最新更新日:2024/04/25
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6年生平和学習〜梶矢文昭先生から被爆体験を聞く

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 本校では、6年生が、梶矢文昭先生(元長束小学校校長)から被爆体験のお話を聞く会を始めて、4年目になりました。梶矢先生は「ひろしまを語り継ぐ教師の会」事務局長をされており、平和学習の講師としていろいろな場で、ご自身の被爆体験を語っておられます。
 梶矢先生は国民学校1年生の時に、被爆地より1.8キロメートルの上大須賀町の自宅で被爆されました。ご自身が書かれた絵と当時の広島の絵地図を見せながら、その時の体験にもとづく原爆の惨状と、原爆投下までの歴史的背景をくわしく話してくださいます。歴史学習始めたばかりの子ども達には大切な話です。6年生の表情はいつもと違います。しっかり聞き入っていました。
 梶矢先生は、自分の残された命の中で、核兵器のない世界が人類にとって大事であることを強く訴えていきたい、また、東日本大震災のことに触れられ、被災地の人々に、広島の原爆からの復興は大きな勇気を与えることができると言われました。
 子ども達にとって原爆のお話は昔のお話ではなく、世界で核兵器が初めて使われた「広島に住む自分」として、今と未来につながる話であることを感じてくれたのではないかと思います。
 担任は、「梶矢先生から直接話を聞くことができるあなたたちは本当に幸せなことなんだ。あなたたちは、次につなげていく大切な人になったんだよ。」と語りました。この言葉も胸にしみいるようでした。
 これから、6年生は「平和な世の中にするために」意見文として、考えを表現していきます。
 

入学式で読み聞かせ

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何の本にしようかと、何度も本屋に足を運びましたが、結局、図書室の三浦先生からお勧めだった「くんちゃんのはじめてのがっこう」(作・絵 ドロシー・マリノ)にしました。こんなお話です。「こぐまのくんちゃんは1年生になって学校に行く日、くんちゃんは、朝ごはんをすませ、おかあさんと学校へ行きます。うれしくって、うれしくって、途中で出会う動物たちにも「ぼく、学校に行くんだよ」って声をかけます。学校に着くとおかあさんは帰ってしまい、くんちゃんは先生と教室に・・・。とってもうれしい1年生ですが、ドキドキなんです。上のお兄さん達が、本をすらすら読んだり、計算をしたりする度に、くんちゃんはどんどん小さく小さくなってしまいます。そして、ついに教室から飛び出てしまいます・・・・。」
 本校の入学式は全児童参加で行われます。ステージの上からマイクを通して、8分30秒の絵本の読み聞かせを子ども達はちゃんと聞いてくれるかしら。実は、とても心配していました。しかし、子ども達の表情を見ていると、そんな心配はふっとびました。一心に聞いてくれる1年生の子ども達のつぶらな瞳。2年以上の子ども達のお話にすいこまるように聞き入る表情。私の方がお返しをもらった気持ちがしてとてもうれしく思いました。 子ども達はお話が大好きです。挿絵がなくても想像をふくらませて聞いています。想像力や集中力が育ちます。
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