手に持った燭台に灯る火を見つめながら、退場しました。その姿は、厳かでとても美しかったです。
静と動が感じられるとてもよい時間となりました。そして、それを感じさせてくれた５年生、立派でした！

仲間とともに楽しんだあとは、自分を見つめる時間です。再度、営火長から学級代表へ火が授けられ、そこから５年全員のろうそくへと火が灯されました。
静かに火を見つめ、自分を見つめ、今日一日を振り返る時間になったと思います。

心を落ち着かせる時間が終わると、次は仲間との絆を深める時間です。
エールマスターの先生が準備したゲームに思いっきりはしゃぎ、笑い、楽しんでいました。
安東小学校から、何人も応援の先生も来てくださり、子どもたちとともにゲームを楽しんでいました。

さて、いよいよキャンドルファイヤーが始まりました。真っ暗な体育館で、燭台を中心に円を作りました。
最初は心を落ち着かせる時間です。火の女神の火を栄火長が受け取り、その火を学級代表が受け取りました。さらにその火を中央の燭台のろうそくへ・・・。
幻想的なろうそくの火を見ながら、「遠き山に日は落ちて」や「燃えろよ燃えろ」を歌いました。

夕食後は、ファイヤーに備えて、気持ちを整え、心をひとつにしていく時間、ゆうべのつどいを行いました。
ファイヤーで歌う歌やわっしょいコールの練習をしました。

食事中の写真を撮りそびれてしまいました。ペロリと食べ終わった姿をご覧ください。

食事係の準備も完了し、待ちに待った夕食の時間です。夕食のメニューは、カレーライスとトンカツ、サラダです。いただきますの間もお皿が気になりますね。たくさん食べて、ファイヤーに備えましょう。

今日の活動は、日頃することのない体力を使う活動ばかりでした。きっとお腹も空いていることでしょう。
さぁ、夕食の時間です。
その準備のために食事係が続々と食堂前に集合しています。口々に10分前行動という言葉が聞こえ、室長からの指示が行き届いていることがよく分かりました。

他の班員が部屋の整理をしてくれている間に、室長は室長会議へ。それぞれの部屋での過ごし方や注意点などを確認しました。
会議の10分前には待機している室長もいて、責任感と積極性がうかがえました。

外での活動が終わり、入室の時間です。
先生たちの説明をよく聞いて、まずは生活係を中心に班員のシーツを準備しました。ベッドメークも協力しながら丁寧に行っていました。

磨きもほぼ終わり、完成間近です。
ペンなどで絵や文字をかけば完成です。みんないい顔をしていますね。

そして、焼杉体験の中でも最も大変な作業、「磨き」の工程です。
たわしを使って、表面の煤を落としていきます。新聞紙も軍手も真っ黒！
黒い杉の板が徐々にシブい茶色に変化していきました。美しい！

炎が出るほど焼いた杉を冷まします。砂に埋め、消火するとともに温度を下げています。

次の活動は焼杉体験です。杉の板を焼き、煤を落とすと、木目が美しいアート作品が出来上がります。
まずは「焼き」の工程から。熱いやら煙いやらで、子どもたちは苦戦していました。

下山後、アスレチックの冒険橋にちょっと寄り道。ゆらゆら揺れる丸太橋は、疲れた足にはなかなかしんどそうでした。

下山を始めました。
行きに頑張りすぎて、膝がいた〜いという子も。みんな本当に頑張りました。

昼食後、頂上から広島市を眺めました。新しいスタジアムも見えました。残念ながら安東小学校は見えませんでした。

正午前についに登頂です！
ちょうどいい塩梅にお腹も空いて、おむすびを美味しく食べました。友だちと一緒だと一層美味しく感じますね。

　今日は、６年生の総合学習のキャリア教育の一環で、広島県介護福祉士会会長　吉岡俊昭さんに来ていただきました。介護福祉士でもあり、現在は、医療福祉専門学校での指導もされている吉岡さんです。介護士とは、人と関わって人を笑顔にする仕事であること、そして認知症への理解、家族のあり方など、吉岡さんの今までの経験をお話ししていただきました。自分の身近な家族のことを思い出しながら聞いていたのか、始終、涙を流していた児童もいました。一人ひとりの心に残る素敵なお話でした。

そろそろみんなの口数も少なくなってきました。途中の東屋でちょっと小休止。
ここからでも広島市を一望できます。