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校訓「つながりを誇りに 自主 協働 感謝」 今年度の合言葉「磨」

5月15日(金) 学校長からのメッセージ

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 二宮尊徳(幼名:金次郎)は、江戸時代末期に現在の神奈川県小田原市に生まれ、関東から南東北の農村復興に大きく貢献した人物です。

 農家の長男として誕生した二宮尊徳は、少年期に両親を亡くし、伯父宅に預けられますが、逆境にもめげることなく、卓越した才能を発揮し、成人後まもなく、実家の再興に成功しています。

 その後、自分の近親者の家政の再建、小田原藩の家老・服部家の立て直し、さらには、小田原藩主からの依頼で財政再建を託され、財政再建・農村復興に大きく貢献しています。

 晩年には幕臣に登用され、弟子教育にも尽力して、70歳でその生涯を終えています。

 二宮尊徳の思想は「報徳仕法」(万物にはすべて良い点【徳】があり、それを活用する【報いる】という考え方)と呼ばれ、その子孫や弟子たちに受け継がれ広まっています。
 昭和の時代を代表する経営者にも多大な影響を与えており、高く評価されています。

 二宮尊徳の像が初めて作られたのは大正時代です。その頃の日本人が、幼少期に両親を亡くし、逆境の中たくましく生き抜き成功した二宮尊徳の姿を通して、子どもたちにも「勤労・勤勉」の尊さを大切にしてほしいと願い、像の建立に結び付いたと考えられます。

 二宮尊徳という人物は、私たちに何を語ってくれているのでしょうか?

 その二宮尊徳像がある中学校は、広島市内では本校だけだと思われます。観音中学校が昭和7年創立の広島市第二高等小学校を前身とすることと深く関わっています。観音中学校の誇るべき財産としていつまでも大切にしていきたいと思っています。

【本日の一言】
 二宮尊徳:「積小為大」(小さなことを積み重ねて大きな事を成し遂げる)

《保護者の皆様へ》
 5月13日(水)から15日(金)までの3日間、補助教材販売・新たな課題の受け取り・分散自主登校案内受け取りのためにご来校いただき、誠にありがとうございました。
 おかげさまで無事終了することができそうです。心から厚くお礼申し上げます。
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