最新更新日:2024/09/20 | |
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10月8日(金)前期終業式
令和3年度の半分、前期が修了しました。この半年も新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を行いながらの教育活動でしたが、「にしっ子」たちは一人一人それぞれのペースで、確実に成長してくれています。前期のそれぞれの頑張りを、後期にしっかりと繋げていきたいです。保護者、地域の皆様、本年度前期の本校教育活動へのご協力、ありがとうございました。
【終業式での校長挨拶】 みなさんおはようございます。 今日は令和3年度前期の終業式。一年の半分を終える「節目」の式です。 明日、明後日はお休みで、月曜日にはまたいつもと同じように学校に来るわけですが、今日と月曜日では、大きな違いがあります。というか、違いがある、ということにしています。 今日は前期最後の日。そして月曜日からは、新しい後期が始まります。 私たちは、毎年、12月31日を大晦日と呼んで一年を終わりにし、次の日の1月1日はお正月と呼んで新しい一年を始めたりします。学年で言うと、3月31日にその学年を終了し、次の日の4月1日からは一つ上の学年に進級します。 連続している毎日にこのような「節目」をつくることで、私たちは、一度立ち止まって、この間の歩みをふり返ったり、次に新しくがんばることを見つけたりすることができます。このようにして「節目」をつくることは、人間の知恵、工夫とも言えます。 今年度4月の始業式の日、新しい学年が始まった「節目」の日。校長先生は皆さんに「自分の心のスイッチを入れて、新しい先生や新しい仲間と一緒に、自分を成長させる一年にしてください」とお願いしました。 その一年の半分、前期が、今日、終了します。 皆さんは、この半年をふり返って、自分で自分を成長させるために、どんなことをがんばったと言えますか。どんなことに挑戦しましたか。どんなことができるようになりましたか。そして自分やお友達のどんないいところを見つけましたか。 この半年の間も、昨年度と同じように、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐために、常にマスクをしたり、密になることを避けたり、予定していた行事ができなかったりと、少し我慢のいる学校生活だったかも知れません。それでも校長先生は、矢野西小学校の皆さんが、ウイルスなんかに負けずにがんばっているところ、成長しているところを、たくさん見つけることができました。 登校班の班長になって、毎日下級生たちに優しく声をかけながら、坂を上ってくる6年生がいます。 昨年度までは宿題を忘れることが多かったけど、新しい学年になって、毎日、欠かさずに取り組むようになった、という人もいます。 今まではちょっとしたことで気持ちが切れてしまって、イライラと人にあたったり、物事を投げ出してしまったりしていたけど、いろんなことをじっくり取り組めるようになった、という人もいます。 2012(平成24)年、万能細胞と言われるiPS細胞を発見し、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥博士がこんなことを言っています。「高く飛ぶためには、思いっきり低くかがむ必要があるのです」。研究が失敗するたびに立ち止まって、ふり返り、課題を考え、また新たに挑戦してきたことが、ついにはノーベル賞受賞につながる発見をした、ということを言い表した言葉です。 各学級でも、担任の先生と一緒に、この半年(前期)をふり返り、さらに自分たちが高く飛ぶ(つまりは成長する)ために、何ができるか、何をしたいかを、よく考えてみてください。 後期には、全校での運動会や6年生の修学旅行、5年生の野外活動、各学年の校外学習など、たくさんの行事を予定しています。矢野西小学校のみんなが後期も更に成長していけることを期待して、令和3年度前期を終業とします。後期も一緒にがんばりましょう。 |
広島市立矢野西小学校
住所:広島県広島市安芸区矢野西四丁目5-1 TEL:082-888-6601 |