最新更新日:2024/06/07
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 PEACE ORIZURU SCHOOL HIROSHIMA NOBORI 「原爆の子の像」のモデル佐々木禎子さんの母校

平和をいのる思いが一つの形に・・・

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 今日は折り鶴を折る会がありました。例年とはちがい、体育館に全校児童が集まることを避けて、たてわり班の5,6年のリーダーだけで集まりました。「全校で集まれないことは少し悲しいけれど、リーダーだけでも集まれたことに感謝しながら、世界の平和をいのりましょう。」という言葉で会が始まりました。
 各クラスで折った折り鶴を1〜3年生のクラス代表から大切に受け取り、リーダーたちだけですべての折り鶴を束ねることができました。全校児童の平和を祈る思いが一つの形になりました。
 

4年生 平和学習「広島のひばくと人々のくらし」

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 総合的な学習の時間に,平和ノートを使って,「広島のひばくと人々のくらし」というテーマで学習をしました。
 原子爆弾が投下された頃の人々の暮らしについて,写真や資料を手がかりに読み取りました。
 児童は,写真に出てくる子どもたちの気持ちを考えたり,現在と比べてみたりと,自分なりの考えを深めていました。
 

“こどもピースサミット2020”「平和の意見発表会」

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 6月13日土曜日,6年生の佐藤瑛衣さんが,幟町小学校の代表として平和の意見発表を行い,見事優秀賞に選ばれました。
 冒頭に,幟町小学校の出身である佐々木禎子さんの「原爆の子の像」の碑文を紹介し,ひいおばあさんの体験から学んだこと,平和を願う自分にできることなどを,気持ちを込めて発表しました。
 佐藤さんの発表内容をご紹介します。

 『平和な世界を願って』

 「これはぼくらの叫びです
 これは私たちの祈りです
 世界に平和をきずくための」
 このメッセージは,平和記念公園の中にある原爆の子の像の碑文です。原爆の子の像のモデルは皆さんがよく知っている佐々木禎子さんです。禎子さんは,私が今通っている幟町小学校の出身です。私たち,幟町小学校では,平和教育がさかんに行われています。
 今年は,新型コロナウィルスの影響で,世界中が大変な状況になりました。どんなに文明や医療が発達しても,逃れられないこともあると私は知りました。しかし,この試練から,今一度,世界中の人々が安全や平和について考えるだけでなく,協力して,手と手をとりあうことの大切さを改めて意識した年になったと思います。
 私のひいおばあさんは,現在93歳で,長崎に住む被爆者です。ひいおばあさんは,18歳の時に被爆し,大切なお父さんを亡くしました。幸い,ひいおばあさんには原爆症は出ていませんが,原爆投下直後から,三日三晩お母さんと一緒に亡くなったお父さんの遺体を探し続けました。探す間,貴重なお酒を含ませたガーゼタオルで口をふさぎ,長崎の町を歩き回ったのです。目が飛び出て,丸こげになって,一列に並んでいる人たち。背中がただれ,ウジ虫がわき,「助けてくれ。」と叫びながら防空壕に入って来る人たち。その時の,無惨な焼け野原の様子は,同じ世界とは思えない恐ろしさだったと話してくれました。ひいおばあさんのお父さんの遺体が,ようやく見つかった時は,鉄板の上で白骨になり,金歯と象牙の印鑑の一部だけが残っていたそうです。被爆したひいおばあさんは,どんなに苦しかったことでしょうか。私は,その話を聞いて,胸が締め付けられました。
 幟町小学校でも,被爆者の方々から生の声で,言葉にならない程,恐ろしく貴重な体験を聞かせてもらいました。私は,その度に,もう二度と決して核兵器は使ってはいけないと強く思いました。そして,被爆者の方々がお年寄りになってこられている今,語り継がれたことを私たちが,どのように後世へ伝えていくかが,大切だと思います。これからは,私を含めたもっとたくさんの人々が,小さなことから平和を見つけ,小さな輪を大きな平和の輪に変えていきたいと強く思います。
 私は,実際に被爆したひいおばあさんや,生の声を聞かせていただいた被爆者の方の苦しさは分かりません。しかし,わたしにもできることがあります。それは,わたし自身が,家族や友達,先生方,これから出会う全ての人々に感謝の気持ちを込めて,心からの言葉で,愛を持って接することです。温かく優しい言葉で相手を思いやる気持ちが,一人一人の命の尊さを改めて考える平和への第一歩だと考えます。
 本当の平和とは何か。本当の幸せとは何か。その答えを見つけるために,私は,当たり前の豊かな生活に感謝しながら,戦争の事実を正しく学び続けます。そして,今まで学んできた平和について心に響くまっすぐな思いで発信していきます。
 ひいおばあさんを含めた被爆者の方々や世界中の人々が,一日でも長く暮らせるように,私は,ヒロシマから平和を祈り続けます。

                        令和2年6月13日
                        広島市立幟町小学校 
                        6年 佐藤 瑛衣

“こどもピースサミット2020”「平和の意見発表会」に向けて

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 6月13日(土)に開催される“こどもピースサミット2020”「平和の意見発表会」において,6年生の児童が,広島市の小学生代表20名のうちの一人に選ばれました。選ばれた20名は,当日意見発表を行います。20名のなかに選ばれるのは,本校では3年連続の快挙となります。
 今日の1時間目に,体育館に6年生児童全員が集まり,代表児童の意見発表をききました。
 「ひいおばあさんの実体験がえがかれていて,よく分かりました。平和への思いもすごく伝わりました。」
 発表をきいた6年男子児童の感想です。先生方からも,
 「(発表児童の)優しさが伝わってくる発表でした。」
 「練習を積み重ねてきたことがよく分かります。言葉から気持ちが伝わってきます。」
という言葉をもらいました。
 土曜日の本番には,さらに多くの方に思いを伝えられるよう,幟町小学校の代表として,意見発表に臨みます。
 

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年間行事予定
3/24 給食終了 会計報告3期配付(1〜5年) あゆみ渡し(1〜5年)
3/25 修了式(春休みのくらし) 机いす移動(9:30〜10:15)
3/26 学年末休業

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広島市立幟町小学校
住所:広島県広島市中区幟町3-10
TEL:082-221-3013