と言われることを通して、何度も生まれかわることができます。
令和三年、四月八日の今日、この瞬間は、昨日とは全く違う日であり、生涯に二度とない、一度限りのものです。みなさんが、中学生に生まれ変わる「特別な日」です。言葉を換えて言うと皆さんの新たな「誕生日」となります。
皆さんの「誕生日」に当たり、私から、大切な言葉を贈りたいと思います。
それは、「今までの自分と友達の姿を一度忘れる」ということです。
今日は、「特別な日」、「誕生日」には、誰もが、今までとは違う自分をつくろうと思っています。新たな自分に生まれ変わろうとするのは、自分だけではありません。隣に座っているまわりのみんなも同じ思いを持っていると思います。
お互いの変な思いや、良くない関係を引きずり続けると、自分の良さ、周りの人の良さも見えなくなり、生まれ変わることはできません。また、自分を伸ばすこともできなくなり、より良い成長ができません。過去の、昔の小学校の自分と、友達の姿を一度忘れ、新しいスタートを切ることが大切です。
そうすることで、生涯にわたって、互いを認め、高めあう友達関係を築き上げることができます。
ですから、いじめはあってはならないことです。
今まで以上に、友だちを大切にするということ、いじめのない友達関係をみんなで育てていくということ、これが中学生活を楽しいものにすることができ、自らが成長できる大切なことだと私は思います。
次に、高いところからではありますが、保護者の皆様に申し上げます。
ご入学おめでとうございます。
皆様のお子様は、今、中学校に入学されました。義務教育の最後の段階、中学校から、次の進路を切り開いていかなければならない段階の中、人生の中で、第二の誕生と呼ばれ、成長著しいこの時期の大切さは、申し上げるまでもありません。
子どもが産まれて、親となったその瞬間から、その人の過去がどうであろうと、難しいかもしれませんが、親としての生き方をしなければならないと思われます。
子ども自身にも生きる強い覚悟と、努力が求められています。保護者の皆様にも、真に自立した人に・幸せな人になるよう、五年後・十年後の姿を思い浮かべ、お子さんを、支え、見守り、見識のある、深い愛がますます必要となっていると思われます。
本日より、私達教職員は、大切なお子様を預かることとなり、これからの社会の中で、自立でき、そして、幸せに生き抜いていけるよう、成長させなければならないと、強い使命感をもたなければならないと思っています。身が引き締まり、責任の重さを痛感するところであります。
教職員一同、精一杯努力してまいりますので、皆様方の深く、大きなご理解とご協力をお願い申し上げます。
それでは、新入生のみなさん、今日からこの高陽中学校で過ごす時間が、人生の中で大きな意味のあるものになるとともに、皆さんの健やかな成長を祈って、式辞と致します。

令和三年 四月八日       
広島市立高陽中学校 校長 松脇 守弥

令和3年度  高陽中学校 始業式

令和3年度  高陽中学校 始業式 令和3年4月7日
 皆さんおはようございます。
 本年度、令和3年度の始業式に当たって、皆さんに少しお話をします。
思い起こすと、約1年前から、新型コロナウィルス感染症で、誰も想像していなかった状況になりました。経験したことのない一斉休校などがあり、マスクや手洗い、密を防ぐなどの感染防止対策の生活であり、行事や部活動、授業など様々なところで、皆さんには不自由がありました。
しかしながら、みなさんや、保護者・地域の方々、そして先生方の協力により、今日まで感染者を出すことなく、いくつかの行事をはじめ、学校生活を送ることができ、先月は立派に卒業生を送ることができました。素晴らしいことです。
お陰様です。ありがとうございました。
今日からは、皆さんの新しい年、授業が始まります。
今朝、登校中の皆さんの姿を見ることができました。あいさつを交わすことができました。皆さんが何か違ったように見えました。
人間の心は、全て形となって現れます。音楽や美術の作品は当然のことですが、言葉、態度、服装、髪型、など、すべて、人の心は様々な形となって現れます。一人一人の何かが違う「形」として現れてきます。
心が崩れ、乱れると、それも形となって現れます。
新たな年の始まりとして、皆さんが違ったように見えたのは、その皆さんの一つ一つの「形」、誰でもが出来る、「あいさつ」、気持ちの良い「あいさつ」の形や、動作から感じられたものと思われます。何か、新しい年への期待感のようなものが、見えたのかもしれません。
先ほど、皆さんは「新しい学級」が決まりました。今日からスタートする学級です。どうですか。すばらしい学級となりますか。
新しい年の皆さんそれぞれの気持ちの「形」の集まりは、「学級」「クラス」ではないでしょうか。一人一人違った個性の集まりです。最初からすばらしく、気持ちのいい集団とは限りません。でも、人の「心」と同じように、学級を良い「形」にすることはできます。
「学級」が「いやになったり」して、涙を流すこともあるかもしれません。考えの「違い」から対立や仲違いが起きるのは当たり前のことです。「違い」があるからこそ、互いに話し合い、力を合わせて協力する事を学び、良い「形」にすることができると思います。
そこで、初めて、人とのより良いコミュニケーションを取るという「形」をも学び、協力関係が成り立ち、すばらしい集団・「学級」をつくることができます。
ですから「いじめ」があってはならないことです。
人とのより良い関係を築くことが出来て、そして、一緒に、勉強し、成長できるのは「学級」とか「クラス」という集団があるからです。
皆さん一人一人の「良さ」が「可能性」が、今年も花開き、「成長」し、素晴らしい「形」が見られることを、心より期待します。  
終わります。


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保護者向け通知

学校より

学習資料

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TEL:082-842-0022