広島市立尾長小学校

尾長小オリジナル給食1回目でした!

2月7日の給食は、尾長小学校にいる人だけが食べられる「尾長小オリジナル給食でした。

毎年、この給食のために、6年生が献立を考えてくれます。

例年、各クラスで6年生さんが考えてくれた料理を組み合わせたり、献立として選んだりして、実施していましたが、今年から、1クラス1回の実施ということで、各クラスから献立を選んでいます。

1回目の実施は、岡本学級の献立でした。
「減量ごはん 体育委員長の心のようなイカチリ ちくわとチンゲンサイの炒め物 白菜とツナの冬を感じるはるさめスープ 牛乳」です。

体育委員長の心のようなイカチリは、その名の通り体育委員長が考えてくれました。
「普段の給食では出ないエビチリをイカに変えて、みんなが好きな料理にして、給食の残りを減らすように。」と考えてくれたそうです。
給食ではアレルギー対応のため、エビは使用できません。それをイカに変更したという発想が素敵ですね。
ちなみに、「心のような」というのは、赤い色で心を表しているそうです。

ちくわとチンゲンサイの炒め物は、「和食は日本を代表するものだと思うので、もっと和食に興味を持ってほしい。」という思いで考えたそうです。
炒め物の味つけにしょうゆと砂糖をいうのは、今までなかったので選んでみました。
優しい味とちくわの塩気がよい感じで、ごはんによく合う料理でした。

白菜とツナの冬を感じるはるさめスープは、「白菜との相性が良いと思ったので、ツナを入れました。冬が旬の白菜を入れて冬を感じるスープにしました」とのことでした。
クラスからの感想にもありましたが、ツナを入れるなんて、すごい!と給食室の先生たちも、驚いていました。

給食室では少々、アクシデントも…。

実は…給食室でイカチリのソースを作ったときに「なんか辛い?たまねぎ?しょうが?」と給食の先生と「どうしましょう?」と少し悩んだのですが、揚げたいかと混ぜると、とてもおいしい味になりました。

チンゲンサイや白菜をたくさん使う料理だったので、一生懸命切りました。
9時45分から切り始めて、チンゲンサイ、白菜、観音ねぎ…と切り終えたときには、11時20分でした。

さすが、野菜がたっぷりとれる献立です。


給食時間に、前田学級を訪ねてみると「この給食は今日しか出ないのですか?」という質問を受けました。
「たぶん、今日だけかな。」と伝えたところ、「今日だけ!伝説の給食だ!!味わって食べなくては!」という話になっていました。

片づけのときには、たくさんの人から「おいしかったです。」の声とともに、「いつもの給食にも出したらいいのに…。」という言葉をもらいました。

みなさんに気に入ってもらえて、よかったです。

岡本学級のみなさん。
素敵な献立をありがとうございました。



【給食室より】 2024-02-08 07:23 up!

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