４年生の学校生活も残りわずかとなりました。
　これまでも休憩時間には元気に外遊びをしていた子どもたちでしたが，残りの学校生活が少なくなってきたせいか，友達との時間を惜しむかのように外遊びに熱中しています。　朝休憩はサッカーやフットベースボール，大休憩や昼休憩はおにごっこやドッジボールをして楽しんでいる子が多いです。教師も交じって一緒に汗をかいています。

　４年生最後の体育科単元は「ティーボール」です。ティーの上に置いたボールをバットで打つ，ベースボール型ゲームです。
　どうすればアウトが取りやすくなるのか，ヒットを打つにはどの方向にボールをとばしたらよいかなど，チームで作戦を考えて取り組んでいました。
　野球好きの子どもはもちろん，カープ好きの子や，ふだん野球と親しみの少ない子もみんな「ワーワー」「キャーキャー」と歓声を上げながらプレーし，大盛り上がりでした。

　国語科「『百人一首』を声に出して読んでみよう」の学習で，百人一首をやっています。最初はたどたどしい読みでしたが，今ではすらすらと読めるだけでなく，暗記している句もたくさんあります。
　百人一首の勝負になると，日ごろはおとなしい穏やかな子も，仲良し同士の子も真剣勝負です。「上の句」が聞こえると，するどい視線で「下の句」を探し，一瞬で取ってしまいます。子どもたちは百人一首を楽しみながら覚えています。

　図画工作科「大すきな物語」で，「かもとりごんべえ」のお話から，ごんべえがかもに引っ張られ，空を飛んでいる場面を絵にしました。ごんべえの表情や服そう，体勢を工夫してかきました。７８通りのごんべえが完成し，４年生の廊下や踊り場がとてもにぎやかです。是非ご覧になってください。

　理科「ものの温度と体積」の学習で実験を行いました。空気，水，金属について，温めたときと冷やしたときで体積が変化するかどうかを調べる実験です。
　熱い湯や火を使う，危険を伴う実験でしたが，手順をよく守り，グループで役割を分担し，協力して取り組みました。
　「水がどんどん動いてる！！」「球が（金属の輪に）入らんくなった！」など，変化が見られるたびに子どもたちの生き生きとした声が聞かれました。
　実験を行うことで，子どもたちの意欲が増すだけでなく，実際に見て触るので，理解もしっかり深めることができました。

４年生のＰＴＣでは，「二分の一成人式」に向けた取り組みとして，けしごむハンコとアルバムをつくりました。
　けしごむハンコづくりでは，初めて彫刻刀を使いました。ゆっくり丁寧にゴムを彫り，思い思いの作品を完成させました。アルバムづくりでは，キラキラの飾りを付けたり，マスキングテープで飾ったり，子どもたちと保護者の方の個性あふれる素敵なアルバムができました。中には一生懸命になりすぎる保護者の方も・・・。親子で肩を寄せ合い，一緒につくる姿がとても素敵でした。親子で一緒に楽しめ，思い出に残るＰＴＣとなりました。
　参加してくださった保護者のみなさま，計画や準備をしてくださった役員のみなさま，本当にありがとうございました。

　９月５日（火）に校外学習で郷土資料館と平和資料館に行きました。
　郷土資料館では，洗濯機や冷蔵庫などの家庭にある身近な道具が，時代とともにどのように変化してきたのかをクイズ形式で学びました。国語科「ごんぎつね」の世界で使われている道具の展示もあり，江戸時代の道具についても学ぶことができました。実際に見て，さわって，体験しながら学びを深めることができました。また，郷土資料館の建物の歴史についても教えていただき，戦争や原爆の影響を強く受けた建物だと知り，子どもたちは衝撃を受けている様子でした。

　平和公園では，慰霊碑めぐりをしました。原爆の子の像では，７月の平和集会に向けて全校児童で折った千羽鶴を学校の代表として献納しました。
　平和資料館では，原爆の被害の実相に子どもたちは恐怖を感じ，平和の大切さを強く感じたようでした。難しい説明のパネルをじっと見つめている様子がいたるところで見られました。
　戦争や平和についてたくさん学び，多くのことを考えさせられた一日となりました。

　７月は「コリントゲーム」を制作しました。ビー玉をはじき，盤上のポケットなどに入れて得点を競うゲームです。
　のこぎりやかなづちを使って盤を作ったり，釘を打ち付けたりしました。子どもたちは工具を使っての制作が大好きです。初めはつたなかった釘打ちも，すぐに慣れた手つきでこなすようになりました。
　仕上げたコリントゲームで友達といっしょに遊びました。夏休み前の楽しいひと時となりました。　

　６月２８日（水）の３・４時間目に，４年生最初の水泳の授業がありました。
　朝からの曇り空。気温も水温もそれほど高くない中，子どもたちが活発に活動できるか不安もわずかにありました。が，子どもたちは目を輝かせ，プールに入りたくてしかたがないようでした。
　水泳の授業でのルールを丁寧に確認した後，シャワーを浴びました。降り注ぐ水を浴びた瞬間，子どもたちの歓声や悲鳴が響き渡りました。３年生までに学習したことを思い出しながら，けのびやバタ足などをして泳ぎました。最後は，泳力の測定をしました。記録は様々でしたが，これから夏休みまで，どの子にも泳力がしっかり付くように指導していきます。
　１年ぶりのプールを子どもたちはとても楽しんでいました。

　５月１５日（月）に社会見学で，緑井浄水場と中工場に行きました。
　太田川の水をきれいにして，飲めるようにする緑井浄水場。「可燃ごみ」と「その他プラ」を処理する中工場。私たちの生活になくてはならない存在なのに，めったに行くことのない場所です。
　教科書には書かれていないたくさんの驚きの事実がありました。また，教科書で学習したことですが，実際に見て，聞くからこそ分かることや感じることがありました。「おー」「へぇー」「すごい」などの子どもたちのつぶやきや，ぎっしり書かれたメモ，それに職員の方にたくさん質問する姿勢から，興味をもって見学をしていることが伝わってきました。社会科の学習を深めることのできた一日となりました。

　初めての合同体育。走る活動を中心にした授業でした。
　白熱した折り返しリレー。レースが終わるたびに１位のチームと態度のよかったチームにポイントが加算されていきました。一生懸命走り，一生懸命友達を応援し，望ましい態度も学んだ一時間となりました。

　４月１１日（火）に学年集会を行いました。
　先生たちの紹介のあと，学年のルールや学年としてがんばることを確認しました。後半は，長なわとドッジボールをして，新しい学級，学年みんなで楽しむことができました。
　明るく元気に，いいスタートがきれました。