続いて，今日で引退する旧生徒会執行部の７名が，一言ずつ「お礼のあいさつ」をしました。

【学校長メッセージ】
　今年の漢字は「金」！　校長の今年の漢字は「常」！！
　１２月１３日（月）京都の清水寺で今年の世相を表す漢字一字が発表されました。今年は「金」が選ばれました。「金」が選ばれるのは４回目。４回目となった今年の「金」は東京オリンピック・パラリンピックで日本人選手が多数の金メダルを獲得したことなどが理由に挙げられました。皆さんの予想は当たりましたか。
　さて、それでは、私の「今年の漢字一字」を発表します。
　私は、この２年間で私が強く願っていることを表す「漢字」を選びました。
　「正○」・「通○」・「平○」・「無○」・「異○」・「非○」、それぞれの○に共通して入る漢字です。わかりましたか。最後に「日○」。これこそ、今年私がよく使っていた言葉です。共通して入る漢字一字は「常」（つね・じょう）という字です。「大切な日常」という表現を、私は今年１年間よく使ってきました。
　「常」（つね・じょう）には、「いつまでも変ることなく同じであること」（永久不変）、「いつもそうであること」（普段・平素）という意味があります。学校での皆さんの生活や活動がいつまでも変ることなく実施できることを、私はこの２年間強く望んできました。
　「常」（つね・じょう）であればこそ、知恵や工夫により新たな取組に挑戦したり、今までの取組を修正・改善することができるのです。学校という皆さんの生活舞台が保証されている状態、「大切な日常」が保障されている状態から「壬寅」という新年への挑戦をスタートできることを心から願っています。
　さあ、明日から２週間の冬休みに入ります。感染予防と健康管理を徹底して、規則正しい生活を送り有意義な２週間を過ごしてください。
　来るべき寅年には「冬が厳しいほど春の息吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる年になる」というイメージがあると言われています。寅年を、厳しさを明るく乗り越える生命力に溢れた華々しい１年間にするべく、新たな挑戦をしっかりと刻む契機とする冬休みにしましょう。来年も「常」が続くことを心から願いつつ、皆さん、どうか良い年を迎えてください。