最新更新日:2024/06/03 | |
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原爆の日 平和を考える集い
8月6日 祈りの日を迎えました。原爆投下から75年、戦争や原爆の恐ろしさ、平和の大切さ、自分たちは何ができるのか、何をするのかを考える大切な日です。
児童全員が音楽室に集まり、一緒に「平和記念式典」を視聴し、午前8時15分に井原地区でも黙祷のサイレンが鳴り響く中、黙祷をしました。 「平和を考える集い」では、校長より、戦争中、そして8月6日に井原では何があったのかについて、大牟田 章様の著書「ぼくの学童疎開日記 〜広島・井原村」を紹介しながらお話をしました。井原国民学校では、呉市から来た学童疎開児童を受け入れていたこと、疎開児童が養泉寺で生活していたこと、いつもおなかをすかせて農作業をしていたこと、井原村の人たちが、疎開児童にとても親切にしてくださり、月1回の「お呼ばれ」がとても楽しみだったこと、そして、8月6日の朝、竹を切りに行こうとしたところで、原爆が投下され、太陽にきらめきながらB29が旋回し、入道雲のようなものがとても速い速度でむくむくとふくれ上がったこと、井原国民学校はしばらくの間陸軍の病院になりたくさんの人が亡くなったことなどを話しました。子どもたちは、とても真剣に聞いていました。 次に、6年生全員がピースサミットの作文を発表しました。戦争の恐ろしさと平和の大切さについて考え、自分の生活とつなげて、今自分ができることをまとめていました。 最後に、子どもたちみんなで折った折り鶴の献納の様子を写真で見て、「折り鶴」の歌を今年は全員で歌詞の意味を考えながら、聴きました。 井原っ子の皆さん、今日の「平和を考える集い」の話をぜひ、おうちでもしてくださいね。これからも、平和学習を積み重ね、戦争や原爆の恐ろしさ、平和の大切さを伝えられる人になりましょう。 |
広島市立井原小学校
住所:広島県広島市安佐北区白木町大字井原825 TEL:082-828-0008 |