2020 東京オリンピック・パラリンピック参画プログラム「PEACE CHIZURU」の公開授業が新6 年生を対象に行われました。これは,「オリンピック休戦」の周知を図る全国キャンペーンのスタートとなる第1 回目のイベントです。平和のシンボルである折り鶴のきっかけとなった佐々木禎子さんの母校である幟町小学校からのスタートは,意味深いことです。講師として,1996 年アトランタ・オリンピックに競泳選手として参加したオリンピアンである井本直歩子さんを迎え,オリンピック休戦の取組や,アジア・アフリカなどの紛争地の子ども達の暮らしの様子を知り,平和の願いを込めて,一緒に折り鶴を折りました。オリンピック休戦の意味を知り世界の平和を考えることをめあてに,今まで積み重ねてきた平和学習を更に深めることができました。折った鶴は,校内の平和資料室に展示した後,2020 年にはオリンピック・パラリンピック会場に送り,会場装飾などに使われる予定です。この「PEACE ORIZURU」キャンペーンは,個人でも参加することができます。折り鶴を折って世界平和の願いが広がっていくことを願っています。