きこえの教室のお楽しみ会が昨日１６日木曜日の放課後　音楽室で行われました。

　日頃、通級指導教室で学んでいる関係の子どもたちも来校して一緒に運営なども行い参加していました。劇やゲームの出し物や司会などを自分たちで行い、参加した多くの参観者の拍手を浴びていました。

　劇は、本校のきこえの教室の子どもたちが中心となって台本から小道具、配役なども考え、これまで学習の一貫として取り組んできました。先生たちが細かいところで指導や支援を行い、子どもたちの並々ならぬ意欲を継続させて、本番を迎えました。

　劇の内容は「わらしべ長者」をモチーフにして、ペットボトル長者の物語を面白おかしく６人全員で創り上げたもので、会場は明るい笑いに次から次へと包まれて展開されていきました。演技もたいしたものでしたよ。

　劇の後は、子どもたちに関する○×ゲーム、そしてビンゴゲームを参加者全員で楽しみました。その際には、お母さん方や先生方も全員、積極的にゲームに加わっていただいて、子どもたちもとてもうれしかったと思います。ありがとうございました。

　日頃は個別学習が中心に行っていますが、今日のような集団での取組や発表、表現活動に慣れているわけではなく、むしろこういう機会は恥ずかしいと感じる子どもたちが多いと思います。それでも、普段は言い出しにくくても、見に来ていただいているみなさんと一緒に「わくわくどきどき」を楽しみたい、一緒に喜びあいたいという気持ちは人一倍強い子どもたちだと思います。

　今日の会の成功は、子どもたち自身の力はもとよりですが、お忙しいなかを参加してくださった多くの関係の先生方、保護者の皆様の子どもたちへの応援の気持ちの賜物だと深く感謝しております。いっしょに楽しく参加していただき、共に笑いあえたことで、また一つ、子どもたちの心にステキな自信の花が咲きました。感謝です。

　今日の昼休憩には、校内の子どもたちにも披露するのだと、とても張り切っていた、きこえの子どもたちでした。今後ともことばときこえの子どもたちへのご支援を、重ねてよろしくお願いいたします。