最新更新日:2024/04/16
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校訓  よく考え やさしい心で 元気に がんばる

平成30年(2018年)始まりの式

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 お待たせいたしました! 今日から子どもたちが登校してきました。今朝の学校朝会、始まりの式を行う音楽室に整然と沈黙を守った一人一人の顔つきは、とてもすがすがしく気に溢れた様子でした。すばらしい態度でした。
 話を聞く態度もりっぱで、さぞ冬休みは充実して過ごしてきたのはないかと推測いたしました。保護者の皆様におかれても、今年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。

 以下が挨拶の話の概要です。

 みなさん おはようございます。そして明けましておめでとうございます。
平成30年(2018年)の始まりですね。学校が始まるのを、みんさん、楽しみに待っていたと思います。お正月はきっとおうちの人や親戚の人たちとたくさん楽しいことがあったと思います。校長先生は、久しぶりにみなさんのはつらつとした笑顔に再開できることをとてもうれしく思います。さて今日は2つのお話をします。

 一つ目です。
 年末の12月27日・28日に、私は東日本大震災に遭われて東北の岩手県陸前高田市の仮設住宅にお住まいの方々を訪ねました。そして、みなさんの応援のお手紙の文集を一軒、一軒手渡してきました。仮設住宅に暮らすみなさんは、みなさんの文集に書かれたお手紙を読まれて、大変感激されていました。その住民の方の一言が忘れられません。「津波や地震はとても辛くて悲しかったけれど、そのことで仮設の仲間たちや荒神町小の皆さんとつながることができて本当に幸せです。」と言っておられました。これまで6年間通って行って、これからは校長先生が訪ねることはもうなかなかできませんが、いつか皆さん自身がこの絆を胸に、いつか自分の目で復興した岩手や東北を直接見てもらえたらいいなと願っています。
 そして全部は紹介できませんが、福島の南相馬市のみなさんや熊本の本荘小学校や被災者のみなさんからもお礼の電話やお手紙が届きました。みなさんのつなぐ心や応援の力はまだまだ必要なのですね。これからもよろしくお願いします。皆さんと先生方に心より感謝します。

 二つ目のお話をします。
 さて、みなさん、今年、平成30年、2018年はどんな年にしたいですか。自分はこれを頑張ろうとか、これをやってみようとか、何かあこがれとか夢を持ってそれに向けて努力することが大切です。今まだ思いつかない人はぜひ、考えてみてください。どんなことでもいいのですよ。

 とりあえずは、昨年の4月に立てた自分の目標を思い出して、最後まで頑張ってみたらいいと思います。荒神町小学校の一人一人のたくさんの願いを聞きました。学年がいったん終わるのは3月までです。この1月、2月、3月とこの3ヶ月をゴールまで全力で駆け抜けましょう!
 一人で頑張ることが苦手でも、仲間とならば心強いです。仲間といっしょだったら頑張る力や勇気がわいてくると思います。前に進もうとするときに、なかなか足がでない、手がでないというときがだれしもあります。でもそんな時こそ、ほわほわ言葉をたくさん言いましょう! その気持ちを友達に前向きに話すことで、気持ちがすっきりしたり元気がでたりしますよ。そして、その友達の言葉で自分もやってみようという気持ちになったりすることがあります。そんなほわほわ言葉を言い合える仲間っていいですよね。それが本当の友達、学校のなかまなのです。

 そして、みんなで力をあわせること、なんて言いますか?そう、それを「協力」と言います。漢字は4年生で習うかな。
 「協力」って漢字でどう書きますか? そうですね。これが、力。 協力の「協」って「力をあわせる」っていう意味で 「多くの力を集めて一本に合わせる」ってことなんですね。
 今年も、いっそうみなさんが協力して、それぞれの目標に向かって頑張る姿をたくさん見てみたいと思います。もちろん、校長先生も頑張りますよ。
 それでは、この一年、みなさんが、幸せで元気で明るくたくましく過ごせますように、願いをこめて始まりの式のことばといたします。終わります。

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広島市立荒神町小学校
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