最新更新日:2024/04/26
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「明 浄 直」 明朗で、きれいな心を持ち、素直で実行力のある人になろう

平成31年度 入学式 式辞

              式 辞

 暖かな春の訪れが感じられる今日の良き日に、本校PTA会長 渡瀬博文 様、広島県議会議員 東 保幸 様 をはじめとして、多くのご来賓の皆さま、保護者の皆さま方のご列席をいただく中で、広島市立高陽中学校 第71回「入学式」を挙行できますことを本校教職員を代表いたしまして、深く感謝し、厚く御礼申し上げます。
 113名の新入生のみなさん、今ここに、会場においでくださった全ての皆様方の前で、本校への入学を認証いたしました。
 あらためて、ご入学、おめでとうございます。在校生、教職員一同、心より歓迎いたします。
 本校は、豊かな自然と由緒ある歴史に支えられた高陽の地で、開校以来、71年間で九千有余名もの先輩方が巣立ち、社会人として活躍されています。
 皆さんは今日、多くの先輩方が学び育った高陽中学校の一員となったわけです。
 本校の校訓は「明・浄・直」です。「明るく前向きに頑張る心」「固い絆を結ぶ浄い心」「他を思いやる素直な心」「豊かな人間性を持ち、自ら考え、正しく判断し、行動できる人になって欲しい」という願いがこめられています。
 皆さんも先輩たちが繋いできた「学びの姿勢」を大切にし、決して「学びから逃げない」よう自分を鍛えていってください。そして、この素晴らしい故郷、高陽の地で育つ生徒としての誇りを持ち、自分の意志で歩む人に成長してください。
 先生たちは、温かく、熱く、そして、厳しく全力で応援します。
 さて、新入生の皆さん。今日から中学生として第一歩を踏み出すにあたり、皆さんに期待することは多くありますが、その中から一つだけお願いをしておきます。
 中学生となった今、自分の心の中にいる「もう一人の自分」を鍛えて欲しいということです。「もう一人の自分」とは、姿・形はないけれど、いつも自分のそばに必ずいて、こんな時、どうすればいいのかと悩んでいるとき、そっと前向きにささやいてくれる自分のことです。友達がしているから自分もこんなことをしていいのかと、迷っているとき、「そんなことは絶対にしてはいけない」と厳しく注意し、このあたりでもうやめたい思っているとき、「せっかくやってきたのだから、もう少しやり続けよう」と励まし、誰も見ていないから適当にごまかしたくなったとき、「それはダメ!正直に生きよう」と叱ってくれる自分のことです。このように、「もう一人の自分」はいつも自分を見守り、相談にのり、時には勇気づけ、忠告してくれたりするのです。3年間の中学校生活の中では、この「もう一人の自分」と、「先生」そして「友だち」に相談することが多くなると思います。
 まずは自分のとるべき行動や態度を他人任せにするのではなく、自ら考え、正しく判断し、より良く行動できる自分であって欲しいと思います。
 こうした、頼りがいのあるしっかりとした「もう一人の自分」を育てるとともに、多くの信頼できる「先生」や「友だち」をつくって欲しいと強く願っています。
 環境が変わるときは、自分が大きく飛躍できるチャンスでもあります。今日のこの日を一つの区切りとして、「新しい自分との出会い。新しい物の見方や考え方、新たな発見」を通して「新しい自分、新しい友だち作りに挑戦していってください。」
 3年後には、個々の道を歩んでいくことになります。三年間の過ごし方で、未来が大きく左右されます。一日、一瞬を大切にして、きまりや、マナーを守って、やさしく、強く、大きく伸びてください。
 保護者の皆様。お子様のご入学おめでとうございます。
 社会の進展と変化の中、お子様にとっては、人生で最も多感で、心身ともに成長する三年間となります。私たち教職員一同は、これからの三年間で、大事なお子様一人一人に宿っている良さや可能性が、存分に磨かれ、堂々と力が発揮できる人間に成長していけるよう、身を引き締めて重責を果たして参りたいと決意しております。
 私たちは、「常にわが子であれば」の思いで保護者の皆様とともに手を携えてお子さまの自立を支えていきたいと思っております。何卒、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
 最後になりましたが、ご来賓の皆様には公私ともご多用の中、早朝よりご臨席いただき誠にありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。高陽中学校は、地域の中学校として将来の故郷を担う生徒を育て、「行かせて良かった学校」となるべく邁進して参ります。今後とも格段のご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
新入生の皆さんの3年間の成長を願い、式辞といたします。

       平成31年4月10日
                 広島市立高陽中学校長 芝山 潤一郎


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新年度によせて

『新年度によせて』
 ようこそ広島市立高陽中学校「Webページ」にお越しくださいました。
 本校は、昭和24年に狩小川・深川・落合・口田・福木の5か村組合立の学校として創立しました。その後、昭和30年に狩小川・深川・落合・口田の4か村が合併し、高陽町が誕生し、高陽町立高陽中学校と校名を変更しました。さらに昭和48年の広島市との合併に伴い、広島市立高陽中学校として現在に至っております。昭和51年に落合中学校が分離開校するまでは、高陽町内唯一の中学校であったことから、安佐北区内で多くの卒業生が活躍しておられます。毎年、同窓会が開催されるなど、同窓会活動が盛んなことも大きな特色です。また、校内敷地内には、生徒・保護者・地域のみなさんが苦労して収集された民具や史料などを収蔵展示している高陽郷土史館(昭和44年開館)があり、学校の宝となっています。

 今年度も113名の新入生を迎え生徒数329名でスタートいたします。
 本校には、開校以来しっかりとした「創立の精神」があります。校訓『明・浄・直』、明朗で、きれいな心を持ち、素直で、実行力のある人材を育成する。という教育理念のもと、将来社会で役に立つ人材を育てることを基本とし、学校教育目標「豊かな人間性を持ち、自ら考え、正しく判断し、行動できる生徒の育成」の実現に向けて、生徒、保護者、地域、教職員が一体となって取り組みを行っています。
 本年度は「個に応じた指導研究校(数学科)」(広島市教育委員会)の指定を受け、全学年、1学級2展開による少人数授業行い、きめ細かな指導を展開することで、学力の向上を図る授業改善を行ってまいります。子どもたちが意欲的に学習し、確かな学力を身につけることができるよう、また、正しいことを当たり前に実行し、規範性、社会性を身につけ、豊かな心を育むことができるよう、私たち教職員は全力で支援してまいります。
 今後とも、皆様のご意見を頂戴しながら、学校、家庭、地域が一体となって、教育活動の一層の充実・発展に努めてまいりたいと存じます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

                広島市立高陽中学校長 芝山 潤一郎
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学校行事
8/1 安全点検
8/2 ワックスボランティア
8/3 夏祭り巡視
8/4 生徒会慰霊祭参加
8/6 平和集会登校日(1校時後下校) 図書館開館日
8/7 青少協パトロール
広島市立高陽中学校
住所:広島県広島市安佐北区深川六丁目22-6
TEL:082-842-0022