「学校長式辞」司会の先生の言葉です。
　卒業生は，自分の名前が書かれた卒業証書を手に，校長先生の話を真剣に聞いていました。

　【学校長式辞】
　（略）
　皆さんの明るい未来を願って、大切にしてほしい言葉を贈ります。

　「道は　自分で　ひらく」

　夢をつかむための道は、平坦な道ではありません。
　果てしなく長い道。
　きつい上り坂。
　急な下り坂。
　この道だと決めたのに、前に進めないと　もがくこともあるでしょう。
　違う道を選んだ方が良かったのかと　悩むこともあるでしょう。
　そんなときは共に学び合い、思い合い、鍛え合った仲間のことを思い浮かべてください。
　いつも見守ってくれた家族や地域の皆様、先生方を思い浮かべてください。
　そして、もう一度自分の夢を思い描いてください。
　きっと自分で道をひらくことができます。
　どんなに　小さな道でも　いいのです。自分で道をひらくことができれば、それが積み重なり、自分自身で築く豊かな人生に繋がります。

　「道は　自分で　ひらく」

　切り開く勇気が必要になったときは、この彩が丘小学校での学びの日々を思い浮かべ　活力に代えてください。
　（略）

　卒業生の皆さんが、本校での忘れ得ぬ、多くの経験や、恩師からの教えを糧として、彩が丘で育ったことに誇りを持ち、今後、大きく飛躍されることを心から期待し、はなむけの言葉とします。

　　　令和三年三月十九日
　　　　　　　　　広島市立彩が丘小学校
　　　　　　　　　　　　　　　　校長　三　吉　和　恵