思えば、「あたりまえ」と誰もがそう思っていた学校生活…それが決して「あたりまえ」ではなかったことを痛感させられた１年でした。
　しかし、コロナ禍という動かすことのできない現状に対して、生徒の皆さんは自分たちの日常を守るために「挑戦」を続けてきました。生徒の皆さんの無限の可能性や底力を垣間見ることができ、そうした意味ではすばらしい１年となりました。
　また、自分たちの力では動かすことができない現状に対して、１日１日心を込めて過ごすことの大切さを身に染みて感じることができた１年でした。
　しかし、どんなに困難であっても、笑顔で爽やかに頑張ろうとする生徒の皆さんの真摯な姿に、元気と勇気をもらった１年ともなりました。
　前を向いて生きていく上で大切なことは、「目の前に起こった現実に対して、それをどのようにとらえ、どのように行動するのか」ということだと思います。
　つまり「挑戦」による「前進」が大切であるということです。
　「明けない夜はない」という言葉がありますが、今の私の願いは、「あたりまえ」が日常に戻ってくることと、冬休み明けに皆さんが笑顔で元気に登校してくれることに尽きます。
　わずか１週間ですが、体調管理と感染予防を徹底して有意義な冬休みを過ごしましょう。
　１月５日（火）笑顔で再会しましょう！　そして、来年も共に頑張っていきましょう！
応援しています。それでは、よいお年をお迎えください。