最新更新日:2024/04/25
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学校朝会(7/22)校長挨拶

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いよいよ明日から、皆さんがとても楽しみにしている夏休みが始まります。この夏休みは37日間もあるとても長い休みになります。学校で過ごす日数は1年間で約200日ですから、その5分の1が夏休みに当たります。随分とたくさんの時間があるので、何か1つ目標をもち、やり続けることができれば、成果がでることは間違いありません。
では、この夏休みを成功させるためには、どうすればよいと思いますか。じつは、コツが2つあります。そのコツは、何だと思いますか。正解は、コツコツということです。何事もコツコツと集中して一生懸命に取り組むことが、物事を成功させるための秘訣です。
矢野西小学校のみなさんの中にも、地道にコツコツと勉強をしたり、スポーツの練習に打ち込んだり、じっくり時間をかけて調べ学習をしたり、読書に毎日親しんだりと、努力している人がたくさんいます。
その中で、今日は、6年生の大橋君を紹介したいと思います。大橋くんは、「防災士」の試験に、広島県内の小学生で初めて合格しました。「防災士」とは、大雨や洪水、地震など災害のあらゆる場面で、自分の命を守り、大事な人の命を守るために、応急手当や救助の方法等を身に付けた人のことをいいます。大橋君が「防災士」の試験を受けるきっかけとなったのは、4年前の西日本豪雨災害です。大雨が降った後、矢野川は氾濫し、通学路や家は水に浸かり、学校は避難所となっただけでなく、一番上のお兄さんの友達は土砂崩れに巻き込まれて亡くなってしまいました。こんな怖い状況を目の当たりにした経験から「大雨の時にすぐに避難できるように」と思い、「防災士」の勉強を始めたそうです。勉強の方法は、370ページに及ぶ防災士の本を読むだけでなく、お父さんに作ってもらった問題を一週間に60問解いていきました。4か月間で解いた問題は、なんと960問にもなります。毎日毎日、特訓を重ねた結果、大橋くんは見事2回目の試験で合格を果たすことができました。
長い夏休みの間に、みなさんもコツコツの積み重ねを実行してみませんか。本をたくさん読んで、読んだ本の一言感想をノートに書きためていくのもいいでしょう。または、けん玉を教えてくださる今田先生から習ったけん玉の技を1つでも多くマスターするために、練習を重ねてもいいでしょう。コツコツと努力した人は、夏休みが終わったら、何かが変わってきます。それは、実行した人にしかわからないところがあります。矢野西小学校の児童432人一人一人がコツコツ頑張って、ちょっぴり成長するだけで、学校は驚くほど大きく変わると思います。
それでは、明日から始まる夏休みがみなさんにとって思い出深い、充実したものになることを心から願っています。健康によく気を付けて、そして交通事故に遭わないように注意して生活しましょう。
8月29日には、元気なみなさんに会えることを楽しみにしています。
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広島市立矢野西小学校
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