今日の全校朝会では，女子バレー部の広島市総合体育大会西区大会の表彰と陸上の広島県選手権大会の表彰を行いました。

【学校長メッセージ】
　今日７月１３日は、私にとって「特別な日」です。今日は「特別な日」をテーマに話をします。
　わが国には祝日があります。この祝日は国民全体でお祝いをする日で、近いところでは２２日の「海の日」、２３日の「スポーツの日」がその祝日です。
　しかし、祝日ではないけれど、皆さんそれぞれに大切な「特別の日」があると思います。それは、自分や家族の誕生日であったり、大切な人が亡くなった日であったり、人それぞれ違うと思います。
　今日７月１３日は、私の父方の祖父の命日です。私の祖父は、先の太平洋戦争において、昭和２０年７月１３日戦死しました。
祖父の戦死後は、父の家族は大変苦しい生活を余儀なくされたと、父は私が小さい頃から何度もその話をしてくれました。
しかし、そうした苦しい生活の中でも父が生き抜いてくれたことが、私の命につながっています。
　今年広島は原爆投下から７６年目の夏を迎えます。
戦争・原爆について考えることは、人間の命について考えることにつながっています。
皆さん、そして皆さんの家族にも、戦争や原爆に関わる「特別な日」があるのではないでしょうか。
そうした「特別な日」を経て、皆さんの命もつながってきたのではないでしょうか。
　今年の夏休みは３５日間あります。戦争・原爆・平和・命について、しっかり向き合い、考える時間を持ってもらいたいと思います。