８月５日（月）。
　７４年前。原子爆弾の犠牲となられた広島市第二高等小学校（現在の観音中学校）の先輩方及び職員の方々のご冥福をお祈りするため、慰霊祭を行いました。

写真上：生徒代表追悼の言葉（一部抜粋）
　戦争を創り出すのは人間です。しかし、戦争を止めることができるのも人間です。１８歳で選挙権をもつ今、私たちは一つ一つの行動に責任をもち、戦争の歴史を学び、色々なことに目を向けなければいけません。家族と笑い合えることの幸せや、学校に行けることの幸せ…そんな小さな幸せを守り続けることが私たちの使命であり、戦争をなくすための一歩なのだと思います。本当の平和は、「戦力をもつ」という愚かなことではなく、親からもらったこの命を、人生を、「一生懸命生きる」ことです。そして、特徴の違う仲間を受け入れ、「互いに尊重し合う」ことです。
　私は、ヒロシマに生きる一人として、本当の平和を願い継承し、守り続けることを誓い、追悼の言葉とします。

写真下：慰霊祭終了後、参列された遺族の方々から当時のようすをうかがい、平和の大切さ、尊さを再認識しました。